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蛇は必ず蛙の後肢から呑む、頭から食べることはない、と南方熊楠が名高い十二支考で書いています。度重なる実見に基づくとのことですが、本当でしょうか? もし本当なら理由はどういうことが考えられるでしょうか? ちなみに鼠は頭から呑むとも書かれていました。

A 回答 (6件)

No.4です。

誤解があるようなので‥‥‥。

最初の参照URLに書かれている「頭から食べるのが普通」は、カエルを対象とした記述ではありません。そもそもカエルは皮膚呼吸をする生物ですから、「絞め殺す」ことはできません。

No.3の方が書かれているように、カエルの唯一の武器は強い後肢のキックです。逃げ場がなくなれば、キックで応戦するしかありません。

ヘビにとっても、有効な武器は咬み付きだけなので、とにかく射程距離に入った部分に咬み付き、抵抗力が弱まったと感じればそのまま飲み込みます。口を離した隙に逃げられたら、再び捕まえられる保証は無いからです。

というわけで、反撃力のある大型のカエルの場合、ヘビが後肢から飲み込むのは稀ではありません。しかし「頭から食べることはない」というのは誤りです。
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。

>カエルを対象とした記述ではありません

レプタイルズ・ケイジの「カサントウというタイワンのヘビがカエルを食べているところ。どうしたわけか後から食いついてしまい、飲み込むのに難儀しております」という記述を見ると、蛙も頭から呑むほうが多いという認識があるように思われますが。

>カエルは皮膚呼吸をする生物ですから、「絞め殺す」ことはできません

肺呼吸と皮膚呼吸の比率ってどれくらいなんでしょう? 肺のほうが働かなくなっても蛙って平気の平左なのでしょうか? 私、病気で血液が異常になって、内的な呼吸効率が落ち込んで死にそうになったことがあるんですが、同様のことが起こりそうな気もします。それからまた毒蛇は話が別でしょうし。

>抵抗力が弱まったと感じればそのまま飲み込みます

#5さまは、器用に回して頭から呑む、という観察をなさってます。ご意見がわかれてしまいました。

お礼日時:2006/06/15 22:07

どちらから飲み込むかという話ではないのですか…


「蛙はやはり蛇に睨まれるとフリーズしてしまうのでしょうか。」というご質問の回答です。

飼育下の場合にはそんなことはありません。蛙やネズミを餌として飼育していましたが,餌はかなりの期間に一匹入れるだけなのですが,蛇が餌を飲み込むところがみたくて,他の研究室の学生が短期間に餌を入れますと,カエルやネズミが蛇などいないかのように運動会のごとく飛び跳ねて満腹の蛇はきわめて迷惑そうに角に逃げ出します。あまりにいつまでも食べられないものですから餌の方が餓死して飼育箱から捨てたこともたびたびでした。

飼育していたのはアオダイショウ(と思います)ですが,脇にかみつきましても飲み込む際には器用に顎を左右に動かし頭から飲み込んでいましたね。飼育下ではゆっくりとお食事時間がとれるからでしょうか???参考になりましたなら。
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この回答へのお礼

再びのご回答ありがとうございます。

なるほどなるほど、そういうものですか。フリーズしませんか。じつによいことを教えてくださいました。でも蛇に睨まれた蛙、なんて成句にまでなってるくらいだから、基づく事実もないわけじゃないんでしょうけど。

それとやっぱり頭から呑むほうが理にかなってるみたいですね。

お礼日時:2006/06/15 13:25

特に決めているわけではないようですね。



お尻からカエルを食べるヘビ
http://perenty.air-nifty.com/reptiles_cage/cat43 …
(ページの上から1/4くらいのところ「カエルを食う!」参照)

頭からカエルを食べるヘビ
http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~inoue/NNM/hatyuur …
(7.ヤマカガシの「(4)カエルを食べる」をクリックしてください。画像の直接リンクはマナー違反なので。)

要は食べれればいいよ!というところでしょうか。でもやはりお尻から飲み込んだ場合は、途中で足がつっかえて後悔するみたいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。一つ目のリンク先、とくに面白く読みました。綺麗ですねえ、タイワンアオヘビ。

真ん中やや下寄りにある「ヤマカガシの食事」という写真、これがきっと熊楠がよく目にした状態なのだろうと思いました。

このレプタイル・ケイジの記事に頭から食べるのが普通とあります。逆は珍しいから印象に残り、昔の日本(農薬導入以前の)には蛙が山ほどいたので、そういう例外も目につきやすかったということかしら…。

お礼日時:2006/06/15 13:17

私の家の庭で、ヤマカガシ(毒蛇)VSニホンヒキガエルの一時間以上にわたる激しいバトルが繰り広げられた事があります。


私はどちらが勝つのか観戦していました。
ヒキガエルは必死で脱出しようとして巨大な体を武器にヤマカガシを押しのけようとし、キックを入れます。
ヒキガエルも一度見つけた獲物をのがすまいと、一度きついキックを入れられますが、唯一の武器である毒で、
しだいにヒキガエルは力尽きて行きますが、
長時間のバトルのせいか、ヤマカガシの方も噛み付く力が弱り始めましたが、
最後、毒と噛み付きのダブルパンチでヒキガエルは力尽き、
尾の方から飲み込まれてゆきました。
あまりにも巨大なため前足を口から出したまま森へと去って行きました。
というように、話は長くなりましたが、私の見たときはお知りから攻撃してゆきました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ふむふむ、逃げようとするものは尻から呑むのが道理ってものですものね。

二十年ほど前、タイの南の島へ遊びにいったとき、小さな黒い蛇が大きな緑色の蜥蜴を呑みつつあるのを浜へ出る小道のわきに見つけました。しばらく眺めていましたが両者すでに死んだかのごとく微動だにせず、いっこう事態に進展がないのに飽きて、泳ぎにいってしまった。あれは頭からでした。

お礼日時:2006/06/15 11:01

ヒキガエルのような大きなかえるを飲み込むときは足からですね。


ヒキガエルの系統でブクタと言ってましたが毒を出すものがいます。
その関係が有るかもしれません。
大きなかえるは頭にかぶりつけないのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

熊楠は近在の一村落における共通認識としてこの話を耳にし、爾後観察に勉めたとのことです。ちょっと写します。

「西牟婁郡水上といふ山村で聞いたは、トチワビキといふ蛙、むかし日本になかつたが、トチワの国より蛇に乗つて渡り来たる。報酬に脚をやらうと約したに今もつて履行せず。蛇恨んで出会ふごとこの蛙を食らふに、必ず脚より始むといふ。その蛙を検するに、どこにもあるトノサマガエルだつた」

それはさておき、哺乳類の分娩が一般に頭を先にして出てくるのの逆ってことでしょうか。でも熊楠の観察によれば、亀は蛙を啖うとき頭よりするそうです。亀の口は蛇のほど開かんですよね。

お礼日時:2006/06/15 10:50

何匹かヘビをかつていたことがありますが,全て頭から呑み込んでいました。

何かの間違いでは…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

すべて頭ですか。ということは、蛙はやはり蛇に睨まれるとフリーズしてしまうのでしょうか。熊楠は現実に蛇にそういう眼力、ファシネイションがあると言っています。それと脚から喰うのは矛盾するように思ったので、質問させていただいたのですが。

お礼日時:2006/06/14 19:43

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