アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

家内が認知症で特養に入所していますが、胆摘手術のために急性期の病院に入院させたことがあり、徘徊のおそれありということで家族の泊まりこみ付き添いが求められました。2週間でしたが老老介護の身には辛いことでした。
 付添婦が廃止されて病院の職員のみで看護をしなければならなくなったのですが、看護態勢が万全はないからです。
 一方、介護保険でヘルパーを派遣できるのは、在宅介護に対してであって急性期の病棟に対しては対象になっていません。これは医療と介護の狭間の問題です。
 最初は介護保険からヘルパーをという線で考えたのですが、やはり医療機関の整備が本質だと思うようになりました。しかし、病院にも経営上の問題などもあって、すべての病院で直ちにとはいかないようです。
 もし又家内が急病にかかって入院ということになったら、再び付き添いを求められるのではないかと危惧しているところです。
 このことに関して改善の訴えのためにホームページを立ち上げています。当初は多くの方のご意見を頂いたのですが、私自身どう進めてよいのか分からず停滞しています。ご意見を頂ければとここに質問しました。

A 回答 (4件)

たびたび失礼します。



結局は、病院側の「家族(代理人・後見人)に対するインフォームドコンセント」が不充分なことの問題ですよね。
あたかも義務があるかのように錯覚・錯誤させる、あるいは欺罔している事実の存在。
(ちなみにインフォームドコンセントは医療法に規定されています。)

制度制定云々というよりは、このような場合には、民法や刑法等が法制度的には既に対応していると思われます。

求めるのでしたら、違法行為をおこなう病院を保健医療機関から除外する とか、
看護体制が整っていない医療機関を、患者側で簡単に判別できるような掲示を病院入り口におこなうことを義務化する、
認知症対応病棟の整備を促す 
等でしょうか?

一般病棟ではなかなか対応は難しいのが現状です。だからといって違法に家族を使って良いことになりません。

きちんと看護できない病院を入院先として選ぶかどうかの「選択をする権利」を患者様やその代理権者は持っているのに、それが ないがしろにされている問題。

病院側の違法行為は放っておいて、事実行為として「介護者をどうする?」という方向では、今後の進め方は足踏みしてしまうと思います。

具体的に云々ではなく、マスコミ(NHK・報道ステーション等)にコンタクトを取り、社会問題の提起として動いてみるのは有効だと思います。世論が盛り上がれば、病院側も少しは違法行為を自重するでしょう。

余談ですが、認知症患者様の認知症状治療のため というか、患者様・ご家族両方にとって良い状態を築くための入院の場合は、ご家族に説明・同意のうえで「一緒に居てもらう」場合もあります。この場合と御質問の場合とをマスコミが区別せず、一緒くたに問題視されては困ってしまいます。

がんばってください!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧な解説、ありがとうございます。
インフォームドコンセントが不十分だったな、ということは今になって理解できるようになりました。患者・家族としても説明を求めて、より良い方法を医療機関にとってもらうことを考えてみることもできたかも知れません。
法的にはすでにカバーされていて、従わないのは医療機関の責任だということですが、患者の方は基本的に無知で弱い立場にあります。
もし同じようなケースになった場合、今度はいくらか知識もできたので病院側にある程度の申し入れをすることが出来るかも知れません。
同じような立場に立たされた無力な家族に、いくらかでも仰られているような知識を持ってもらえば、すこしでも良い対応ができるようになるのではないでしょうか。
そのような意味で、今度できた地域包括支援センターなどが力になってくれることを期待したいのですが、設立の目的がやや違うようなので、容易ではないと思います。
社会問題の提起としてこのような考えを含めて動きが起こればよいと思いますが、力になっていただく方はないでしょうか。

お礼日時:2006/06/20 22:32

地域包括支援センターは仰るように、介護予防関連とケアマネの第三者評価などを目的に創設されたので、私もちょっと違う気が致します。


それよりは'89ゴールドプランによって制定された「普通の居宅介護支援センター」や、「保健所」の業務範囲かと存じます。

どちらにしても、個別事案としてではなく社会問題提起でしたら、マスコミあるいは関連学会への意見発表が必要だと思います。

社会福祉士団体がもっと自分から問題提起→活躍してくれると良いのですけどね。

とりあえず簡単なところで、新聞の投稿欄の利用は如何でしょう。ご健闘をお祈り致します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

制度を変えることは難しいことです。
現制度の中で何とか対応してゆかなければなりませんが、それには当事者に問題点を知ってもらうことが必要です。しかし、私がそうだったように介護中の老人は何も知りません。

付き添いの体験をしたときに、朝日新聞の「声」に載せてもらったことがあります。

その後私のホームページを見て、朝日新聞とNHKの記者の取材があったこともありますが、みな尻きれトンボになってしまいました。

お礼日時:2006/06/26 06:09

#1です。

こんにちわ。

「病院側には家族付添を求める権限は無く、貴方は“付添のお願い”を断る事が可能である」ということを、キチンと把握しておく必要があるかと存じます。

いい関係を崩したくないからとナァナァで済ませ、結果、御自身が身を削るような不利益を被っている状況なのではありませんか?

法には「権利の上に眠る者を保護せず」という原則があります。
断る事ができるのに、それをしないで他に原因・責任を転嫁する方向に論点をすり替えているようでは、「求めるもの」を制度的に容認させる(=改正や新制度制定等を促す)のは難しいでしょう。

もし仮に、介護保険の身体介助で、ヘルパーが院内付添可能となったとします。身体介助ですから保険者からの出費は(アバウトに)4500円/1時間です。
アルバイト看護師の時給は、(有能なNs.の夜勤等を除外すると)かなり良いところでもその半額程です。

制度的に言って、ヘルパーの利は「ナースより労働力として安価である」ということです。この点があるからこそ、在宅(施設を含む)療養でご家族のレスパイト確保の為に、ヘルパーが活躍してくれているのです。
看護師の職能団体のように「訪問看護の単価をもっと上げてくれ」なんてことを言っているようでは、実際の介護現場は、介護者の負担を減らす方向には進んでいきません。

病院側の不完全債務履行  権利を行使しない御家族

制度云々よりも先に、まずは「私には無理です。毎日付添う事は難しいです。」とはっきりと口に出し、病院に任せることが最初のように思います。

病院と施設の関係が密のようですので、かえってそれがプラスの効果をもたらす感じがしますよ。
――貴方が付き添い出来ないとなると、「じゃあ、当院では入院継続はできません。」と言われたとします。そうなると、患者様=貴配偶者様は施設に帰らざるを得ません。現在の身体状況等が「本来、入院しているべき状況」なのであれば、施設側では退院して戻ってくる事を躊躇するでしょう。そして、病院に対し「頼むから病院で看ててくれよ。」と見解を伝えることになります。そして双方が話し合って、どうするのかが決まります。

病院のケースワーカーや、施設相談員、ケアマネ、(医療保険保険者他)に、このお話はされましたでしょうか?
どちらにしても、「貴方が負担を負う必要はない」事例だと思います。

『サーカスの象』という童話(?)をご存知でしょうか?
子象の頃、「足枷によって、いくら逃げ出そうとしても叶わない」という経験を積んだ象は、大人になって身体が大きくなり力持ちになった後でも、その足枷を付けられていると逃げられない と思い込んでいるそうです。

老―老介護者の身体的・精神的御苦労は、頭の中では理解しているつもりです。(私の患家で心中未遂事件が起きる事も稀ではありません。)

少しキツイ言い方をしましたが、介護はゴールの見えない長期戦ですから、あまり貴方がお一人で抱え込まないよう願っています。
お身体御自愛になり配偶者様と共に健やかに過ごされますやうお祈り致します。

この回答への補足

私の場合、言われるままにはいそうですか、と従ってしまいました。
後になってだんだん知恵がついてきた訳ですが、世の中にはそういうケースは多いと思います。
認知症患者の急性期病棟への入院で家族の付き添いが求められるのは入院患者の数%ということで、そのこと自体はマイナーなので知らない人が多いと思いますが、体験した人は苦しい思いをしています。
そのようなことから、個人個人、ケースバイケースで対応をということではなく制度として、何も知らない人を保護して欲しいというのが私の願いです。

補足日時:2006/06/11 21:33
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧なご回答有り難うございます。
無知だった私は、最初は当然ヘルパーに来て貰えるものと思っていました。しかし、そこに医療と介護の狭間があることを知りいろいろと調べているうちに、医療機関の看護態勢の充実が本筋だと考えるようになってきました。
そこで、充実している病院についての情報や、患者家族に対応の仕方を教える相談窓口として、今度発足することになった地域包括支援センターが適任ではないかと思うのですが、センターは在宅介護についてのケアプランなどを行うことになっていて、入院付き添いの相談などは考えられていないと思います。しかし、「被保険者の心身の状況、その居宅における生活の実態その他の必要な実情の把握、保健医療、公衆衛生、社会福祉その他の関連施策に関する総合的な情報の提供、関係機関との連絡調整その他の被保険者の保健医療の向上及び福祉の増進を図るための総合的な支援を行う事業」ということが謳われていますので、利用者からの盛り上げで可能ではないでしょうか。

お礼日時:2006/06/11 21:56

仰る問題は、病院側の「債務の不完全履行」です。


入院者に充分な看護が出来ない事についてでしたら、やはり「ナース増員を求める」のが正しい方向性だと思います。

>付き添いが求められました
病院側からの「任意付添のお願い」を「要請=家族の義務・責任」と捉える必要は全くありません。断っても全然構わないのです。医療機関側からのお願いなのですから、付添分の時給総額を請求するのも可能です。

もし、家族に責任があるような説明を病院側がおこなったのであれば、家族に対する時間的身体的侵害であり、詐欺や強要・脅迫などとして刑事告訴もできるでしょう。


この件に関して、厚生労働省に請願するのはあまり意味が無いと思います。
当方、ヘルパーの吸引行為実現に関して、ALS協会とは別行動で法解釈を雑誌や学会で述べましたが…厚労省の見解は基本的には昔から何も変わってはいません。

我が国では、行政・司法・立法の三権は分けられています。正しいか間違っているかの判断を行うのは司法です。「行政」ではありません。
行政判断は行政サイドの見解の範囲内でしか変わりません。つまり行政に話をしても、回りくどいばかりで、大した効果は得られません。
変えたいのであれば、何処かの医療法人を相手に、とりあえず民事訴訟でも起こし、判例を作ってみては如何でしょう?

いい加減な現状を少しでも変えていける様、頑張ってくださいね。応援しています。(私も身近に同様の事例があれば阻止するよう務めます。)

この回答への補足

確かに厚労省に質問しても何らの回答を得られませんでした。
民事訴訟と言われますが、家内を預けている特養と病院との関係もあり、HPでも病院名は伏せております。公になったら特養を去らなければならないかもしれません。特養は現在良く看てもらっていますので、良い関係です。利用者は弱い立場なのです。

補足日時:2006/06/10 07:14
    • good
    • 0
この回答へのお礼

KAAZさんご回答ありがとうございます。
確かに病院側で態勢を整えるべき問題ですが、今朝の新聞にもありますように診療報酬の点数の問題から病院経営が苦しくなって病床を閉鎖するような方向もあるようです。
私のような高齢になった個人としては、不安を訴えるだけしか方法がありません。

お礼日時:2006/06/10 07:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!