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以前すばらしい回答をいただきました。そのなかで、私の興味を引いた一節をここに挙げます。

「おつ」は「おとうと」や「おとる」や「おちる」と同根でしょう。そういうことも考え合わせれば甲乙丙の乙でおつなもんだに謎も疑問もございますまい。

「おつ」と同根の意味が上の例でわかりにくいです。解説をよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

あー、その回答したもんです。



漢字の「乙」には日本語の「おつなもんでげすな」なんて言うときの「おつ」の意味はないでしょう。漢和辞典に載ってない。ならば日本で生じた意味ということになる。

で、日本語にはもともと「おと」という語だか語を成す成分だかがある。この十干にも関わる「きのと」だの「みのと」だのも「おと」を含んでる。「え」と対立する。乙姫と対になるのはえひめ。

>「乙女」、「乙姫」は和語であり漢語ではありません。

なにを当たり前のことを言っているんだか。これは乙字を訓で「おと」と読んでいるということじゃないですか。音のオツと訓のおと、あまりに似てるので、がじゃがじゃしてるだけです。「乙な」のおつはきっともはや音読みじゃあるまいよ、と言っている。

オトヒメとエヒメと、これは年齢の違いだけでしょ? どっちがいい女かは分からない。別にオトヒメだって女としてオトってるわけじゃない。そんな言葉だから、「おつなもんでげすな」なんて表現が生じたのだろう、と言おうとしたのがあの回答です。

ただ他の回答がね、そろいもそろって「おつなもの」の意味するところについて質問者が大々的に誤解してるのをなぜか正そうとしないもんだから、こちらもそっちに急になっちまってこっちで大々的に舌足らずになったということです。でもまあ、よく読んでもらえば、私だって「オツ」を乙の音読みと思っているわけではないと、いや、だって誰がそんなこと思うんです。甲乙丙ですよ、なにせ。

念を押しておきますけどね、「乙なもの」というのは、二流のもの、傍流のもの、つまり劣ったものの中からあながち貶めるにはあたるまいよ、と押し戻すときの言い草です。言い草、というくらい、下司っぽい響きもあるという。蒼天に白頭を聳やかす富士の嶺の勇姿を見て、「おつなもんですなあ」なんて言う奴はいない。四囲の山々を埋めて満目に燃える紅葉を見てそんなことを言う奴もいない。お間違えなきよう。
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この回答へのお礼

わあ、馬の口からじかに論説を拝聴するこの贅沢さよ!その慌てぶりがまた実にかわいいです。こういう回答を読むのも、おつなもんですなあ。贅沢な気分を味わわせてもらいました。またよろしくお願いします。

お礼日時:2006/06/17 13:01

#1さんの回答通り「おと」と発音する場合は訓読みで 意味(訓義)は (1)小さい (2)かわいらし (3)妙な、変な と言う意味です。


日本で一番権威のある大修館の漢和辞典でも確認しました。 「乙女」、「乙姫」は和語であり漢語ではありません。

「乙なものだ」はどうして「甲」ではないの の時にも説明しましたが、ネット辞書にも載っています。
(辞書の説明を間違いだと、言われる方もいらっしゃいますが・・・)
以下を参考にしてください

http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=0243100 …

http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?index=0272850 …
 
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わかりにくいはずです。


「オツ (乙)」 は漢語 (音読み) で、 「おと (乙 ・ 弟)」 は和語 (訓読み) です。同根ではありえません。

「乙 (オツ)」 には 「二番目」 という意味があり、 「おと」 の 「(上下の) 下」 (大野晋 『日本語の年輪』) という意味に通じるので、 「おと」 という和語に 「乙」 という漢字をあてたまでです。

漢語と和語の意味が通じるという点では、引用の説明のいわんとするところはわかるような気もします。
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