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崖の一部を削り取って傾斜をつけ、道を広げた場所が近くにあるのですが、そこは大きな格子状(1m平方ぐらい?の升目にワイヤーが張ってあるようです)のコンクリートで土止めしてあります。
こういうのも擁壁と呼んでいいんでしょうか。
そこは押さえた土にあっと言う間に雑草が茂り、このごろは樹木も生える勢いです。
木が生えても擁壁(?)の強度には影響ないんでしょうか。竹林は地震に強いと聞きますが、コンクリートを持ち上げないのかなと気になっています。
コンクリートの格子の内側は、どうなっているのかも知りたいです。

また、矢羽根積みが一番丈夫と聞きましたが、石垣状に積むのとこういう格子状に押さえるの、またセメントで流し固めた壁みたいな擁壁とでは、強度や費用にどの程度の差があるものかも、よかったら教えて下さい。

※シロウトが好奇心で聞くことなので、難しい専門用語は抜きで簡単にお願いします。

A 回答 (3件)

ご質問文を読んで思いついたのが、



「法枠工(のりわくこう)」+「アンカー工」で、法枠の中が金網張り(植生可能)になっている

法枠工施工例
http://www.raito.co.jp/construction/hillside/fra …

>ビス(ナット?)みたいなので留めてある場所
ビスは升目の交点に打ってありませんか?アンカー工はロックアンカーかと思いますが、わかりやすい施工例が見つかりませんでした。
http://www.norimenko.jp/jirei.htm


法枠工だとすれば、厳密に言えば擁壁とは違いますが、斜面を安定させる工法のひとつで、比較的一般的な方法です。

現場を見ていないので何とも言えませんが、
切った斜面を安定させるにしても様々な工法があります。
それぞれの工法にメリットデメリットがあるわけで、様々な工法の中からもっとも条件の合う方法を選択していると思います。

上記にあげたアンカー工を併用しているなら、おそらくその法面(斜面)は「滑る」可能性があるのだと思います。 
滑りは回転運動なので、重たいコンクリート擁壁やブロック積みなどでは阻止出来ません。

なお、斜面の安定工法を選定する際の考慮事項ですが
・地質(平面分布と断面分布)と地下水位
・用地(土地の広さ、削れる斜面の範囲)
・経済性(いくらかかるか。税金ですから、安全性が確保できる中で一番安い工法を選びます)
・施工性(工事の期間や、工事車両や機械が入れる場所か)
・植生の必要性(表面に植物を生やした方が景観上良いので観光地や住宅地では植生が好まれる)
・想定される地震動の大きさ
などです。

どのような工法でも、基本的には住民の方にご心配やご迷惑をかけることがないような設計・施工をしているはずです。
でも、万が一、法面(斜面)が崩れた場合には以下の原因があります。
◆地質屋がおバカだった
 →適切に地質や地下水位を推測しないと、適切な設計ができません。意味のない場所の地質調査(ボーリング調査)をするおバカもいます
◆設計屋がおバカだった
 →きちんと地質や地下水位を推測しても、ちゃんとした設計をしてくれないことには斜面が崩れてしまいます。役所の「予算不足」に負けて、必要な部分の対策を削るおバカもいます。
◆施工屋がおバカだった
 →過剰なコスト削減の副産物です。手抜き工事や未熟技士による施工などです。
◆想定以上の雨が降った、想定以上の地震が来た
 →言い訳のように聞こえますが、過去の雨量や大地震の実績に基づいて設計しています。1000年に1度の大雨、地球始まって以来の大地震に耐える擁壁を作ろうとすると、過大な経費がかかって多額の税金を浪費しなくてはいけないからです。

植生の善し悪し、法枠工と擁壁工の違い、アンカーとはなんぞや、既製コンクリート擁壁(余所で作った擁壁を運んでくる)と現場打ちコンクリート擁壁(生コン車が来て法面に直接打設する)の差異などは、なかなか説明するのは難しく、今回は省略いたします。
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この回答へのお礼

お答え、どうもありがとうございました。
ご指摘の通り、ビスは交点にあります。下の(アンカーというんですね)に留めてある感じです。現場は下のURLの一番下の写真のようなところです。
詳しく教えていただいて勉強になりました。少しは自分でも調べてみたいと思います。

お礼日時:2006/10/01 10:59

しばらくは大丈夫だと思いますが、予想もできないような雨、地震等にはやはり弱いと思います。

では、何年持つかと言われると答えられませんが、通勤途中にも同じような工法のところがありますが、豪雨で崩れました。そのときは擁壁ではなく、削った山の部分が崩れたのですが・・・。ということで100%安全ではないと思います。が、パトロールはしておられるはずですので、とりあえず安心してもいいかとおもいますが・・・
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

そうですね、交通量の多いところなので崩れかけたらすぐ発見されるでしょうし、事件にはならないとおもっています。
それにしても今年の雨量はすごかったですね~。うちの近くに、垂直な擁壁の上に建ってる家があって、崩れないか心配してしまいました。分散して降ってほしいですね(笑)。

お礼日時:2006/09/30 16:04

 現場を見てませんから、何とも言えませんが、恐らく道路を広げる為に、傾斜地を削り、擁壁保護の為に、質問のような土留めをしたとおもいます。


 推測ですが、道路の拡幅だと、自治体の工事だと思いますので、擁壁の安全設計はしてあると思います。
 又、周りの景色のバランスを考え、擁壁に草を植えたり、樹木を植えたりする場合もります。
 何れにしろ、費用だけを基準に考えるのではなく、安全性を第一に考えていると思います。
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この回答へのお礼

はい、けっこう広い面積だし国道から分岐する道なので、自治体の工事だと思います。安全設計は抜かりないと思うのですが……。
ビス(ナット?)みたいなので留めてある場所があるのですが、下にも擁壁工事をしてあるんでしょうか。土に留めたりしませんよね?
草や樹木をわざわざ植えているとは考えてもみませんでした。緑に覆われて最近はコンクリートがあまり見えなくなっています。意図的にそうしてあるのですね。
お答えありがとうございました。

お礼日時:2006/09/28 17:37

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