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ライブドアの粉飾決算容疑のところで

売り上げ計上が認められていない自社株の売却収入約37億6700万円を売上高に含めた

というものがありますが、何故自社株の売却益を売上高に計上してはいけないのですか?

当方経済や法律については初心者なため簡単な例をだして解説していただけると嬉しいです。
 宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

 他社の株式の売買利益を計上するのは、原則として認められています。


 自社株の場合、他の一般投資家に対して自社の株式売買で利益を上げるのは、外部の人にない情報を所有している自社にとって極めて簡単で、常にインサイダー取引をしていることになります。
 
 自社株で利益を上げられるということになれば、一般投資家は常に損をする側に回ることになり、健全な投資がされなくなり、株式市場自体が縮小します。

 そこで、株式市場の健全性を確保するために、自社株の売買は商法・証券取引法等で厳しく規制されています。(以前は、自社株の所有そのものも禁止され、日本企業は自社株を買うことさえできませんでした。)
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会社を創立するときには、出資者の方に、株券を交付して、お金を出資してもらいます。


例えばあなたがレストラン事業をはじめるため、親兄弟や親戚に頼み込んで、10人の人に1000万円ずつ出してもらったとすると、1億円になります。10人の人には交換に「株券」を渡します。この1億円は「資本金」という区分になります。売上ではありません。
レストランは、毎日、食事をつくってお客様にお出しします。このお客様から受け取った代金のことを「売上」といいます。「資本金」と「売上」の違いは、なんとなくわかりますか?

細かい説明は省略しますが、ライブドアは「自社株」という株式を渡し、代金をもらいました。ですから、これは「売上」ではなく「資本金」です。

これは会計上、ルール違反です。レストランの例でいえば、レストランの売上が1億円もある、儲かっているいい会社だと、関係者を誤解させてしまいます。これを粉飾といい、粉飾はルール違反ですので、法律で罰せられます。
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この回答へのお礼

有難うございます。

手元に1億円あるのは、資本金だということは分かりました。
これを売上に入れてしまうのは、確かに変な気もしてきます。

しかし中には、株式を売却して、それを売上に入れることができるところもあると聞きました。
 投資組合という文字もみるのですが…。
これは株式売買によって得た利益を儲けとしているものだから良いということでしょうか?

お礼日時:2006/07/21 16:04

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