A 回答 (12件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
おしゃかさまことゴータマシッダルタはいちおうアーリア人(白人)ということになっています。
仏像はお釈迦様がなくなってから数百年後にあらわれたもので、お釈迦様のすぐ後の時代は絵や像ではあらわされていませんからお釈迦様の本当の姿とはいえませんが。
この回答への補足
実はシャカ族がアーリアである確信がもてなくなったのです。
ご指摘頂いた後世のアジャンタ壁画などを最近検索してみたのですが疑念が益々膨らんできます。
No.3
- 回答日時:
釈迦ってGotama-Siddhartha(ゴータマ・シッダッタorシッダールタ)っていう現在のネパールあたりの人。
(インド人でもいいのかな。)パンチパーマのような頭髪は螺髪(らほつ)と云い、そもそも「仏像」ですし気の遠くなるほど長い年月が経った事の象徴だったと記憶しています。
別に彼の髪形がそうだった訳ではありません。
アーリア人はインドヨーロッパ語族に属する民族の事ですが、インド人やイラン人などもいるので「白人」を指すわけではありません。
知っているかどうかは解りませんが、「ジーザスクライストスーパースター」などの映画を観てキリストが「アングロサクソン」だと思うようなものですよ、その先生。
No.4
- 回答日時:
黒人説の根拠を、いまだ聞いたことがありません。
ヒンズー教徒の父の下、マカダ国の王子として生まれ、誕生佛の偶像から推察すると、生まれたときは、普通の髪の毛の状態のように、推察できます。つまり、仏像の仏陀は、ゴータマ、シッタルダという人間をそのまま、写実的に表したものでは、なく、黄金のように、光輝いてみえたなど、信者側の感想を形に表したと理解すべきでは?
修行を中断して、山から降りて、スジャータ嬢に会うときの、絵も、まあ、普通の外人が、長髪で、ひげぼうぼうという感じで、後世、絵画に表現されています。また、修行像という彫刻も残ってますが、普通の髪の毛ですが。。。。なぜ、そのようなことを、先生が、おっしゃるのか、?
多分、戦後教育には、宗教が無くなったので、解らないのか、思い込みと思われます。その先生は、現在の年齢で90歳以上なら、戦前の教育を受けられたので、ご存知のはずですが。。。
No.5
- 回答日時:
クシャトリア階級出身ですから、少なくともドラヴィダ系ではないでしょう。
ただしインドの人ですからこのころどのくらい「浅黒い肌のアーリア系」が主流になっていたかはわかりませんが、肌の色が浅黒かった可能性はあるように思います。アレクサンドロスの北インド征服前なので、ギリシア系の可能性は全くなし。また特に他の人と外見が違ったという記述も初期の仏典にはないので、多分当時の一般的なインド人のかんじなのでしょう。アーリア人自身が白人かどうかについては記録からはわかりません。ただしアーリア系の血をひく人で肌の色はインドの黒~浅黒(土着インドとの混血か?)、中央アジアの浅黒い肌(多分にトルコ系の影響)がある一方でヨーロッパのどれほどかはわからないが白人種にもアーリア系の末裔がいるようだという事は言えそうです。もっとも言語を受け継いでいるからといって直接子孫だとは限らないのですが。
ちなみに仏像などに表現されているのはいわゆる仏の三十二相
http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/newmon/hotoke/32s …
で、おっしゃるのはその31ですが、これは書いてあるように髪の毛ではなくあたまそのものがそういうふうになっているのです。
そのうえ、仮にそれがもとは(ニグロパーマ(といういいかたはちょっと。ニグロというのはラテン系の言葉で黒い、という形容詞以外の意味はありませんが、黒人にたいしては差別的な使われ方をする事が多いので私は好みませんが))の如きものであったのが伝説化したとしても、それなら29相は逆に白人だった根拠になりますし、14相や15相はまともに信じるならもう人間の色じゃありませんが・・・・
つまるところこういう表現から一部だけ取り出して何か言うのは学問ではありません。ただのひとりよがりです。
この回答への補足
イラン、マムルーク(トルコ人奴隷)と続くイスラム支配のとき彼らがどのカーストに収まったかで無視できない同化(白色)があったとのでは妄想してしまう今日この頃なのです。
補足日時:2006/03/02 02:06No.8
- 回答日時:
あ、思い出しました。
今、孫悟空って、香取信吾君の孫悟空役で、テレビやってますよね。三蔵法師って男性ってことは、はっきりしているのですが、いつも、映画やテレビに、描かれるときは、配役が女性なんですね。これは、やさしい、包容力のあった人というイメージから、必ず演出作家が、女優にしてしまうのですよね。つまり、名前でも、OO子とついていても、**美ってついていても、たまに、男性で、しかも、本名ってあるんですよね。
まあ、余談ですが。。。。
No.9
- 回答日時:
後世の仏教関係者の解釈と方便が我々の目を欺いていないでしょうか?>>>>仏陀自身は、仮に、世の中が良くなることなら、方便、便法も許されるだろうと述べています.方便品とか、前世教(ジャータカ夢物語)などあります.つまり、釈迦以前に、6人の仏陀がいて、その導きで、7人目が
私だというわけですが、10年ごとのローテーションでも60年、つまり最初の仏陀と釈迦が述べる人は、多分、釈迦自身は、会ったことが無いのでは???・
実はシャカ族がアーリアである確信がもてなくなったのです
>>>アーリア人としたことで、世界仏教として受け入れられたのかもしれませんね.具体的には、正しければ、シッタルダの歯が、スリランカに、骨が、インド、タイ、日本にある訳ですので、DNA検査なり、してみれば????
No.10
- 回答日時:
>時代は下ってはいても当時としては精一杯の時代考証なりして誠実に描いたものではないのでしょうか?
仏像が最初に作られたのは大体一世紀頃であるとされ、釈迦入滅後3~600年たっているわけです。(入滅の正確な年代がわからないのでこういう数字になりますが)
http://www.kosei-kai.or.jp/contents/butsuzo/01.h …
で、それまでは仏塔があって、それに浮き彫りがあった、ということなので何らかの似姿はあったようですね。ただしこれも釈迦入滅直後に作られたわけではないようなのでその絵がどのくらい事実と照応しているかはわかりません。そもそも古代の絵というもの、特に宗教画は写実性というより思想的宗教的表現が濃厚にある場合が多くありますから(一種の呪術的なものとしての絵画)。
伝承というものはなぜか細部だけが妙に詳しかったり、後世の知識で変えられている所がよくあるわけです。
たとえれば、キリスト教の磔刑図でINRIとかいてあるのがそれでしょう。ユダヤの王、とかいう意味のラテン語の略なのですが、実際にこう書かれていたのではなんのことだかわかりません。考証ではもとはIesus Nazarenus Rex Iudeorumと書かれていたかもしれないのが、キリスト教普及後にそういう象徴的な描き方がうまれ、さらに伝統になったわけです。
また仏像はいわゆるガンダーラ美術がそのはじまりで、ご存知のようにギリシア彫刻の仏像です。これは顔もギリシア人です。
またこのころの仏像はむしろ教義にとらわれない自由な、ということは考証より「信実」を重視したようです。
http://www.geocities.jp/butsuzo1220/buddha/html/ …
というわけで「誠実に描いた」のはもちろんでしょうが、どのぐらい伝承に忠実に描いたのか、またどのような伝承があったのかというようなことは謎のままのようです。
少なくとも経典が最初に作られた頃、作った人々は釈迦なる人物は自分たちとそんなに違わない姿形だと考えていたように思います。初期の仏典には姿形に関する記述があまりないのはとりたてて違う所が無かった(とかんがえられた)からでしょう。後の経典になると超人性をあらわすためか、ずいぶん人間離れしたお姿になっていきますが。
そういうわけで仏像はかなり後世の思想や教義を反映した姿になっています。どの部分が仏塔以前からの伝承で、どの部分が仏塔の時代の創作で、どの部分がガンダーラではじめてつけくわえられ・・・・というようなことがわかりません。・・・・実際日本の仏様はみんな東洋人の顔ですしね。そういう意味で似姿ではないと申し上げたわけです。
無論逆に釈迦在世中からの伝承がそのまま反映している可能性もありますが、こういう事情ではこれは当時の事実そのものと断言するのは危険でしょう。
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