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「正長石」は、文字通り読めば「まっすぐに長い石」、「斜長石」は「斜めに長い石」のように思われます。

ところが、百科事典を見たり、ネットで調べたりしても、これらの石がなぜこう名付けられたのか、まったく説明が得られません。まるで、「そんなことは自明だ」とでも言うように省略されています。

結晶するとき、まっすぐ長い形になったり、斜めに長い形になったりするのかとも思いましたが、そうでもないようです。

これらの石の名前の由来は、どういうところから来ているのか、教えていただけませんか。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

#01です


単斜、三斜のとらえ方は概ね補足に書いていただいたとおりでよいと思います(押しつぶしたからその形になったわけではありませんがw)

>正長石も、斜長石も、六面体の(長い)棒のような形に結晶する
正長石、斜長石もマグマが冷えてできる鉱物ですので、結晶するときに棒状に析出するということではありません。結晶構造が単斜、三斜なので、風化などにより割れた結果「六面体の形状で取り出される(目に触れる)ことが多い」という表現になるかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お陰さまで、すっきり納得が行きました。

じつは、ネットで調べる過程で、長石の画像などを見て、六面体どころか、丸っこいものや、平たいものがあったりして、「どこが『長石』なのだろう?」と疑問がふくらんだ面もありました。これは私が「結晶構造」ということが分かっていなかったためのようです。割った面に見えるギザギザ(という言い方もへんですが)を見ると、たしかにその形になっているようですね。

お礼日時:2006/08/30 15:55

正長石と斜長石は簡単に言えば結晶構造が違うのです。

正(カリ)長石は単斜構造、斜長石は三斜構造です。

単斜構造の結晶は底面に対して90度の角度になりますが、三斜構造では底面に対して90度にならないので斜めになります。これは岩を構成する成分の違い(正長石はカリウムが多く、斜長石はカルシウムを含む)

この結晶構造の違いが「まっすぐ」「斜め」という直感的に分かる命名につながったと思われます。

参考URL:http://www.geocities.jp/hfjdg683/feldspar.html

この回答への補足

ありがとうございます。

単斜、三斜という概念もよく理解していなかったのですが、いろいろ調べた結果、単斜構造である正長石は、マッチ箱を一方向に押しつぶしたような形で、まあヒシモチを高く積み上げたような形(上から見た形が菱形の角柱)に結晶すると考えていいでしょうか。

また、三斜構造である斜長石は、さらにもう一段階押しつぶされていて、どのように地面に置いても、垂直に立てることができない形に結晶するということでしょうか(うまく書けませんが)。

そして、正長石も、斜長石も、六面体の(長い)棒のような形に結晶する点では同じ特徴を持つということになるでしょうか。

補足質問のような形になりましたが、確認をかねまして、再度お尋ねする次第です。教えていただければと思います。

補足日時:2006/08/29 23:37
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