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水素化ホウ素ナトリウムによるアルケンの還元(溶媒DMF)の機構がわかりません。

ボランのヒドロホウ素化と同じような機構かなとも思ったのですが。。。教えてください。

A 回答 (3件)

普通のアルケンは水素化ホウ素ナトリウムでは還元されないはずですが??


ただし、電子求引基が付いている場合には還元される可能性もあります。
基質は何ですか?

この回答への補足

回答ありがとうございます。
基質は2,3-diphenylpropenenitrileです。

補足日時:2006/10/21 19:57
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電子求引基であるシアノ基が存在しますので、反応機構的には求核付加になります。

したがって、はじめに二重結合を攻撃するのは、少なくとも形式的には、ヒドリド(H-)と言うことになります。

詳細な機構はわかりませんが、
はじめに PhーCH2ーC(Ph)^-ーCN が生じて,
それの負電荷の部分にBが結合して、さらにそれがHで置き換わるという流れでしょう。後半の部分があまりはっきりしませんが、そのあたりのことは「適当に」処理されることが多いように思います(私が知らないだけかもしれませんが)。

いずれにせよ、ヒドロホウ素化は求電子付加ですので、この例とはかなり違います。
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私もw-palaceさんと同意見。


ボロヒドリドの1,4-付加によって、N-ボリルケテンイミンが生じると思います。(CH3-CH=C=N-BR2)
これが加水分解されることで、プロトン化を受けて形式的には二重結合への水素付加と同じ反応が起こるのだと思います。

念のためにMarchの教科書を見てみましたが、詳細書いてない・・・
しかし、ボロヒドリドだと、水素源はヒドリドしかないため、単純に考えても、これだけだと電荷がつりあわない(H2付加だと中性)ので、もう一方の水素源は別だと考える方が自然でしょう。

加水分解せず、別の求電子剤でN-ボリルケテンイミンをトラップすれば機構が分かるかと思います。
求電子剤(D化でも良いと思います)と反応すれば、w-palaceさんの説が証明されるでしょう。
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