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よくビタミン剤の表にビタミンKを多く含む食品で
納豆が入っていますが、
ビタミンKとは、本来、血液凝固作用ですよね?
だから、抗凝血薬のワーファリンと相互作用があるんですよね?
でも、最近、納豆は血液をさらさらにすると
いわれてますよね?

どういうことですか?
理解不能です。。。。。

A 回答 (2件)

■納豆に含まれるビタミンKについて


納豆には100g当たり約345μgのビタミンKが含まれています。また、納豆菌が腸内でビタミンKを産生します。ビタミンは、発見された順番にA、B、C・・と名付けられてきましたが、ビタミンKの「K」は、血液凝固の意味のドイツ語「Koagulation」の頭文字から名付けられたものです。その由来からわかるように、血液の凝固作用に深く関わっているビタミンです。ビタミンKが不足すると、血が止まらなくなってしまいます。

■納豆に含まれる酵素(ナットウキナーゼ)について
心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓、血の固まりを溶かしてくれます(抗凝血作用)。いわゆる「血液をさらさら」にしてくれるというわけです。
血栓の主成分となるフィブリンというタンパクの塊は、血管壁が傷ついたり出血がおこると、止血のために現れます。そして、通 常なら役目を終えると内皮細胞でつくられるプラスミンという血栓溶解酵素によって溶かされてなくなります。ところが、加齢やストレスなどによってプラスミンのでき方が少なくなると、血栓が溶けずに残ってしまうのです。
ナットウキナーゼには、プラスミンと同様に血栓を直接分解する働きがあります。また、同時にプラスミンをつくり出す物質を活性化させることも、最近の研究で分かっています。
ナットウキナーゼの血栓溶解能は非常に強いと言われています。例えば、一般 的には心筋梗塞の発作直後の治療では、ウロキナーゼという血栓溶解剤を20万-30万単位 処方しますが、これと同じ効果が納豆100グラム、つまり市販の納豆2パック分のナットウキナーゼで得られます。しかも、ウロキナーゼなどの薬品は点滴や注射に頼らなければならないのに対して、納豆(ナットウキナーゼ)の場合は食べるだけで効果 があり、持続性も高く副作用もなく安心です。

■ワーファリンについて
血栓症などに使う薬剤にワーファリンという薬があります。血栓、血の固まりを溶かしてくれる「抗凝血作用」があります。この薬剤と納豆をいっしょに摂取するとワーファリンの作用が減弱します。
理由は、ワーファリンは肝において凝固因子のひとつであるプロトロンビンの生成に必要なビタミンKの働きを阻害することによって抗凝血作用を現します。したがってビタミンKを含む食品を摂取することにより、ワルファリンの作用を減弱させてしまうのです。

■結論
抗凝血薬ワーファリンを処方されている人は納豆を食べないほうがよいです。「ワーファリンとビタミンK」には相互作用があるからです。一方、納豆に含まれるナットウキナーゼにも抗凝血作用があり、「ナットウキナーゼとビタミンK」には相互作用がありません。従って、納豆のみを食べれば、「出血時に血が固まりやすくなる」、「血栓を溶かす」という2つの効能を同時に得ることができます。
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納豆学会


http://www.nattou.com/
というHPがあるので、そちらで聞かれてはいかがですか?
多分、詳しく教えてもらえると思いますよ。

参考URL:http://www.nattou.com/
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