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先日、北朝鮮が核実験を行い、現在国連で北への制裁について話し合われておりますが、やはり今回も中国とロシアは他国に比べて強い制裁に反対姿勢をとっているようです。
前回のミサイル発射実験でもそうでしたが、なぜ中国・ロシアはそれほどまでに北朝鮮という国をかばうのでしょうか?
今更かばっても何かメリットがあるとは私には思えないのですが…。
この辺りの知識が私にはありませんので、お詳しい方、どうぞなるべく
易しくご教授願います。

A 回答 (5件)

●ロシアの態度


ヨーロッパの国民は、一様にEUへの加盟を望んでいます。 その先端は、すでにウクライナまで達しており、ロシアに達するのは、数年先の事です。 

プーチンを初めとする政府首脳は、ロシアという国の枠組みを維持して行こうと考えおり、EU加盟は考えていません。 チェチェンを始め、多くの民族紛争を抱えており、朝鮮半島での紛争に巻き込まれるのを避けたいという消極的な態度です。 

ロシア共和国のアジア大陸の部分は、それぞれ民族独立の気配は高いと思われます。 キムジョンイル体制が崩壊し、大量の難民がロシアに向かうことは避けられません。 

●中国の態度
社会主義体制を採る中国にとって、北朝鮮は緩衝地帯として重要です。 朝鮮半島が南主導で統一されたら、東北三省にいる朝鮮民族の独立、併合運動が起り、大変な民族紛争に発展します。 そうでなくても、中国には、50を越える少数民族が存在し、熾烈な民族独立運動が起っているのです。

キムジョンイル体制は、中国政府にとっては、欧米の民主主義への重要な前線基地なのです。  ですから、北を今の体制で維持するか、それが無理なら併合することを考えるでしょう。
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みなさんが言われていることに付け加えて、中国もロシアも日米英の勢力に対し、なんとか対抗していかなければならず、そのための鉄砲玉として北朝鮮はちょうど良いのでしょう。



一言で言うと利用価値があり、いつでも切り捨てられる国といったところでしょうね。

なにも自らを省みず北朝鮮を守っているわけではなく、自分たちのために(私たちの側からみれば)嫌がらせをしているだけです。
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 こんにちは。


 確かにこの問題はいろいろな要素が錯綜していますので、中国・ロシアの真意はつかみにくいと思われます。例えば、No.2の回答者様が挙げられたような状況も根拠のひとつに挙げられますし、また北朝鮮と中国・ロシアの国境地帯の地形も原因の一つに挙げられます。
 この国境地帯の地形ですが、河川をはさんで中朝・露朝が接しています。そして、この地域の河川は、人が多少の無理をすれば渡河できるような地形構造になっているところも多くあり、もし今、北朝鮮で戦争がおこれば、いわゆる「戦争難民」が多数中・露へ流入する恐れがあります(韓国側は、軍事境界線の警備が厳しく、一般人が突破するのは困難です)。
 北朝鮮の人口はおおよそ2200万人と言われていますが、この人口は東京都民の2倍弱にあたります。その人たちが戦争難民として一団となって流入してきたら、中・露ともたまったものではありません(彼らの保護には多額の資金が必要となりますし、当然、治安や衛生の維持なども考えなくてはなりません)。ですから、中・露としては「自国の維持」のために、北朝鮮崩壊を何とか避けたいと考えていることも、また事実です。

中・露・朝国境地帯の様子は、こちらのページがとても参考になります。

参考URL:http://bloggers.ja.bz/ykon/archives/000269.php
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ロシアも中国も見捨てています。


ただ中国は,いまだに軍事行動時の支援は約束しています。
要するに北朝鮮が戦火に見舞われたら中国は北朝鮮を支援する条約が結ばれたままです。
その為 国連で軍事行動を伴わない決議にこだわっています。
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まずは、共産主義国だということです。

共産主義国というのは、表向きと違って情報操作による恐怖政治ですからね。それとアメリカの属国みたいになってしまうと恐いのでしょう。
また朝鮮半島で紛争でも起これば漁夫の利を得られるかも知れませんよね。
昔の三国干渉なんて勉強していませんか?
武器弾薬を売ることによっても儲かるし、うまくすれば領土を広げることもできる、ウラジオストックって不凍港がありますが、「東方を支配せよ」という意味だって知ってましたか?

ま、平和ボケなのは日本人だけなんですよ。
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