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 指示代名詞や人称代名詞などに多くつきたる「れ」とは何なのでせうか。前々から気になりたりしかば,是非御教授のほどをば相賜はりたく存じまする。

-dainipponn-

A 回答 (4件)

これらは現代語の「こそあど」言葉を挙げられたものでしょうが、実は古語にも「あれ」「なれ」「われ」「かれ」「これ」などの代名詞が存在しますので、これらを合わせて考える必要がありそうです。

ところで古語では「あ(吾)」「な(汝)」「わ(吾)」「か(彼)」「こ(此)」だけでも代名詞として使われます。従って「れ」は代名詞の語尾と考えられます。
 しかし、これではあまりに素っ気なくて回答になりませんね。そこであくまでも推測ですが、「古事記」の中に「故」という文字が使われていて、学者は「カレ」と読ませて接続詞として扱っています。この「故」は大野晋氏によれば「か(彼)あれ(ば)」だと説明されています。この説明を少々強引に持ち込めば、akemisennseiのおっしゃるように、「れ」は「あれ」から来ていると言えるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 ご回答,本當にありがたうございます。

 さう言へば,岩波の『古事記』の中に「故,……」という文章がありましたりね。「彼あれば」ですか……,いやはや以て興味深くございまする^^

 皆樣のご回答を畢竟するに,動詞「あり」が鍵の樣です。

 然れども「あり」はよく出てきまするね。「ず+あり」「然+あり」……。

 皆樣どうもありがたうございました^^

お礼日時:2006/10/15 13:51

自信はありませんが、


あれ・・・遠称の代名詞で<彼>ですから、「あれ」は何とか結びつきそうな。
これ・・・近称の代名詞で<此・是・之>ですから、「これ」は何とか結びつきそうな。
それ・・・中称の代名詞で<其>ですから、「それ」は何とか結びつきそうな。
と思うのですが。いかがなものでしょうか?
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この回答へのお礼

 ご回答,誠に以てありがたうございまする。

 #1,2樣が仰せられたる通り,「そ+あり」が變遷したるものかもしれませず。

 ありがたうございました^^

お礼日時:2006/10/15 13:41

失礼しました。

存在するという意味の動詞の「ある」が変化してるのかも・・・
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この回答へのお礼

 ご訂正の段,誠にありがとうございまする^^

お礼日時:2006/10/15 13:38

あれ⇒あそこにある(もの)


これ⇒ここにある(もの)
それ⇒そこにある(もの)
どれ⇒どこにある(もの)
のうちの「ある」が変化したものでは?
もっと深く考えると 「自発」の助動詞「る」かな?
あんまり自信ないんですけどね
いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

 ご回答に衷心より感謝し奉りまする。

 「あり」の變化せるものとは,豫想だにしたることもありませず。
 助動詞の「る」といふのも中々以て興味深かりまする^^

 ありがたうございました^^

お礼日時:2006/10/15 13:36

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