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昔から、疑問に思っていたことです。
最近ではイランのことがありました。
核兵器保有国(常任理事国)はイランの核開発を快く思っていないらしく、
開発の中止を要求しています。

が、どうしても核保有国が核兵器を保有していない国が
核開発を行うことを中止するように要求するのか、
その理由がわかりません。
僕の意見では、「核兵器はこの地球上から存在を消さなければならないもの」
という認識がありますが、
核兵器保有国が核兵器を持っていない国が核開発を行うことの中止を求める資格が無いと思います。
彼らが良く言う「人道」に反しているとさえ、思います。

彼らがそこまで核兵器を保有していながら他国が核開発することを
執拗に嫌がる理由はなんなのでしょうか?

とりあえず、核兵器は抑止力になるので、
持っていれば、攻撃されにくいという利点があります。
その利点を使って核兵器保有国は自国防衛をしているとおもいます。
だったら、核兵器保有国はそれと同じことをしようとしている他国の核開発に文句を言える立場に無いと思いますが、
そのような認識は核兵器保有国に微塵もないのでしょうか?

A 回答 (13件中11~13件)

簡単に言うと、


自分達が核を持って他の国にニラミを利かしているから平和が保たれているんだ、他の国が持ったら平和(自国に有利な)が侵される。これは阻止しなければならない。


という理屈です。
残念ながらこれが現実です。
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この回答へのお礼

本当に残念です。
どうしようもないことなのでしょうか?

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/12 13:13

核保有国の首脳は(というかどの政治家も)とりあえず国益を考えているのではないでしょうか?



自分の国にとって国防上一番良いのは、自国がすごく強くて他国が弱い、ことですよね?特に核兵器はまともに考えたら地球を破壊しちゃう兵器だし、万一生き残っても発射した国は全世界を敵に回すことになりそうだし…と考えていくと「世界中の人と心中or世界征服」にしか使え無そうですよね。それを考えたら核はもはや抑止力(おどし)としてしか使えず、兵器としての価値は微妙、、すくなくとも使いづらいと思います。ここで、他国が核を保有しようものならおどしとしての役割も持たなくなってしまいます。そうなったら核開発に莫大な費用を投資してきた米ロが大損だし、それに世界は広いから本当に世界を巻き込んで心中したり世界征服しようとする人が現れるかもしれないのも事実です。


>だったら、核兵器保有国はそれと同じことをしようとしている他国の核開発に文句を言える立場に無いと思いますが、
そのような認識は核兵器保有国に微塵もないのでしょうか?

核保有国の政治家もエリートのはずですから、もちろんそれは承知の事でしょう。というか、分かってない人なんているのかな?という気がします。言える立場に無いのは確かですが、アルカイダやら北朝鮮やら、世界平和を望んでなそうな人たちの核開発を止めるには「核で脅す」のが、(矛盾していますが)もっとも有効でしょう。たとえば、現在の保有国が道理を通して核を100%放棄したら、かの国やテロリストがなりふりかまわず核を手に入れ、世界の中心国が入れ替わる気がします。そしてその新保有国が他国の核開発を阻止すると・・・笑。

でも、だからって現在の核保有国のしていることが正義ではないんですよね…どうすれば良いんでしょう。
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この回答へのお礼

核兵器保有国はやっぱり強欲なんですね。
特に米国とか。暴慢すぎるし、強欲な感じが一番強い。

>どうすれば良いんでしょう。
同感です。僕もよくわかりません。
核兵器なんてものが存在しなければいいのですが、
すべての核兵器を廃棄しても、
作り出す輩がいそうな気がします。

回答、ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/12 13:10

核兵器を「公式に保有していい」国がどういう国かはご存知ですね?


第2次世界大戦の戦勝国です。つまり「連合国」諸国です(中国だけは素直に「連合国」と言っていいの?という気が、私個人的にはするのですが)。
日本では「国際連合」などと、韜晦したような訳がついていますが、国連の英語名は“United Nations”です。紛れもなく「連合国」であり、中国では実際「連合国」と呼ばれています。
つまり何が言いたいのかというと、「核兵器を公式に保有していい国」というのは、すなわち先の大戦で勝って、「今後の世界の秩序は俺たちが決めるからな」と世界に向かって宣言した国々なのですよ。

残念ながら国際社会というのは「強いものが偉い」の世界であり、平等にあなたは持ってはいけないからうちも持たない、というものではありません。
「俺が偉いんだから俺の言うことを聞け」という関係なのです。

そんな中で、世界秩序を決める権利を戦争で得た国=核兵器を公式に持っていい国が、自主的に核兵器を廃絶するはずもなければ(自国の防衛力が弱くなる、ということを意味しますからね)、他国の核兵器保有を認めるはずもない(他国の攻撃力のアップを意味しますからね)というのは、理屈としてはわかるでしょ?心情的にはものすごく納得できないとは思いますが。
つまりそういうことです。でも、この枠組みも60年以上たってそろそろ見直すべき時期に来ているといえるでしょうね。でも、やはり「力のせめぎあい」が国際社会ですから、お互いすくみ合ってなかなかいい方向に変革がなされないのが現状なのです。

と、言うのが答えですが、ついでに言うと、これが中国で強硬に日本の国連常任理事国入りを反対しているわけがわかると思います。
日本が「国連の常任理事国になりたい」と言うことは、中国にとっては「戦勝国の仲間に入れろ、核兵器を持つ権利を与えろ」という意味になるのです。
「変革したい」という国と「少しでも他所の国の得=自国の損を減らしたい」という国のせめぎあいというのは、まさにそういうことなのです。
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この回答へのお礼

病んでいますね。
「強いものが偉い」という世界は。
強いものがいつも正しいとは限らないのに。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/12 13:04

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