ショボ短歌会

フランスの歴史(特にリシリュー)などの文献を原典で読んでいきたいのですが、選ぶべき仏和辞典がわかりません。古語の記載もあり、ロワイヤル仏和辞典がいいと伺いましたが、先達の皆様、なにとぞお知恵をお貸し下さいますよう宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

最初から仏仏辞典は無理でしょうが、あまり初心者向けの仏和辞典にしがみついていても、上達が遅れるようです。

最初のご質問に戻ってロワイヤル仏和の中辞典(私も出張にはこれを持っていきます)か新スタンダードの沸和辞典(机上版)(私との相性が悪く手放しました)ぐらいを使いこなせるようになるといいですね。6番の回答者の方が言われているように、やさしい子供向けの仏仏辞典から慣れるのがよいでしょう。Petit Larousseにも子供向けの絵が沢山入ったものがありますから。私も、簡単な自分が知っている単語を引いてみるのには賛成です。フランス語をフランス語で説明するコツというか呼吸が分かってきます。あと、仏仏辞典を使う利点をあげれば、ボキャブラリーが飛躍的に増えますよ。頑張ってください。
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この回答へのお礼

PunPiPon様

PunPiPon様も、大変に具体的な説明を示して頂いて、本当にありがとうございました!順番が必要なのですよね!

お礼日時:2006/12/29 09:47

>やるなら最初から仏仏の次元で始めると。


これは少し無理がありますね。そうですね、クラウン仏和かプチロワイヤルで十分ですので、先ず仏和辞典を使いこなすことです。でないとフランス語の説明も理解できません。初めての仏仏辞典としては向こうの子供向けになりますが、↓のような辞書で知らない単語を調べるのではなく、知っている単語を引きまくって とにかく仏仏辞典に慣れることが重要です。ですから、いきなりシフトするのではなく、平行して使いながら ↓のような辞書を卒業したら もっと上の仏仏辞典を使い、仏和辞典の使用を徐々に減らしていった方が効果的だと思います。

http://www.amazon.fr/Mon-premier-dictionnaire-av …
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この回答へのお礼

myrtille55様

具体例を挙げてのアドバイス、本当に分かりやすかったです!
ご丁寧にありがとうございました!

お礼日時:2006/12/29 09:44

仏英辞典を使うんだったら仏和辞典の方がいいですよ。

向こうの2ヶ国語辞典はあまり親切ではありません。仏仏辞典ですが、お手持ちの仏和辞典がボロボロになるまで使ってから、プチロベールなりリトレにシフトしても失敗します。最初は易しい仏仏辞典から始めないと失敗しますよ。
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この回答へのお礼

myrtille55様

度々のアドバイス、本当にありがとうございます!
皆様の意見を集約しておるところですが、
仏和を極めてから仏仏に至るという経路であれば失敗する
という理解で宜しかったでしょうか。
やるなら最初から仏仏の次元で始めると。

お礼日時:2006/12/20 19:59

No.3です。

沈潜して幾つか思い浮かべた
L'usage de periphrases hyperboliques(誇張的迂回法の用例)を
補足して、ご理解の一助と致します。

 パリを
●Paris : le centre de la belle galanterie 

 窓を
●Fenetre:la porte du jour

 時を
●Temps : le pere des annees

 夜を
●Nuit : la deesse des ombres

 詩を
●Poesie:la fille des Dieux

 目を
●Les yeux : les miroirs de l'ame
 鼻を
●Nez : la porte du cerveau
 言葉を
●Langue : l'interprete de l'ame

ほんの一部です。目と鼻を利かせれば
作り方や其処に流れる詩情や精神を
お掴み頂ければ今後出会うであろう
他の作例も類推出来るのではないかと
考えております。
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この回答へのお礼

anapaultoles様

お返事大変に遅くなり、本当に申し訳ありません!
anapaultole様のようなご指摘をいただくと、自信の無知と向学心を刺激されました。大変参考になりました、少し研鑽を進めて参ります!

お礼日時:2006/12/29 09:49

あらまほしきこと、それは先達。

。。

その通りです。
でも、今後文献の原典(-現代フランス語で書かれて、所々に当時の語法が引用されている書籍-と解釈)を
読み進めるから今お使いの辞書よりもよいものとお考えになれば、それでは、仁和寺にある法師と同じで
石清水八幡宮(17世紀)を見間違うのではと(-研究室ならlittre等を活用するのは、当然ですから-)
危惧いたします。

いまお使いの辞書で十分ではないでしょうか。
それが擦り切れるまで読みこなしこの辞書の訳は、今回の文脈にはそぐわないと感じることが
沸々と多くなってくれば、その時に、仏仏(例えば、littreは版が更新されておりまして
http://www.decitre.fr/livres/fiche.aspx?code-pro …)へと切り替えをすれば良いと考えます。

それよりもお読みになる時代のキーワードは、“la preciosite" です。

それは、例えば 椅子(le fauteuil)のことを “les commodites de la conversation" とする
 L'usage de periphrases hyperboliquesが
流行していたこと。
それと語句の表記が現代のrepondreがrespondreと等となっていたこととの
二点を確りとご理解すれば
凡そ判読できるものです。
(お調べのRichelieuが1634年にフランスアカデミーを創設し
彼の死(1642)後の1694年にアカデミーによるはじめての辞書が
編纂されたのですから
最新版はこちらhttp://atilf.atilf.fr/academie9.htm

このような、案内役で宜しかったでしょうか。
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仏和辞典なら私は大辞典をお勧めします。

白水社の大仏和か小学館のロベール仏和大辞典になるかと思いますが、あとは好みの問題だと思いますので、両辞典を比較して決めてみてください。ただ、どんな仏和辞典でもフランス語という構造の違う言葉を日本語で説明しようとするものですから、やはり構造の同じフランス語で説明した仏々辞典にはかなわないでしょう。できるだけ早く仏々辞典を使うように心掛けるとよいと思います。仏和辞典ではどうしてもピンとこなくて、仏々辞典(または仏英・英仏辞典)を引いてはじめて納得がいくことがままあるものです。仏々辞典で最も優れているのはRobertとLittreだと思いますが、フランスの歴史(特に17世紀)などの文献を読むなら、Littreの方がよいかもしれません。ただこれらの辞典は厖大なものですから、最初はPetit LarousseやPetit Robrtから入るのがいいかもしれません。それでもこれらの辞典を使うにもかなりの語学力が必要になるでしょう。頑張ってください。
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この回答へのお礼

PunPiPon様
一歩先を見通していただいたアドバイス、大変ありがとうございます!具体的な例をあげていただき、非常に参考になりました。難事であるとは思いますが、頑張ります!

お礼日時:2006/12/16 23:27

ロワイヤル仏和は中辞典では最高峰ですね。

その他には新スタンダード沸和辞典もあります。
大辞典は小学館と白水社から出ています。
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この回答へのお礼

myrtille55様
アドバイス頂けまして、大変助かりました。仰られるとおり、大辞典でと中辞典を区別して判断していかねばならないですね......

お礼日時:2006/12/16 10:49

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