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印籠や腰差し煙草入れなどに付けた緒締めについての質問です。

印籠の場合は蓋が開かないようにとの意図がわかるのですが、かぶせ式になっている煙草入れに緒締めがついているのはどういった用途のためでしょうか。単なる装飾具なのでしょうか。

煙草入れの緒締めが上下して緒を調節する、と書いたものを読んだことがあるのですが、調節とは何を調節するのでしょうか。緒の長さが変わるのでしょうか?印籠の場合は「調節」の意味もわかるのですが……。

どなたか、詳しい方がいらっしゃいましたらご教授ください。

A 回答 (1件)

 詳しくはありませんが・・・。


 質問者さんの提示されている煙草入れは、布や皮でできているソフトタイプのものであるという前提でお話させてもらいます。
 緒締めがないと紐が平行の状態のままで、煙草入れの安定性が悪いため、緒締めを入れて下までスライドさせて締めるわけです。
 質問者さんの仰せのとおり、緒締めを上下させてもスライドするだけで緒の長さが変わるということはありません。
 また、煙草入れの安定のために緒締めで締めるといっても、下の方で紐を結べば事足りるわけですから、装飾的な意味合いが強い感じがしますね。
 まあ、緒締めがあった方が見た感じも締まっていてよろしいように思います(笑)。ここいらへんに関しましては先輩格の印籠の影響が出ているように思いますね。
 私は男ですのでよく知りませんが、帯留めなども最初は実用的な意味があったと思うんですが、今は全くの飾りになっています。
 男子の洋装でも、背広の上着の大きく開いた襟にある小さいボタン穴(本当に穴が開いているものも、刺繍で終わっているものもある)や袖口のボタンなども当初は実用に供していたんでしょうけれども、今は単なる飾りに過ぎません。
 しかし、これらもないと寂しいし、なんとなしに納まりが悪いもんですね。
 煙草入れの緒締めもこんな感じがします。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!

紐が平行のままだと安定が悪いのですか。左右に振られやすくなるのかな?
筒とかますの間を渡る紐が大きな三角形を構成するのを避けるため、緒締めをかますの根本に入れて三角形を最小にし、筒までの紐を一本にまとめるため、という事ですね。
そういう意味の「調節」でしたか。
やはり印籠のスタイルを継承しているという意味もあるのでしょうね。

明快な回答、ありがとうございます。おかげで疑問が解けてすっきりしました。大変貴重なお話をありがとうございました。

お礼日時:2006/11/15 09:12

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