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GMがスズキ株を売却しましたが、かつての日産の10倍もの負債を抱えていると知り、株を売却したぐらいで何か効果があるのかな?と不思議に思います。
なぜ、そんなことをしたのかよく分かりません。
それ以上に、GMはトラック事業からは撤退して期待できる戦略に踏み込むもうとしてるのでしょうか?
また、スズキがGMと提携していたことで得られていたメリットも教えてください。

A 回答 (1件)

売却額としては2300億ぐらいみたいですね。


スズキの会長さんに言わせれば「ウチを売ってその程度の現金が欲しいならGMも終わりだね」だそうです。
つまりそこまで切羽詰ってるんでしょうね。
GMの事業の収益改善のためにリストラ等再建計画がありますが、リストラするにも退職金など莫大な額が必要ですし、再建費用もバカにならないので、当面のその費用を調達するのが目的だと思います。

スズキが得ていたメリットとしては、他大手企業による敵対的買収から身を守って自社の事業だけに専念できる事。
具体的事業でのメリットとしては、スズキの米国市場戦略で重要なカナダの工場を合併共有していた事、先端技術(燃料電池等)の共同研究をしていた事などです。
スズキは売上を3兆円にして自立する事を目標に掲げてますので、順調に行けば将来的に提携を解消するかもしれませんが、現状だとまだ協力事業部分を単独でやるには資金的にまだ荷が重いという事で事業提携だけは残すようです。

とりあえずこの件ではGMの相当悪い経営状態と、2300億の現金をポンと払えるスズキの健全な経営状態が見えます。
スズキの会長さんも2300億の負担をするにも関わらず相当余裕の態度だったらしいです。
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この回答へのお礼

ふむふむ。かなりGMは切羽詰まってるんですね。とてもわかりやすく説明をしていただいてありがとうございました。なんだか自動車業界は変化が目まぐるしいスピードで起こるのでこんがらがります。これからもよろしくお願いします!

お礼日時:2006/05/02 11:11

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