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酵素による加水分解と塩基による加水分解の違いとはどのような点でしょうか、わかる方よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 酵素は、タンパク質からできていて、高温では、変性してしまい、働かなくなります。

(=最適温度が存在する。)また、酵素が作用する物質(基質)は、各酵素によって決まっています。(=基質特異性)それから、酵素には、反応に適するpHが存在します。酵素は、生体内で機能するので、その酵素が働く体内の環境下で、働きやすくなっているようです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。酵素による加水分解は普通生体内で起こる酵素が働く条件でのみ起こる反応である、ということで塩基の場合と機構的な違いは無いのでしょうか。

補足日時:2007/01/07 19:11
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 加水分解そのものは、同じ機構だと思います。

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この回答へのお礼

回答本当に有難うございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/01/09 11:11

 水分子の衝突によって結合を切るためには、その物質(基質)の形をゆがめ、原子配置や電子の分布を変化させる必要があります。

形をゆがめるのには、活性化エネルギーを与えなければならず、活性化エネルギーなしでは、反応は起こりにくいのです。
 必要な活性化エネルギーが低くなれば、水分子の衝突で生じる(少ない)エネルギーでも反応が起きるのに十分になります。必要な活性化エネルギーを低くするのが酵素の役目です。
 1、まず、酵素が基質分子とぴったりと結合する。
 2、酵素が基質分子の形をゆがめて、反応を起こりやすくする。また、酵素によって基質の電子分布が変わり、反応が起こりやすくなる。
 3、水分子が反応し、加水分解が終わる。
以上が、酵素による加水分解の大まかな流れです。
 塩基も物質の電子分布をゆがめて、加水分解を助けているようです。

 エステルの加水分解の場合ですが、エステルを塩基で加水分解するとカルボン酸の塩とアルコールになります。酵素の場合は、カルボン酸の塩ではなく、単にカルボン酸とアルコールができるのではないか、と思われます。
参考にしてください。
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