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「ご質問がございます」を Yahoo などで検索すると、

「この他にもご質問がございます場合は当方までご連絡ください」のように相手の質問に対して言っている場合と、

「このお話に関してご質問がございますのでお答えいただければ幸いです」のように自分の質問に対して言っている場合があります。

これは両方とも正しい日本語なのでしょうか。

尊敬語、謙譲語、丁寧語などで分類すると何に相当するのでしょうか。

なお、「お/ご~は尊敬語だから自分のことに付けるのはおかしい」という回答は不要です。

A 回答 (4件)

要点は、「>不要」とおっしゃる点に関わっているように思うので、あえて述べてみます。



「ご質問がございます場合は」の「ご」は相手の行為に対する尊敬語でしょうが、
「ご質問がございます」はやはり不自然と言わざるを得ないような気がします。

たとえば#3さんのご回答文から借用させていただきますが、
「ご挨拶申し上げます」
「ご説明いたします」
などの「ご」が丁寧語(あるいは謙譲語)として解釈できるのは、
「申し上げる」「いたす」という謙譲語、あるいは謙譲語ではなくとも「します」など、【相手に対する行為】を表わす言葉が明示されているからのように思われます。
つまり、「相手に対する行為である」ということが、明確になっている場合に丁寧語(あるいは謙譲語)として機能するのではないか、と思うのです。

「ご質問がございますので」の場合、
「(私の)質問」は名詞でしょうし、
「ございます」は「(私に)ございます」で、どちらも「私」に関することを表わしている言葉です。
このように、相手に対する行為を表わす言葉が不在であるために、「ご」が自分に対する敬語としか評価されず、そのため不自然に感じるのではないでしょうか。

学問的根拠はありませんが、
「ご質問させていただきたいので」
などと相手の関与する動詞として使えば不自然さは消えるような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、「ご質問がございます」は相手に対する行為とは言えないので、「ご質問」は丁寧語あるいは謙譲語とはみなせないということですね。説得力のあるご説明だと思います。

それでも Yahoo で検索すると自分の質問に対して丁寧語あるいは謙譲語のつもりで「ご質問がございます」と言っている人が多い(と言っても、相手の質問に対して尊敬語として言っている人のほうが圧倒的に多いですが)のはなぜなのでしょうね。質問があるということは当然質問するという意味だと無意識に考えているのでしょうかね。

例として挙げていただいた、「ご質問させていただきたいので」は実は私も最初に考えついたのですが、最近「させていただく」という表現に違和感を持つ人が多いようなので(私は全然違和感は無いのですが)あえて載せませんでした。

お礼日時:2006/08/24 14:24

「御」は「お」とも「ご」とも読みますが、両方とも尊敬語、丁寧語、謙譲語に使えます。


 「ご質問がございます場合は……」の文例ですと、相手の行為、所有物に対する「尊敬」の意が含まれます。ご出勤、ご両親などと同じです。「ご覧になってください」もそうです。
 「ご質問がございますので……」の文例ですと、他人に対する行為に対してへりくだった気持ちを表しています。これは「謙譲語」です。「ご挨拶申し上げます」「ご説明いたします」などのケースも同じです。(ただし、ご質問がございます、という表現は、私もいいとは思いません。)
 「丁寧語」の「ご」としては「ご飯」「ご膳」「ご無用」などがあります。
 「お」の例で言いますと、「お手紙拝見しました」とも「お手紙差し上げます」とも言いますが、前者は尊敬語、後者は謙譲語です。「お電話いただき恐縮」「こちらからお電話差し上げます」も同様です。
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この回答へのお礼

ていねいなご回答ありがとうございます。

> ご質問がございます、という表現は、私もいいとは思いません

「ご質問」を生かすとして、どのような表現にすべきでしょうか。文語的表現になりますが、ご質問いたしたきことがございます。などでしょうか。

お礼日時:2006/08/24 12:06

相手の質問に対する「この他にもご質問がございます場合は当方までご連絡ください」も自分の質問に対して「このお話に関してご質問がございますのでお答えいただければ幸いです」も、ともに誤りではありません。

したがって、正しいか、誤りかの二者択一で考えると、正しいといわざるをえません。
しかし、二者択一ではなく、まともで正しい日本語という範疇を設定すれば、両者とも落第です。言語が何らかの規則に縛られるのは、出鱈目にならないための最小の必要条件であって、決して十分条件ではありません。まともで正しい言語は、それを母語とする人誰もが、一点の曖昧さも誤解もなく意味を理解し、かつ心地よいと感じる、磨かれたものです。
その観点からは、上記2文とも、ごく短い文になのに、やたら「ご」が多くて、心地よくないし、磨かれているとも思えません。もちろん、まともで正しい言語は、一つの意味に対して一通りではなく、多様ですから、そこに言語文化の花が咲きます。世の中、ともすると二者択一思考(嗜好でもありますが)になりがちです。それを脱し、よりよい日本語を育てることが急務かと愚考します。
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「ある」の丁寧語。


もとは「御座ります」。
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