遅刻の「言い訳」選手権

金属上の有機物を除去するために、現在「アセトン→純水(超音波)」を行っています。
しかし、アセトンから純水に入れるよりも、間にエタノール(又はメタノール)を入れたほうが除去しやすいということを聞きました。
これは分子量を徐々に小さくしていったほうがいいからという話を聞きましたが、なぜかわかりません。
「アセトン→エタノール(メタノール)→純水」のほうがよいのはなぜなのかお分かりになるかたはいらっしゃいますでしょうか。
又、それに関する文献・書籍などがありましたら紹介お願いいたします。

A 回答 (3件)

あまり詳しくはないので私の想像ですが。

ポイントは以下のとおりかと。

(1)洗浄後に蒸発乾燥させると、液滴跡が残りやすい。
 ので、蒸発乾燥しないように沸点が高い物に置換していき、
 最後は高沸の水で、ブローで弾き飛ばして終了したい。
 (アセトンは沸点が低いので、ブローしても跡が残りやすい)
(2)有機物は アセトンにはよく溶け、エタノールにはまぁ溶け、水には溶けない ような物が多い。
 ので、アセトンから水に直接置換すると、水に溶けない成分が析出してしまう。

なので、汚れが残りやすいならば有機物の溶解性が高いメタノールがよく、
液滴跡が残りやすいならば高沸のエタノールや、場合によってはIPAなどがよいかと。
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(1).溶剤を変えることによって洗浄効果がアップする(前の溶剤で落なか


 ったものがつぎの溶剤で落ちる)するからだと思います。
 (2).洗浄工程が増える=回数アップ効果によりよく落ちる。
   つまり、上記以外にあまり理由はないと思います。
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書籍、文献といったものがあるかどうか知りませんが、


洗う回数は多いほど洗浄効率が良いことは周知の事実で、どうせ洗うなら溶媒を変えながら洗えばさらに洗浄効率が良いだろう、ということだと思います。
洗浄後の仕上げにアセトンやメタノールですすいで速く乾かすという人たちもいます。
分子量うんぬんはあまり関係がないと思います。
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