
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
ちょっと余談です。
メタノールは燃料に使うと書いてある解答があります。これは#5の解答にももあるように燃えるものなら安い方が良いという理由です。
反応材料としてはメタノールの必要なものもあればエタノールの必要なものもあります。例えば湿布薬として知られているサリチル酸メチル(これを主成分とする商品の一つがサロメチールです。)ではサリチル酸とメタノールを使います。
日常的な用途ということで言えば安全な方を使います。
メタノールの沸点は65℃です。エタノールの沸点は78℃ですから極端に蒸発しやすいというものではありません。アセトンの56℃よりも高いです。ビンで普通に保管しています。
以前は燃料用アルコールというのを売っていました。薬局で買うときは印鑑が必要でした。消毒用のアルコールを買うときは印鑑が必要ありませんでした。燃料用アルコールはエタノールにメタノールが混ざっています。消毒用のアルコールはエタノールに水が混ざっています。エタノールにメタノールを混ぜると飲用に転化できなくなるので酒税法の対象から外れるというのが安い理由でした。印鑑がいる理由はメタノールが有毒だからです。
今は制度が変わって印鑑が入らなくなったというのを聞いたのですが成分的にどう変わったかは調べていません。
同じエタノールといっても製法によって何が混入してくるかが変わります。飲用目的の場合はppmレベルで問題になる物質もありますから製法を選ぶ必要があるかもしれません。
No.7
- 回答日時:
大体答えは出揃っているようなので、#6様に続き余談です
使用量に関してはおそらくエタノールよりメタノールの方が多く使われていると思います。みなさまがおっしゃっているように、エタノールは高価なので工業的にどちらも使える場合はメタノールを選択します。
メタノールはインクや塗料の溶剤や、燃料用、洗浄用、抽出用など、用途は様々です。
食品関係でも製品の時点で完全にメタノールを除去できるのなら使用が認められています。(栄養素の抽出などに使います)
個人的にはホワイトボードの清掃用にメタノールを使っています。おそろしいほどキレイになるのでお気に入りです。
エタノールは世界各国で自動車燃料として注目され始めています。いわゆるバイオエタノールというやつです。本格的に実用されればガソリンに取って代わり、使用量も爆発的に増えるかもしれませんね。
ちなみに実験室で使うエタノールで純粋でないものはメタノールやピリジンを混入して飲めなくしてあります。たまに『実験室のエタノールを飲んだ』という人がいますが、字が読めない人か、アホか、ウソつきですね。純粋なものだとしても、焼酎の方がおいしそうです。

No.5
- 回答日時:
質問があいまいですね。
もう少ししぼって質問した方が良いと思います。取り敢えず少し書きますが・・価格:メタノールの方が安い
安全性:エタノールの方が毒性は低い
>なぜエタノールはメタノールに比べてよく使われているのでしょうか?
これは事実でしょうか?どちらでも良いのであれば、メタノールが使われることが多いと思います(安いから)。エタノールが使われるとすれば、それなりの理由があるはずです。たとえば、毒性や化学的性質の問題があるでしょう。
一般に、エタノールよりもメタノールの方が水に近い性質を持っていますので、溶剤として使用する場合に、疎水性の大きいものはエタノールの方がよく溶かします。

No.4
- 回答日時:
メタノール 体内で酸化されホルムルデヒドになる。
この水溶液がホルマリンです。エタノール 体内で酸化されアセトアルデヒドになる。これは、二日酔いの原因となるぶっしつです。
No.3
- 回答日時:
メタノール、エタノールはともにアルコールで、質問者様がおっしゃるように似たような性質を持っています。
2つの違いは、分子構造の違いからきています。
高校生になればわかりますが、
・メタノール
分子式は CH3OH です。
・エタノール
分子式は CH3CH2OH です。メタノールに比べて、CH2だけ分子が重くなっています。
メタノールは常温でも液体ですが、メタノールは分子が軽いために、常温では気体になりやすく、保存方法が大変になります。
またメタノールは毒性が強く、危険です。一方、エタノールは普通のお酒などにも入っている成分なので、扱いやすいのではないかと思います。
高校の教科書などを少し読んでみると、面白いですよ。
No.2
- 回答日時:
エタノール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BF% …
メタノール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF% …
エタノールは殺菌作用がありますから医療に使われ、飲む酒の主成分でもあるので
食品にも使われます。
メタノールは毒性があるから食用・医療用には使えません。
主に燃料・化学薬品の一部として使われます。
No.1
- 回答日時:
エタノール
酒の主成分、消毒にも使う
酒税法の規制がある。
アルコールの中では高価
メタノール
毒性が強く直接飲むと死亡の可能性がある。
戦後に安価に手に入るのでこれを飲んで失明者が多く出たので「目散るアルコール」とも呼ばれた。
主に燃料用(アルコールランプなど)に用いる。
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