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仕事で医療制度について調べています。
初診料や再診料の点数表を見ると病院の規模によって
点数が違います。
素人目には、同じ仕事には同じ料金が払われるべき
ではないかと思いますが、なぜ違うのでしょう?

A 回答 (2件)

診療報酬を定めているのは国です。

ですから、病院の規模によって点数を変えているのは「国がそうしたいから」です。

具体的には、医療費削減の為、少しでも大病院には来て欲しくないし、診療所に行って欲しいのです。初診料や再診料だけでなく、殆どすべての保険点数は、このように「国の意向」によってこんなに判りづらく設定されているのです。

極端な話ですが

病院より診療所の方が初診料が高い→病院の経営者は病院をつぶして診療所にする→診療所はベッド数が20床未満でなくてはならない→国全体のベッド数が減る→国の医療費が減る と、こんな展開を望んでいるのです。

ここで疑問。診療所より病院の方が診察料が安いのならば、患者は皆病院を選んでしまい、逆に診療所は儲からず国の思惑からはずれるのでは?

ということに対し、大病院では保険外に「初診料特定療養費」をとられることとなっています。これは、紹介状を持たない患者が大学病院等の大病院にかかった時に請求される「自費(保険外)」の負担です。で、大病院にかかるといかに初診料が安くても、結局負担は高くなる、だからやっぱり最初は診療所に行って下さい、と、このようなオチになっています。

あまりに極論なので「ありえない!」と思うかもしれませんが、国が力を入れたい部分は診療報酬が高く設定されている、という傾向があるのは間違いありません(他の例:院内処方より院外処方の方が保険点数が高い)
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この回答へのお礼

御礼が遅くなって申し訳ありません。やはり国による需要の調整というものがあるのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/26 09:36

やはり規模によって人材、機器なども違ってくると思います。



大学病院などと街中にある診療所では確かに同じ診察でも料金(診療報酬)は違います。
でも、大学病院であれば専門的な知識のある医師がその専門科で診ていますが、診療所で医師が一人というようなところでは、複数の科を一人で見ているため、高度な専門知識としてはやはり劣る面があるかと思います。
もちろん、そうではない医師もいるとは思いますが・・・。

また、医師の知識が仮に同じだとしても、診断するための機器類などには差があり、大学病院などの大きな病院では最新の機器を導入し、精度的にもかなり高度な検査ができるように整備されているかと思います。

このような点から見ても、診療所と病院の差は歴然としたものがあると思いますし、急病やその他手術の体勢についても差があるかと思います。
このため、床数によってその違いが生ずる点数の違いは致し方ないような気もしますね。

あとは、大学病院などの大病院は都道府県単位で見てもそれほど数があるわけではないですので、普通の風邪でこのような大病院に来られては、重い病気の診断にも差し支えることも想定でき、風邪であっても不安・・・といって大病院を受診されるのを防ぎ、診療所などで対応してもらいたいというのがあるかもしれないですね。
大病院に行けば時間はかかるし、お金もかかるとなれば、まずは診療所で診てもらおうって思いますもんね。
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この回答へのお礼

すばやい回答、ありがとうございます。確かに大病院には専門が違うたくさんの医者が居るので、専門性が高いのかもしれませんね。
御礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

お礼日時:2006/04/26 09:38

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