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ブラックホールに吸い込まれるとなぜ出でこれなくなるのか?

A 回答 (7件)

そもそもブラックホールとは何か?



恒星が死ぬとき、超新星爆発というものを起こす
超新星爆発が起きた後に中性子星というものができる
中性子星は太陽の密度の10^14倍以上もあるといわれている
体質量星の質量が太陽の10倍以上だと星自体が重力崩壊を起こして超新星爆発お起こす
爆発の後には芯が残り、それが中性子星かブラックホールになる
(芯の質量が太陽の質量の2~3倍程度なら中性子星となるが、それ以上大きいとブラックホールとなる)

つまり、ブラックホールは質量が大きく重力も非常に強い
そのブラックホールが空間を歪ませ光までもが吸い込まれる
重力が強い=脱出速度も高い

まとめます
ブラックホールは中性子星に近いものである
非常に質量が大きい
重力が強い
空間を歪ませている
脱出速度が高い
=抜け出すことができない

参考になったでしょうか

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9% …
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既にいろいろな方がおっしゃられていますが、簡単にブラックホールというのを説明します。

以前に掲示板で書いたことと重なりますが、ご容赦下さい。

脱出速度というのはご存じでしょうか? ボールを水平に投げてみましょう。ボールはどうなりますか? しばらくするとボールは地面に落ちてきます。なぜでしょう? 地球の引力があるからですね。(そんなもの当たり前だって言わないで下さい)

ボールをもっと早く投げることができれば、ボールはおちてきません。(正確には落ちているのですが、地球が丸いため落ちてこないのです) これが人工衛星なのです。で、もっと早く投げることができれば、地球をまわることなく、そのまま飛んでいってしまいます。そのとき、これ以上まらば、そのまま、飛んでいってしまうという速度を脱出速度といいます。落ちてくるのはその重力のためですから、重力の強いところでは脱出速度は速くなります。地球表面では秒速11.18km/秒ですが、太陽表面だと617.5km/秒にもなります。

太陽からの脱出速度はすごいものですね。でも光速度は毎秒約29,885km/秒にくらべればたいしたことはありません。だから太陽からでた光は地球に届くのです。

でも、もっともっと重力の強い天体ではどうなるでしょうか、あまりにも強いとついには脱出速度が光速度を上回ってしまいます。こういう星ではどうなるでしょうか? 星からでた光は、また星に戻ってしまうか、永遠に星の周りをまわるだけとなってしまいます。ですからこの星は、光さえも脱出できません。ということは、中のものは外にでることができませんし、外から観測した場合、光でみることはできません。

そうしたら、どうなるでしょうか、外からは全く見えないけれど、いきなりその重力に引っ張られ、吸い込まれてしまうということになりますね。こういうものがブラックホールなのです。

アインシュタインの特殊相対論では、通常の物質は光速以上になることはできません。いえ、いくらエネルギーを与えても光速にすらなれないのです。特殊相対論については、100年以上前に発表された理論ですが、現在の高度な観測技術をもってしても、特殊相対論の正しさが証明されています。

したがって、光ですら脱出できない天体ならば、通常の物質が脱出できるわけがありません。だから出てこられないのです。

なにかご質問があれば私の知っている範囲でお答えします。
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ちなみに, 「ブラックホールとして観測できるもの」の大きさはシュバルツシルト半径*ではない*ってところがややこしい. 実際には, シュバルツシルト半径の 1.5倍以内に「入っちゃった」光が外に出てくることはありません (シュバルツシルト半径の 1.5倍ちょうどで「横向き」に光を出すと, 1周して反対側からその光が見えます).


なお, ブラックホールに落ちたからといってすぐに潰れたりこなごなになるわけではないので, (微妙に) 安心してください. 巨大なブラックホールほどシュバルツシルト半径における重力 (や潮汐力) は小さくなります.
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ブラックホールに吸い込まれるとなぜ出でこれなくなるのか?


理由は以下の皆さんの通りですが、これはわれわれが住んでいる世界(時空間)と同じとしての予想です。時空間そのものが異なっていれば他の時空間につながっているかもしれませんので、出ることができる場合もあるね。
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単純に・・・



1.天体には固有の脱出速度がある(天体の重力等によって決定される)。
2.相対性理論によれば光の速度以上に加速できない。
3.脱出速度が光の速度以上となるような天体をブラック・ホールと呼ぶ。
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吸い込まれても出て来ることができますよ。

というか、出て来られないとは限りません。

「吸い込まれている」という状態は、互いの重力で引き合っている力が反対側方向へ向かおうとする力より勝っていることを意味します。

  外へ向かう力 < 地球の引力

私たちは地球に絶えず吸い込まれています。ここでジャンプしようが、剛速球でボールを空へ投げようが、地球の外には出て行けません。地球の引力の方が強いからです。
しかし、もしボールの投げ出しをどんどん速くていくことができれば、やがてボールは地球に引力を振り切って外に飛び出していけるようになるでしょう。ロケットは外へ出ることができます。現にロケットは地球の外へ出て行ってますね。

  ロケットが地球の外へ向かう力 > 地球の引力

このことは、ブラックホールといえども成り立ちます。ブラックホールに引き寄せられてからといっても、それより大きな脱出速度を出せれば、外に出られるわけです。

しかし、ブラックホールに近づきすぎると、こういっていられなくなります。ある程度以上近づいてしまうと、光でも脱出できなくなります。この距離のことをシュワルツシルト半径というそうです。

宇宙には光より速いものは存在していないことになっています。そうすると、宇宙のあらゆるものがどんなに頑張っても光より速くなることは不可能なわけですから、したがって、脱出することも不可能だというわけです。

  あらゆる物質の外へ向かう力 < シュワルツシルト半径内の引力
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光の速度をもっても脱出が出来ないのがブラックホールです。


なので、この世には光の速度を超える乗り物は無いとされています。

そう、いったんブラックホールの超重力に捕まると出られなくなります。

さて、このような超重力が働くと言う事は、
乗組員はブラックホールによる超加速(G)に体が耐えられません。
なので、出て来れなくなります。

そもそも、機械も体も超重力に潰されるでしょう。
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