アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

エレベーターが落ちた時に、バネ?緩衝材?みたいなのが下にあると聞きましたが、もし、50階からワイヤーが切れて、エレベーターが落ちたとしても、乗っている人は大丈夫な様に設計されているのでしょうか?

A 回答 (6件)

エレベータが落ちる場合はブレーキが効かないだけでなく、ギアの破損、軸の切断、ワイヤの切断、制御の異常など想定できます。

これらが発生したときに独立して(電源が無くても、制御しなくても)動作するのが安全装置です。
http://www.n-elekyo.or.jp/square/elevator_04.html

エレベータの安全装置は最後の歯止めです。自由落下した場合にエレベータの昇降路(鉄骨)を噛み込むような金物が飛び出してくわえ込みます。この装置は数回使用すると昇降路やカゴ自体も破損されてしまいます。アメリカでは実際に墜落させ1回使用して動作するか検査すると聞いています。

http://shippai.jst.go.jp/fkd/Search?fn=1&dt=2&op …

ワイヤーは切断しないように設計します。(ワイヤーの規格が決まっていて、JIS規格で製造したものを定格荷重の2割の荷重で使うことで一定期間の切断の確率をほぼゼロに出来る)
さらに使用頻度、環境を考えて年数回の点検をして必要に応じて交換します。
ワイヤーは細いピアノ線(はがねでつくった硬い鉄線を何十本とまとめていますが、1本が伸びたり切れても検出できるようなセンサーで点検します)

従って点検技術の無い会社、モラルの無い会社に保守を任せることは致命的です。点検者はエレベータの箱に貼ってあるのでわかります
http://www.crane-club.com/crane/structure.htm

最上部と最下部にはばねが付いていますが、これは通常の停止ができずにオーバーランした場合のためのもので、落下の際には効果がありません。

なお、落下防止装置は昇降路やガイドレールを使用して停止させるものなので、地震でビルがゆがんだりすると働かない可能性があります。

参考URL:http://www.n-elekyo.or.jp/square/elevator_04.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

分かりました。勉強になりました。ありがとうございます^^

お礼日時:2006/07/15 21:23

#4さんが書いてらっしゃるように、そもそも下まで一気に落ちないように安全設計するのであって、一気に下まで落ちたら、緩衝装置など全く無駄です。

物理学的に考えれば、箱の中にいる人は50メートル自由落下したのとほぼ同じ運動エネルギーを持っていますから、たとえエレベーターが無事に着地したとしても一瞬でこのエネルギーを(ま、慣性力ですが)0にしなきゃなりません。まあ無理ですね。
通常の上昇下降ではこのエネルギーを少しずつ人間の体に吸収させているのでそこまでの衝撃にならないだけです。つまり単位時間当たりの衝撃の問題なんですね。
ついでながら、ジャンプすれば、っていうのは(仮に箱がつぶれず、またエレベーターの天上にぶつからないとして)50メートルジャンプできるだけのエネルギーがないと完全には相殺されません。そんなことは人間には出来ませんから、ほぼまともに衝撃を受けることになります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。ついでながら・・・からの下りの部分が良かったです^^

お礼日時:2006/07/15 21:24

こんばんは~。


専門家ではないのでテレビなどからの情報になりますが、ご了承くださいね。(^-^;

>50階からワイヤーが切れて、エレベーターが落ちたとしても、乗っている人は大丈夫な様に設計されているのでしょうか?
もちろん大丈夫なように設計されているでしょう。
エレベーターはワイヤー1本でつられているわけではなく、さまざまな安全装置が取り付けられ、もし万が一エレベーターの箱 (人が乗る部分) が落下するような自体になったとしても一番下まで落ちないようになっています。

>バネ?緩衝材?みたいなのが下にある
この話は聞いたことがありますが、安全装置のメインとなるものではないでしょうね。バネだけで受け止められるとは思えません。
あくまで他の安全装置が働いてもなおかつ止められない場合に、最後の手段として、エレベーターの穴の一番下に緩衝材としてつけられているのではないでしょうか。

このバネの安全装置の他にわたしが聞いたことのある安全装置は…

・エレベーターの箱はワイヤー1本で釣られているわけではなく、まわりを4本の支柱などで支えられていて、ワイヤーが切れた場合などはその支柱と箱の間を埋めるように装置が働き、その摩擦で落下を防ぐ。

・エレベーターの最大積載量と同じ重さの重りが、箱に連結されていて落下を防ぐ。

のようなものです。

ある海外の番組で「エレベーターが落下してしまったとき、箱に乗っているひとが箱が一番下に激突した瞬間にジャンプすれば助かるか」という検証をしていたときに、わざとエレベーターを落下させていたのですが、エレベーターには安全装置がたくさんあるのでその安全装置を全て切って落下させるのはすごく大変な作業だといっていました。そのときに切っていた安全装置で紹介されていたのが、上の2つの安全装置でした。

このように安全装置がたくさんついているので、映画のように「エレベーターが下まで落ちてしまう」ということは、なかなかないようですね。もしワイヤーが切れてしまったとしても、安全装置が働き途中で止まるでしょう。

余談ですが、先程の「エレベーターが落下してしまったとき、箱に乗っているひとが箱が一番下に激突した瞬間にジャンプすれば助かるか」という検証の答えは「助からない」でした。
乗っているひとがジャンプしたとしても、箱自体がジャンプしないので、箱は地面にたたきつけられ、その箱の中にいるひとはその箱の残骸に押しつぶされてしまいます。

以上、憶測がかなり多いですが少しでも参考になれば幸いです。(^-^;
    • good
    • 0

大抵はまずある一定の速度を超過した場合に、レールを挟み込んで制動させるブレーキが存在します。


ですからあれは保険のようなものではないでしょうか?
専門家ではないので、わかりかねますが・・・(汗)

非常時の制動装置の基準については、ここに書いてありました。
http://www.mitsubishi-elevator.com/jp/html/plann …

ファイルが読めないときは、こちらでソフトをダウンロードしてからどうぞ。
http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/readste …
    • good
    • 0

少々強力な緩衝材は役に立たないですし、超強力なバネは中にいる人が危ないです。


自由落下のような異常な速度になったときに、側部に物理的接触をおこない減速させる機構の付いたエレベータがあるというのは聞いたことがあります。
    • good
    • 0

こんにちは。


実際にワイヤーが切れて落下した場合、ばね等の緩衝装置で安全に受け止めるのは無理でしょう。

確か、ワイヤが切れると、エレベータの横から棒みたいな物が飛び出して、通路の骨組み(落下防止用のはしご状の物)に引っかかって落っこちない仕掛けにしてるはずです。

確か、エンパイアステートビルに爆撃機が突っ込んで、エレベータのロープが切断され、落下した事故を契機にこの仕掛けは出来たと聞きました。

今回、落下事故もおきてるようなので、昔の安全装置は今はないのかな?というのが一番不思議です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!