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美術系の企業(オークション会社)などに就職したいと思っているのですがそれにはやはり芸術系の大学を出ていないといけないのでしょうか?教えて下さい。

A 回答 (3件)

美術系企業の中で、「オークション会社」にこだわるなら、芸術系出身など必要ありません。


おそらく、オークション→出品取扱い→アイテムの価値判断能力→美術系という発想でしょう。

美術系の価値判断(鑑定)能力者は、普通「○○画廊」とか「○○美術館・博物館」など志望するなら必要です。
しかし、まず、「狭き門」で学歴よりも「学芸員」資格が『モノを言う』でしょう。(美術史専攻で大学院出身者ですが、バブル頃の景気の良い時でもそうでした。)

しかし、「オークション」系:サザビーズとかオークション全般から街の骨董系店まで:では学歴よりも「実際の鑑定眼」が優先でしょう。しかも元々採用人員が少なく、上が(上=高齢者が多い)つかえてる。新規採用自体が「一桁」でしょうし、学歴なら普通の会社と変わらない事を断言します。(むしろ学歴不問で実績で採用:某考古学者のニセ発掘事件が良い例:される「甘いケース」もある事)

あと、「オークション会社志望」って幾つ位会社があるかご存知ですか?
それらの会社で要求される事は、むしろ「パソコン・ネット」の専門知識でしょう。(ベテランの骨董屋さんだって、キーボード触った事無いなら難しい、無理のはず)

ひょっとして、「美術商」とオークション会社を混同されてませんか?(日本に純粋な「オークション会社」=ネット上で無く実際に取引会場出入りしてる会社など、「レア」ですよ)

結論:オークション会社で、もし美術職(など)採用してるなら「学芸員資格」の方が重要視される。それ以前に「新規採用」が稀で、もしどうしても「オークション会社」(どこのどんな会社か知りませんが、)志望なら『コネ』コネクションを利用する方法を考えた方が、効率・可能性が有り得る事(ペーパー媒体での募集でも同じです。)正等路線でも、「アルバイトから正社員へ出世」の道を狙うor知人の知人に「総当り」作戦でも何でもして「コネ」を作っていった方がずっと『ショート カット』である事。道は遠いですよ!

P.S.勉強するなら外国語&PCの専門レベルまでが最低条件でしょう。美術系出身者ならマスター済みが多いし(友人を含め)。英・仏・独・伊・希臘・ラテン語、最近では、ハングルと中国系言語も市場ニーズから有利で将来性があなりあるはず。

おまけの美術系オークション採用問題:
Q クロッキー画(鉛筆系なら全部含む)で1分で解る鑑定方は?(作者が超有名なケース/ダ・ヴィンチとか)ヒント:点描画では無い・普通のクロッキー・作者が子供時代の作品では無い)

Q ABO型血液では「ニセ」、指紋なら「本物」億単位の売買ならどっちをとりますか?(リスクを考えて考慮する場合)ヒント:ロシアでの大量殺人鬼の逮捕に時間がかかった原因。

Q(番外編) 壺の中に鍵があります。その鍵で「宝箱」が開く(箱を壊せない)とします。X線・非破壊検査でも鍵は確認出来ません。鍵はどうやって取出せるでしょうか?(壺も壊すと鍵も破壊される) ヒント;鍵は金属です。壺は普通の磁器も「未使用」(料理や水入れに使用歴無しという意味)・鍵取出しは、あなたの自宅で数分で可能(技術不要)・「宝箱」オープン後「鍵」を壺に戻せます(何度でも出し入れOK)

この回答への補足

ついでの質問なのですが、美術史を専攻して大学を卒業するとどんな進路があるのですか?詳しく教えていただけませんか?

補足日時:2002/04/11 22:27
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この回答へのお礼

オークション会社は国内14社海外5社しか知りません。
私は不動産学部というところに所属していて学芸員資格は取れません。絶望的ですね。
>それらの会社で要求される事は、むしろ「パソコン・ネット」の専門知識でしょう。
なぜ「パソコン・ネット」がアナログ的な環境である美術界に必要なのでしょうか?よくわかりません。
おまけの採用問題は全くわかりません。こんな問題が採用問題なのですか?

お礼日時:2002/04/11 22:26

美術史専攻の人は、「美術館」「博物館」「某世界堂」(絵具用品店・新宿)に(専攻を生かした進路なら)こんなもんでしょう。



あと、「アナログ≠美術」の点は、著名な美術史理論が科学の手段で無残に論破されてる状況からも「一応必要」でしょう。その例を:

例1:仏像の製造年代など年代は→半減期で「客観的に」裏付けor論破。また仏像内の空洞に文書or装飾品発見も科学者の手伝い無しでは無理でした。
例2:絵画でも本物or贋作or(一番多い)修正あり?は→X線などで、(X線とは、仮定の方法です。何線でもいいが調査手段は多数ある)キズを付けずに下or下書きor「消された署名」確認可能、科学者の手伝いで。
例3:美術史だって、自分の世代はコピー機がありましが、教授連中は「文献所在地まで出かけ、筆写してたもんだ!」とよくボヤイてたのを「半ば無視」して聞いてました。現在ならコピー機がネットでしょう!或る文献を探すのに、「国会図書館」や「専門図書館」で捜せる時代です。実例でよく聞く笑い話:「仏文科の方が数学専攻よりPC台数が多い」
で、「なぜコンピューターか?」というと、商取引時代で海外に振り回されてる現状では「輸出入・商取引・関税・保険・オークション会社に必携の顧客情報など」はPCの操作が必須でしょう。
それ以上に致命的なのは、「1分1秒」の情報の速さで、「オークション売買」の価値が上下する世界では「ネットで如何に速く情報をゲットするか?」が会社の生命線と言えます。(英国の保険会社ロイス&ロイ○×は何にでも保険を引受る会社でしたが、倒産の理由の一つが情報遅れで致命的ダメージだったはず)

採用Q問題(実例というより、クイズッポイつもりでしたがが「これが採用問題?」とのコメントには答える義務があると思い回答を。(実際は、『幾つも過去出題を拝見』もさらに下らない「時事・常識・IQテストッポイもの」などでしたよ!
Q1は、美術の基礎のキでしょう。答は利き腕です。(ゴッホの贋作が幾つもこの手法でバレてます)利き腕でばれないように、影や濃淡をつけると不自然になりますし、贋作者は「サウスポー」かに全く注意を払わなかった1例です。クロッキー指定したのはその理由。クロッキー用炭で、利き腕じゃない方でかけますか?)Q1verA サウスポーの戦後の画家を知ってるだけ挙げよ。

Q2は、確かに「的ハズレ」でしょう。しかしDNA分析がもう街中の葬儀会社で広告してる時代ですから『実際にサザビーズで真贋をせまられた場合』を想定しての雑問でした。答は、指紋です。血液と指紋のどちらを重要視するか?の意図。(Q2verA版画、リトグラフ作家で1枚しか刷らないアメリカの芸術家を知ってるだけ挙げよ。)

Q3 この中に「美術品の科学的鑑定」を出しましたが、陶器の作成経験の有無と作品の保存条件を問う意図です。ある作品のパクリです。答は、「100度以下で液体化する金属」です。理科年表に数種類ありますし、実験もしました。(へぼな壺でしたが)多分まだ、回答がわからないでしょうが。(物質の3態で固体が→液体になる温度・変化をなんと言うか?就職試験なら出そうな問題でした。ゴメン)

たしかに、「こんなのが…」の批判は当然でした。謝罪します。でも実際はもっと平凡かつ下らん(と自分は思う)新卒用就職問題集と五十歩百歩です。そんなのを出すよりはと思い安易でした。すいません。

でも「美術界=アナログ」「芸術≠PC」なら、ナムジュンパイクを否定し、CGアートをゴミ扱いする会社に絞られますね!(実際ウォーホール絶対認めん教授はゴマンと居る。よく、彼らは喧嘩になる)
P.S.「オークション」会社日本支社の就職試験の過去問を、ネット検索で出来るだけ抽出せよ。これで採用試験の実態がわかるでしょう。

この回答への補足

Q1verA、Q2verAもそこまで突っ込んだ知識は私にはありません。やはりこのくらいできなくては美術史専攻の人の進路である方向には進めないでしょうか?美術史が学べる大学はどこにあるのでしょうか?

補足日時:2002/04/12 09:13
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美術関係の仕事をしているものです。


結構時間がたっていますが、分かる範囲で簡単にお答えします。

まずオークション会社に就職するには芸術系の大学出身者でなければならないかという質問ですが、これは「いいえ」です。理由は簡単です。オークションで、絵を描く才能は必要ではありませんから、美大出身者である必要はないし、美術史的な教養なども特に専門的な知識は必要としていないからです。

オークション会社の社員に必要なのは鑑定眼ではなく、売りたい人と買いたい人とをとり結ぶ営業的なセンスです。ですから、むしろ、一般社会人としての常識を身につけたほうが良いでしょう。

一般論ですが、美術関係の仕事をしたい人は、すぐに学芸員資格をとりたがります。しかし、実際には学芸員資格をもっていても、応募が少ないために美術館に勤めることはたいていできません。資格があってもコネがなければ学芸員にはなれません。逆に、コネがあれば、学芸員資格がなくても美術館に就職できます。就職した後で、資格をとればいいのですから。

学芸員以外はどうかというと、画廊やオークション会社の社員でも、また美術雑誌の編集者でも、学芸員資格を持っている人は稀です。これらの職種にとってはそんなことより、ビジネスとして作品=商品と関われるかどうかのセンスのほうが大切ですし、それ以前に、美術関係の仕事といっても、毎日絵を見ていればいいというものではなく、ダイレクトメールを作って出したり、写真を整理したり、来客者の相手をしたり、電話の取次ぎをしたりという煩雑な業務が大部分ですから、それがキッチリできないとダメでしょう(これは美術関係に限りませんね)。

繰り返しになりますが、就職だけに関して言えば、社会人としての常識力と面接時などでのコミュニケーション力を磨いてください。つまり、一般企業を目指すのと同じ気持ちで試験などを受けましょう。美術に関しては、美術館や画廊をマメにまわって、好きな画家はと聞かれたときに、すぐに答えられるようにしておく程度で十分でしょう。特に、西洋美術史や日本美術史を研究する必要はありません(もちろん、勉強しておいて損はありませんが)。

それと、これまた一般論ですが、美術業界の社員の給与はびっくりするくらい安いので、覚悟しておいてください(公立美術館学芸員は除く)。

以上、先日私の会社にも同類の質問メールがきたので、ほぼそれと同じ内容をアレンジしつつ書いてみました。参考にしてください。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。「美術業界の社員の給与はびっくりするくらい安いので、覚悟しておいてください。」って言っても食べてはいけるんですよね?

お礼日時:2002/04/24 23:24

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