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本に対していろいろな作品賞ってあるじゃないですか?芥○賞とか直○賞とか。

なんかこういうのって昔から凄く重みを感じるんですよ。読む前から。それで期待していざ読んでみると、「は?」とか「なにこれ?」ってのが多いんです。
どこが面白いの?どこで感動するの?みたいな。
もちろん全部とは言いません。それなりに楽しめたのもありました。

石原慎太郎さんが選考委員で、「該当作品なしにしたい。」みたいな事言ってたときは同感でした。

なにも偉ぶる気はないんです。素直につまんないんです。感動できないんです。
「あの程度の内容で印税生活?映画化?」っておもってしまうんです。

あえて作品名や著者名は書きませんが、ここ数年のいわゆる話題作、受賞作はほとんどつまらないです。(「沖で待つ」はおもしろかった)

ちなみに好きなジャンルは歴史物ですが現代小説も純文学も好きです。誰か賞の基準とか、受賞の要因とか知っている人教えてください。

A 回答 (5件)

こんばんは。

僕の大好きな書評家の大森望さんと豊崎由美さんの共著「文学賞メッタ斬り!」をお読みになってはいかがでしょうか?各文学賞の選考委員のことや格付けなどがかなりの辛口(というか毒舌?)で語られています。

参考URL:http://media.excite.co.jp/book/metta/
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この回答へのお礼

こんな本があるとは知らなかった!
メッタ斬り大賛成です!

ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/17 10:08

直接の回答でなくて恐縮ですが、下記の作品をお読みになってみてください。

何か感じるものがあるかも・・・。

筒井康隆著:大いなる助走(文春文庫)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167181142/25 …

上記作品の映画化:文学賞殺人事件
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18061/index …

もちろん、フィクションという体で書かれた(創られた)モノですが、なんとなく「ありそうなことだな」と思わせる作品でした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

筒井先生の断筆宣言は賛成でした。「大いなる助走」を今度読ませていただきます。

お礼日時:2006/06/17 10:06

直木賞作品、つまらないとは思わないけど。


賞自体に権威は感じないなぁ・・・。
ただ長々続いてるだけって感じです。

で、賞を取る要因として「出版元」がありますね。
もちろん、絶対的ではないですが。

直木賞は、圧倒的に文藝春秋社の作品が強いです。
具体的なデータでは、平成に入ってから、文藝春秋社の作品が
候補にならなかったことは一度も無いです。
さらに、ここ4回連続で文藝春秋社の作品が受賞中。
芥川賞も目立たないけど、同社発行の「文學界」という雑誌に
掲載された作品が多く受賞しています。

これは、直木、芥川両賞は、文藝春秋社の創始者である菊池寛氏が
創設したもので、昔は文藝春秋社が主催していた賞だったため
今でも文藝春秋社の作品が強いのです。
ちなみに現在でも、候補作を決めているのは、同社の社員だとか。
それを、お偉方の先生が読んで、受賞作を決める。
よって、最終的にはお偉方の先生たちの判定になるはずんですけどね。

ちなみに、他の賞でも山本周五郎賞は新潮社が強いとか、いろいろあります。
結局、主催している出版社の作品が強いってことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
こういう分野には政治的な力は働いてほしくないですね。読者は出版社なんかどこでもいいのにね。

お礼日時:2006/06/17 10:03

純文学って、「面白くてはいけない」という伝統があるみたいです。


もちろん純文学の作家が全員そう考えているわけではないでしょうが、面白おかしく書いたらいかん、と考えている人も中にはいるらしい。

私の知人も「芥川賞受賞作を読んでも面白くない」と言っていましたが、「そりゃそうでしょう、純文学なんだから」と言ってしまいました。私の偏見かもしれませんけど。

直木賞のほうが“楽しめる”作品が多そうなイメージがあります。
とはいえあまり読んでないので、分からんのですが。

玄人好みと一般大衆的読者の評価基準が違うんじゃないでしょうか?
何をもって面白いとするか、よく描けているとするか、などなど。ウケるものが違う。
売れてる作家と受賞作家は違ったりするでしょう。
村上春樹なんかもらってませんよね(笑)

それと、いくら世の中で傑作と呼ばれたりベストセラーだったりしても、「自分の好みには合わない」ということが小説には往々にしてあります。
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この回答へのお礼

>いくら世の中で傑作と呼ばれたりベストセラーだったりしても、「自分の好みには合わない」ということが小説には往々にしてあります。

そうですよね。
自分の感受性をを疑いましたが、自信を持って自分本位で読むことにします。


>純文学って、「面白くてはいけない」という伝統があるみたいです。

面白くなくても、なにかしら心をえぐってほしいですよね。


ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/17 10:00

本を読むのが好きな一般人としての回答です。



賞の基準は、芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学というのはご承知の上だと思います。

要因は、選考委員の発言の通りと言いたいです。

と、模範的な回答をした後の推測です。
該当作品をなしにすると、出版社は本が売れなくて困ります。
それに尽きると思います。○○賞受賞と帯のついた本が
平積みされていると手にとって読みたくなると思います。
しかし、毎月膨大な数が出版されている現状で
バックアップ無しで、表に出てくることは、難しいと思います。

それとご指摘の文学賞は、新人の登竜門なので
洗練されすぎて、新人らしからぬ、大ベテラン向けのものではないというところも関係していると思います。

余談ですが、私が通っている大学の先輩が受賞したとの事で
手にとってみましたが、意味がわからなく、受賞理由も腑に落ちなく
もう、しっちゃかめっちゃかでした。

駄文失礼いたしました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

帯に騙されて落胆したことが何度あったか・・・。
過度の期待はせずに読むようにします。

お礼日時:2006/06/17 09:56

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