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 日本語を勉強中の中国人です。ある擬声語「ルラララ」についてお伺いします。「ルラララ」はどんな感じの擬声語でしょうか。

 熊木杏里に「ル・ラララ」というタイトルの歌があります。その歌の中で、「ラララ ラララ Yeah Yeah ルルル Non Non」という歌詞があります。タイトルと歌詞の中の「ル」と「ラ」の組み合わせはどんな気持ちを表すのでしょうか。

 スッピツの「ロビンソン」という歌の中でも、「大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る」という歌詞があります。また、「ルララ」に会いました。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=55940
 
 「ル」と「ラ」の組み合わせはいったいどんな気持ちを表すのでしょうか。辞書で調べても載っていません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

 また、質問文に不自然なところがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)


基本的に、
「ラララ」は明るい活動的な感情。
「ルルル」は(基本的にはしんみりとした)緩やかな感情。
と考えて良いでしょう。
[La]と[Lu]の[a][u]という母音を発生する時の口の開け方がその差に関係しているように思われます。

「ルララ」などのように連続して使われる場合は、上のような感情の変遷を表わしていると私は感じます。
スピッツ(というグループ?)は知りませんが、無意識のうちに、
「ル」でゆっくり空に浮かぶまでを表現し、「ララ」で宇宙の風に乗ってリズミカルに流れていく様を表現しているのでしょう。

◆{また、「ルララ」に会いました。}
という文が唐突に挿入されたという印象を与えます。
「また」をお使いになった理由は良くわかるのですが、
直前の文で【「ルララ」に会ったこと】は既に述べられています。
次の文では、【この歌の中でまた出会ったこと】を言いたいわけですから、前の文との関連を示す言葉を何か使うのが自然です。
例えば、
『ここでもまた、「ルララ」に会いました。』
『ここでまた、「ルララ」に出会いました。』
などとすると自然に聞こえます。

ただ、原文のような文の継続は余韻を含んだ表現としては有効ということは言えます。

ーーーーーーーーーー
(ex 1)
彼の笑顔はいつも私を励ましてくれる。
今回の事件で私はとても落ち込んでいた。
彼が気遣って遠方からわざわざ訪ねてきてくれることになり、駅まで迎えに行くことになった。
彼は、あの笑顔を湛えながら列車からおりてきた。
また、私は癒された。
ーーーーーーーーーー
最後の文は本来であれば、
「それを見てまた、私は癒された。」
とすべきところです。
「それ」が「彼の笑顔」であることはご理解いただけると思います。
しかし、「それを見て」と敢えて明示しないことによって余韻が残ることになり、その余韻を読者が噛み締めることができるようになるわけです。

くどくなるかもしれませんが、もうひとつ例を挙げてみます。
ーーーーーーーーーー
(ex 2)
ビル街で彼を最初に見かけた時、私はハッとした。
あまりにも、亡くした過去の恋人Tと似ていたからだ。
しかし、仕事に没頭する中でそのことは次第に記憶から遠のいていった。
しばらくして、私は社長の指示で、あるプロジェクトをまとめるためお得意先へ出かけることになった。
通された部屋には一人の男性が背を向けて座っていた。
「遅くなりました。」と声を掛けると、その男性は椅子を回転させてこちらを向いた。
私はまた、過去の恋人と出会った。
ーーーーーーーーーー
最後の文は、通常の表現であれば、
「その顔を見て私は驚いた。それは以前ビル街で見かけた、あの彼だった。」
などとなるところでしょうが、
前の文との関連を表わす言葉を敢えて使わず余韻を含ませたことによって、その驚きと切なさがより強調的に表現されているのではないかと思います。
因みにこの(ex 2)は、以前日本でも大流行した韓国のドラマ「冬のソナタ」バージョンを想定してみました。(^^;)
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この回答へのお礼

 hakobuluさん、いつもお世話になります。ご回答ありがとうございます。「ルルル」は(基本的にはしんみりとした)緩やかな感情なのですね。大変助かりました! 「ル」でゆっくり空に浮かぶまでを表現し、「ララ」で宇宙の風に乗ってリズミカルに流れていく様を表現しているという解釈もとても納得できます。「ルララ」の部分はさわやかで、気持ちよかったです。スッピツは四人組のバンドで、時々聴きます。淡い暖かさが感じられます。「また」のすてきなラブ小説の一節も読ませていただきました。余韻を出すのに工夫しなければなりませんね。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/27 22:26

ご質問の「ルララ」ですが、これはメロディに乗せて「ルルル…」とか「ラララ…」などの意味をなさない音節を連ねて歌うスキャット(scat)という技法の一種で、それ自体に具体的な意味や、固定したイメージはありません。



#1 さんが例に出された「鉄腕アトム」は、中国でも“鉄臂阿童木”という題名で放映されているはずです。中国語版の主題歌でも、

 ♪越過遼闊天空、La la la 飛向遙遠群星…
 (注:このサイトでは簡体字が使えないので、可能な範囲で日本式の漢字に置き換えています)

のように、日本語版同様にスキャットが使われていますね。これは勇ましく、頼もしい感じのする曲ですが、一方、日本の有名な歌謡曲「夜明けのスキャット」(歌:由紀さおり)では「ルルル…」や「ラララ…」が、どちらかというと悲しい感じの曲に用いられています。
 http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/y …

以上のことから考えて、こうしたスキャットは、具体的な意味がないことはもちろん、表す情感も歌詞やメロディ次第であり、「必ずこういう感情を示す」ということはないと考えた方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。中国語のla la laは意味はないのですが、楽しそうな感じがします。gu lu luだと丸いものが転がる感じがしますが、lu lu luはないような気がします。「ル」が含まれる気持ちを知りたいです。「夜明けのスキャット」は参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/27 21:20

空に飛び出して、飛んでいる感じです。


これは(推測ですが)アトムの効果です。
アトムというのは手塚治虫が作ったロボットのキャラクターで、アニメとして大ヒットしました。
その歌が下記のところから始まります。

空を越えてラララ星の彼方

東京オリンピックの成功をうけて、明るい科学技術の未来が開かれるというイメージを日本人に受け付けた作品です。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E8%85%95% …
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。アトムの効果なのですね。参考になりました。中国にも伝わってきたとても有名なアニメです。懐かしいですね。ただ、「ラララ」だけではないので、「ル」の感覚も知りたいです。申し訳ありませんが、参考ページは見られません。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/27 21:03

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