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規定度(N)の意味がよく分かりません。
計算の仕方などもよく分からないので、教えてください。

例題などを出して解説していただけるとありがたいです。


あと、水和物についても教えてください。
水和物になるものとならないものがあるのですか。
計算方法も教えてください。

科学に関して、まだ、初心者なので難しい用語などは解説をよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

規定度はよく分からなくて結構です。


あいまいな指標なので、現在では使わないことが推奨されています。

しかしそれでは文献などが読めないし、危険物取扱者試験等では通用しませんよね。

一般に
 規定度=価数×モル濃度
で求められます。
価数は「酸塩基・酸化還元」どちらかです。
中和滴定において、硫酸 1 M の規定度は 2 N です。
また、酸化還元滴定において、過マンガン酸カリウム0.2 M の規定度は 1 N です。

水和物というのは、結晶中に水分子が入り込んだ物質で。硫酸銅五水和物CuSO4・5H2Oは、CuSO4の一組に対して五分子のH2Oが存在しています。
どれが水和物になってどれがならないだとかは、敢えて覚えなくても結構です。出会ったものだけを知っておけばいいと思います。
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前にも似たような質問がありました。

そこで書いたことと同じになりますが書いてみます。
酸、塩基に話を限ります。
高等学校では規定度を使わなくなりました。それは溶液に中にどの様な物質があるかが分かっている前提だからです。物質が分かっていればmol濃度が出ます。
でも何が含まれているか分からない酸性溶液を水酸化ナトリウムで滴定して濃度を決めるとします。モル濃度は決まりません。1価か2価か3価かがわからないのですから。この時もし全てが1価だとしたらと仮定して濃度を決めることが出来ます。これが規定濃度に対応します。酸性を考えるだけであればこれで充分なわけです。物質は分かっているが混ざっているという場合も同じです。塩酸と硫酸が混ざっている場合、滴定で分かるのは規定濃度だけです。酸の規定濃度というのはH+だけに着目して考えたものといっても良いでしょう。だから規定濃度が同じであれば水酸化ナトリウム溶液を中和するのに必要な量はおなじになります。塩基の場合も同じ考えです。水酸化ナトリウムと水酸化カルシウムが混ざっている溶液を塩酸で滴定するという場面になります。何か分からないがアルカリ性の物質があるという場合も同じです。
廃液処理などでまず酸性物質がどの程度混ざっているかが知りたいというときには有効でしょう。pHは酸の強弱が関係しますから酸濃度に直結しない場合があります。
規定濃度は実用上で言うと便利な量ですが「モルがあやしい」というレベルの高校生には難しいということでしょう。
でもモル濃度は決まらないが規定濃度は決まるという場面があることまで忘れてしまうと困ると思うのですが。
物理のカテゴリーで比熱と熱容量についての質問がありました。高校生は比熱から熱容量を出すものだと思っているようです。でも逆ですね。熱容量から比熱を出すわけです。熱容量は物質の種類や質量が分かっていなくても決まる量です。規定濃度とモル濃度の関係も同じような感じです。
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規定度で注意する必要があるのは、


反応する相手により、価数が変わる可能性があることに注意してください。
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