北朝鮮ミサイル、国際法違反でないのに各国に責められるのはなぜ？

7月5日に北朝鮮は日本海にミサイルを着弾させたことに各国が大きく非難しています。
しかしこの発射は国際法に違反していないと聞きました。
着弾地の近接国である日本が危ないじゃないか！と非難するのは理解できるのですが、アメリカなどの世界各国、さらには中国までもが国際法違反でないこのイベントに対して非難を表明しているのが理解できません。

それに対して先日ミサイル実験をしたインドに対して国際的非難があったという話は聞いたことがありませんね。

なぜなんでしょうか？？

No.1 回答者： ArukuMail 回答日時： 2006/07/13 19:24

まず争点が違います。

日本は日朝ピョンヤン宣言で取り決めた
ミサイル発射の凍結を破ったことをネタにしています。

No.2 回答者： latour64 回答日時： 2006/07/13 19:28

発射実験自体は国際法上問題なしですが、今回は

周辺諸国に対しての事前通告がなかったので、厳
密には違反です。

ただそれ以上に北朝鮮が国際国家としてまったく
信頼されていないのが問題です。
そのような国が大陸間ミサイルを持つことが問題
視されていますし、テポドン２はアメリカまでもが
射程にはいるので、アメリカも他人ごとではありま
せん。

この回答へのお礼

厳密には国際法に抵触するのですね。

アメリカが問題視していて、国際社会に働きかけているということのようですね。
ほかの回答者さんもだいたいこの分析に近いように思えます。

ほかの皆さんもどうもありがとうございました！

お礼日時：2006/07/15 07:02

No.3 回答者： myeyesonly 回答日時： 2006/07/13 19:39

それぞれの国で、非難する理由が違うでしょう。

日本でも国民と政府で違う部分もありそうな感じです。

私の感覚では、前回のテポドンはすぐ近くで漁船が操業してたそうですが、今回も無通告で発射しました。
こういう実験をする場合、ルートなどを通告して船や飛行機の安全を確保するのは常識です。
今回、もし船や飛行機に被害が出てたらかの国はもっと酷い非難にさらされてたでしょうね。

アメリカなどは、他国の軍事力が増えるのはヤバイと考えるので非難します。

まあ、何をしでかすか判らないとんでもない国というのは常識ですから、危険物を持たせるのには世界中が警戒するでしょう。

No.4 回答者： KITAIKKI 回答日時： 2006/07/13 20:01

他の質問であなたに近い質問をされた方への回答がいくつもあります。

参考になると思いますので、覗かれてはどうでしょうか。

ちなみにインドの核やミサイル開発は、隣国パキスタンへのアピールに尽きます。
この二カ国が紛争中ということは世界の既成事実です。そしてこの二カ国はお互い以外の国になんら恫喝的行動をとってはいません。

参考URL：http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2270468

No.5 回答者： a3453a 回答日時： 2006/07/13 20:41

ミサイルだけの実験なら、世界がそんなにも

さわがなかったと思います
核爆弾を持っている可能性が高いので
それの運搬手段を与えたら大変なことになりかねないので
各国が警戒しているのです
特にアメリカはアメリカ本土に核攻撃される
可能性が出てくるので強硬な態度に出ているのです
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このまま北朝鮮の核・ミサイル開発を容認していると
将来、自国が危険にさらされるかも、ということで
いまのうちに叩いておいてしまえ、という
行動に出る可能性がでてきましたね

No.6 回答者： 63ma 回答日時： 2006/07/14 15:47

　インド等の国は、一応国際国家としての自覚と責任感を国の責任者が持っているからです。

　しかし、例の国の責任者は、その様な感覚は絶無で、俗に言う「何々に刃物」的な危険性を孕んでいるから、近隣各国がハラハラしているのです。
　ですから、悪い子の火遊びに、常識ある大人が、お仕置きしようとしてるのです。

No.7 ベストアンサー 回答者： cosmopolitan1981 回答日時： 2006/07/15 03:36

　他国を非難する際に、同国の国際法違反の存在は必ずしも必要ありません。

たとえば、小泉首相の靖国参拝は近隣諸国から非難されていますよね？これは国際法違反に対しての非難ではなく、政治的な文脈での非難として受け取ることができるのではないでしょうか。あるいは、参拝が国際社会ないしは近隣諸国内のモラルという規範から逸脱していることに対する非難であるとも解することができるのではないでしょうか。

　国際法違反でなくても今回のように国際社会の安全と平和を脅かすような行為に対して他国が非難をするのはさほど不思議なことではないように思われます。特に米朝関係が不安定であること、中国は北朝鮮と地理的に近い位置にあることを鑑みれば、自国の安全保障上の問題として、北朝鮮のミサイル発射実験に脅威を感じることは当然の帰結であると思います。

　さて、インドのミサイル実験についてですが、一体何をもって国際的非難と認識しているかは存知ませんが、少なくとも日本の外務省はこの一連の実験に対して抗議を行っています。これは十分国際的非難と呼べるのではないでしょうか？しかし、もし国際的非難を国連による非難を解するのであればまた事情は異なると思います。国連で取り上げられるか否かは、その事件のもつ政治的重要性に左右されるところが少なくないかと思います。北朝鮮の場合は、大国であり安保理メンバーであるアメリカの安全保障上の利益に抵触したことから、これが国連というアリーナで取り扱われ、国際社会全体の圧力を利用する流れになったのだといえるのではないでしょうか？

この回答へのお礼

インドに対しても外務省の抗議があったのですね。
全く知りませんでしたのでとても参考になりました。

「アメリカが国際社会全体の圧力を利用しようとした」という分析に納得いたしました。

どうもありがとうございました！

お礼日時：2006/07/15 06:58