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 最近古流剣術をはじめた者ですが、ふと稽古中に思ったのですが、よく時代劇などでは斬りあいをしている最中に相手を蹴ったりしている場面がありますよね。
 そこで疑問に思ったのですが、剣術に合う打撃形の格闘技はなにが最適なのでしょうか?もちろん古流剣術ということから柔術系のほうが合っているというのは承知の上です。ちなみに自分の流派は新陰流ですが、新陰流に合うものに限定するつもりはありません。
 条件としては、得物を握ったままという点から、使える四肢は片手と両足になると思います。
 どんなご意見でも参考にしていきたいと思っていますので、自由にご回答ください。

A 回答 (8件)

伝統剣術との併習であれば、「柳生心眼流」などはいかがでしょうか。

心眼流は新陰流剣術から「柳生」を名乗ることを許された徒手武術ですので、現在学んでいるものとの相性(理合など)もよろしいのではないかと思います。

他にも「諸賞流」といった「打突系古流武術」も日本にはあります。どちらも「甲冑・具足」を前提とした技術と聞きますので、学んで損はないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど。柳生系(?)そのものの徒手武術は灯台下暗し・盲点でした。
打突系古流武術に関しても、恥ずかしながらまったくの無知でした。ありがとうございます。早速調べてみます。欲張るようですが、新しい情報などありましたら、続けてお願いします。どうも自分は盲点が多いようなので。

お礼日時:2006/07/15 19:29

どういう目的で打撃系の技術を学ぶかによって、回答は変わってくると思います。



「剣を持って戦う場面で使用するため」であれば、必要な技術は修業されている流儀に必ず含まれていますので、特に別途修業はしなくてよいと思います。
伝統のある流儀であれば、実戦で起こりうる様々な場面に対応する技術は一通り伝承されているはずです。

「素手で実戦をこなす場合に、剣術の経験を生かして戦うため」であれば、質問者様の書いていらっしゃる通り、また他の回答者様も上げていらっしゃる通り、剣術と共に発展した古流柔術が一番だと思います。
柔術というと最近ではブラジリアン柔術などの印象が強いかも知れませんが、日本の古流柔術であればその実戦での本質は"当身"ではないかと思います。
道場での修業は全く別でしょうが、実戦で名を馳せた柔術家はほぼ全員が当身の名手のようです。

まぁ剣が本当に使えれば、素手でも強いものです。
剣道部の猛者は、なまくら空手部員より殴り合いが強いのが普通です。間合いと呼吸の読みが正確で、素早い入り身と体捌きが身に付いていれば、どうしたって弱いわけがないですから。

剣を徒手格闘に生かす上で古流柔術の修業が必須ということはないでしょうが、剣術の動き、剣の理合いでそのまま当身を使う体動がイメージしにくい場合には、柔術の当身は参考になるでしょう。
私自身は古流柔術は不勉強で詳しくないのですが、少なくとも他の回答者様も挙げておられる大東流は剣の理合いが強く残っていると思います。

あるいは現代武道の中では、大東流から派生した合気道も、剣理に基づく徒手武道でしょう。
投げ技と関節技の印象が一般には強いかも知れませんが、それは穏当に相手を制圧するためのオブラートであって、実戦的には同じ動作で当身をする方がよほど簡単です。
「剣を使う要領をそのまま生かして人を殴る」という意味では、大変参考になる部分が多いです。(こんな事をいうと合気道家の先生方には不心得者と怒られるでしょうが)

蛇足になりますが、剣の名手で実戦で蹴り技を使うというと、何といっても仏生寺弥助が思い浮かびますね。
無学無頼放蕩のイメージが強いですが、神道無念流の剣客としては実戦最強の声も多い異色の剣士ですね。
本式の剣術自体も同流内では別格扱いの達人だったようですが、彼の裏技として一際有名なのが「蹴り」。
素手の喧嘩での話ではなく、真剣での斬り合いでも蹴りを用いて、神道無念流宗家を凌ぐと言われた剣技以上にその蹴りが恐れられたとも言われます。
もちろん神道無念流に蹴り技があるわけではなく、弥助オリジナルの工夫だったようですが。

剣を構えながら、立ち木や吊るした砂袋をめがけて蹴りを放つ鍛錬をひたすら繰り返して身に付けたとされ、完全に我流の蹴りだったと言われます。

全てが伝聞の彼方で、これらの話がどの程度真実なのかは不明ですが、剣術が達人の域であった事と、そのくせ蹴り技が得意だったのは、ほぼ事実のようです。

この回答への補足

皆さん回答ありがとうございました。これにて質問を締め切りますが、皆さんの意見は大変参考になりました。現在とりあえずは基本をしっかりするため剣術を重点的に行うことに決めました。しかしいずれは皆さんの意見を元に武術の要素を加えたいと思ってます。ありがとうございました。

補足日時:2006/07/19 17:22
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この回答へのお礼

目的はどちらかといえば
>素手で実戦をこなす場合に、剣術の経験を生かして戦うため
ですね。となるとやはり古流柔術での当身が一番ですかね。
 ところで仏生寺弥助の話は興味深いですね。伝聞ですが、蹴りは我流なのですね。もちろん先に剣という下地があるわけですが、自分で努力して、独自の裏技を身につけたというのは力づけられます。

お礼日時:2006/07/16 09:31

度々失礼します。


先輩、師範、延春先生に聞きましょう。
それが確実ですね。
流派によってはいざこざが合ったりするみたいですからね。
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この回答へのお礼

>流派によってはいざこざが合ったりするみたいですからね
やはりそういうこともあるんですね。気をつけます。

お礼日時:2006/07/16 09:14

質問者氏が剣術+打撃技を型と知識としてしりたいのか、あるいは剣術の打ち合い試合などでやってみたいからなのかわかりませんが、西洋剣術では普通にその辺の業があります。

とくに甲冑を着て戦うゲルマンスタイルやラテンスタイル、では十字鍔や柄頭でなぐったり、足を引っ掛けて倒したり接近してダガーを抜いて鎧の隙間を突く技があります。股への攻撃は膝で蹴り上げるのはベーシックです。
正眼に構えた相手の剣を左手で叩き払うのはレピアも同じです。
また盾&ソードでは盾で殴ったりします。
我々はできるだけ当時の物に近い戦闘を再現しますが、それでも安全性を考えるとキック、パンチ、投げ技は禁止です。
レピアでさえ、相手の指を折る(指環のなかに指をかけているのでダガーの引っ掛け鍔で捻り上げると簡単に折れる)膝頭で自分の剣の柄頭を蹴り上げ相手の腹により強く突き込む。そのあと剣を右に押し上げて腹を切り裂く。
などがあります。

参考URL:http://avalon.tsukaeru.jp/
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この回答へのお礼

 確かに中世西洋の戦争シーンがある映画などではさも当然のように蹴りや盾でぶん殴りなどの打撃技が飛び出しますね。戦争以外でも古い時代ですがローマのグラディエーターも多彩な打撃技を映画で繰り出していました。
 やはり西洋では当たり前というか昔から伝わっていたという感じですね。日本の剣術には盾はないですが、左手をうまく使えば打撃技いけそうですね。
>我々はできるだけ当時の物に近い戦闘を再現しますが、それでも安全性を考えるとキック、パンチ、投げ技は禁止です
当時のものというとプレートアーマーみたいな甲冑やブロードソードみたいなでかい剣ですか。かなりハードそうですね。機会があったらぜひ見学したいです。

お礼日時:2006/07/16 09:12

そうそう、相手が甲冑を着ていると言うことを考慮すると


私も柳生心眼流に1票です。
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この回答へのお礼

ホームページ見てみました。東北地方で主に伝えているということでなかなか難しいですが、魅力ある武術でした。

お礼日時:2006/07/16 08:58

ご無沙汰しております。


続いているようで勧めた方としては感無量です。

雷刀八勢は習いましたか?雷刀八勢の3本目と4本目をお考え下さい。
この打太刀(攻撃を受ける方)は使太刀のなすがままですね。

要するに雷刀(所謂「上段」)に構えた時点で一気に小手を攻めれば
打太刀は絶対に押し返せません。

同様に、青岸の位(構え)で腕を突っ張ると、敵がどんなに強い力で
押してきても負けませんよね?

これらは柔術的発想です。具体的には大東流合気柔術の理合を頂戴したものと
伺っております。

大東流愛柔術は武田惣角が編み出した柔術です。
武田惣角は小野派一刀流及び、直心影流、鏡心明智流等の古流剣術の
免許皆伝であり、剣術に深い造詣がありました。
それでいて徒手の柔術を編み出したのならば、大東流合気柔術は
非常に合理的な柔術と推測されます。

以上より、併伝としては大東流合気柔術をお勧めいたします。

以下は補足です。
三学円の「斬釘截鉄」では「胴を斬られるのでは無いか」と想像すると
思いますが、対策は有ります。これは極意なので業名は教えられませんし、
団体により解釈が異なると思いますが、続ければ習えます。

尚、小野派は「一刀両段」に似ているとご理解下さい。
相手の剣を弾きながら切り落とす、つまり、自分は斬られないのに
相手は斬れるというものだそうです。私は小野派の経験が無いので
ここまでです。(大東流の友人から聞きました)
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この回答へのお礼

まいどすいません。毎週欠かさず稽古に出向いております。しかし自分の覚えが悪いのかまだ三学円之太刀どまりであります。ですが先輩方の雷刀をみて確かのあの勢いは止められないと感じました。
 ところで大東流合気柔術ですか。他の質問でもこれを極めた人は相当強いって書いてありましたね。これは合理的からきているのですね。

お礼日時:2006/07/16 08:56

合気道の稽古の時に聞いた話ですが。



剣を持った腕を抑えるときに抑える場所を間違えると、肘を顔面やわき腹に突き込まれたり肩で当てられる、そうです。
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この回答へのお礼

>肘を顔面やわき腹に突き込まれたり肩で当てられる
ということは少なくとも剣を持った相手方はそういう技を知っているということですね。それとも自然に肘とか肩がでるのかな。

お礼日時:2006/07/16 08:44

足技ということでテコンドーを思い浮かべましたが、ほぼ胴体に対する蹴りしかないので、ちょっと違うようです(練習ではかなり高い位置への蹴りもやってますが、実戦的かどうか。

スポーツと見たほうがいいかと)。

中国武術はもともと、武器は手の延長、という考え方ですので、剣を持ったままの打撃にも違和感はないです。
江戸以前に伝わった日本刀を使った技法もあるそうです。

南米のカポイエラなどは、もともと手を縛られた奴隷が、そのまま戦えるよう工夫されたもので、これも蹴り技中心であり、地面に手を付いた蹴りなどありますので、応用は利くと思います。

キックならムエタイでしょうが、日本刀持たなくてもいいかな、と思えます。

空手も武器を使った技法ありますので、応用は利くと思います。
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この回答へのお礼

中国武術、カポエラ、空手どれも興味深いです。そういえば中国拳法の場合はどこかの漫画であったような気がします。やはり日本ではその技法は伝わっていないのでしょうか。となると中国武術を習った上である意味独自の工夫となりそうですね。

お礼日時:2006/07/14 22:52

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