いちばん失敗した人決定戦

こんばんは。
半導体会社の研究所に勤務している者です。
熱分析のデータについて、分からない点があり、困っています。


熱分析のデータにおいて、熱重量における階段状のノイズが見受けられます。その原因を追及しています。
一つには、部屋の中での振動があると思うのですが、
それ以外で、階段状のノイズが出る原因って何が考えられるでしょうか?

お分かりになる方、是非、書き込みをお願いします。

A 回答 (2件)

>一つには、部屋の中での振動があると思うのですが、



仮にそうであれば、アルミナなどのスタンダードを測定する際にもノイズがであるはず。また、熱をかけずに室温で走らせてもノイズが観察されるはずである。TGは確かに振動に弱いが、装置が載っている実験台の引き出しを激しく開け閉めしたり、実験台の上でロータリーポンプを回したりしない限り、そんなに影響は出ないと思うが。

試料全量に対する表面積が小さい場合には、気化がスムーズに行かずに試料が飛び散る場合がある。試料が固体の場合や粘度が高い液体の場合にまれに起こる。そうゆう場合は試料量を減らして分析してみると良い。

また、ガス流量は一定だろうか? 配管内部特に排気側が汚れており、ガス流量が一定で無いなどということは無いだろうか?

そして、測定途中で試料が分解していたりしないだろうか?

また、装置内部に前の測定の残渣がこびりついている場合、思いもかけない分析結果となるケースがある。スプーンの部位だけでなく、思いもかけない部位の汚れが悪影響を与えることもある。測定開始直前に装置をしっかりと空焼きすることも大切なことである。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
非常に参考になりました。

お礼日時:2006/07/20 23:32

試料の形態にもよりますが,内包していた気体が一気に放出されたとかはありえます.

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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2006/07/20 23:31

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