
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
水は沸点が高いけれども,アセトンと混和すると水もアセトンと一緒に
よく揮発するのですか?
そのとおりです。
アセトンは、極性がある(=分子内に電気的な偏りがある)ので、水分子と混和して、一緒に揮発していきます。 もっとも、あまりに水が多すぎるとその効果は厳しいですけど…

No.4
- 回答日時:
アセトンは仕事でよく使っています。
細胞や生物組織などは扱っていませんが、たとえば水で濡れた粉体を乾かすときに、水をもっと揮発性の高い有機溶媒に置換してやることは乾燥時間の短縮に効果があります。(その粉体がその有機溶媒に溶けにくい場合しかダメですが)
この場合に用いる有機溶媒はジクロロメタンのような、水と分離してしまう(はじいてしまう)ものより、アセトンやメタノールのような、水と任意の比率で混和できる(よくなじむ)もののほうが置換効果が高くなります。
水は水素結合のために沸点が常圧で100℃と、分子量が小さい割には非常に高いんですが、アセトンの沸点は常圧で56℃付近で、メタノール(約65℃)よりも低いことからも揮発しやすいことがおわかりいただけるでしょうか?(実際には揮発しやすさは沸点よりも、蒸気圧の方が関係するのですが・・)
アセトンシリーズって何のことでしょうか。聞いたことありません。
この回答への補足
さっきの「お礼」に書いてしまった。“material”について,
dessect(解剖)されたのは,「植物」かもしれませんが,
次に,アセトンとかSamdri PVT で脱水された“material" と書かれたのは
「実験器具」の意味だと,考え直しました。
たぶんまちがえてました。すみませんでした。
丁寧に,どうもありがとうございました。
水は沸点が高いけれども,アセトンと混和すると水もアセトンと一緒に
よく揮発するのですか?
> アセトンシリーズって何のことでしょうか。聞いたことありません。
もう一度読み直したら ehanol/acetone series とありました。
“ The preserved material was dessected, and pertinent material was dehydrated in an ethanol/acetone series and processed in a Samdri PVT(trade name) critical-point dryer. ”と
書いてありました(私はよく理解できませんけど)。
文脈上,この“material”は植物の花器だとは思いましたけど・・・?
No.3
- 回答日時:
…失礼しました。
細胞…とありますので、浸透圧の問題ですね。細胞膜の外のアセトンを薄めようと、中の水が抽出される…といったとことですね。
回答して頂いてどうもありがとうございますか。
水が細胞側からアセトンへ拡散するということですよね?
そのときアセトンを利用するのは,アセトンは揮発性があるので,
あとには細胞だけがきれいに残る,
という理由ですか?
No.2
- 回答日時:
はっきり言って、「反応」は起きていません。
アセトンは水溶性なので、洗い流すと、一緒に水も流され、あとに残ったアセトンは、すぐに蒸発するので、乾燥させやすい…ということになります。
ちなみに構造式は、CH3COCH3 となります。
本当に溶剤などの乾燥…というと、芒硝のように結晶水として取り込んだり、濃硫酸のように脱水作用のあるものを使うようになりそうですかね。
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