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私の上司が、新企画の提案に悩んでおります。
その提案作成上の疑問の一つが
・日本人は海外の商品をネットにおいて個人輸入することに対し、抵抗があるか
・また、海外に商品をネットにて個人商店レベル(もしくはその集合体)で売り出す事に抵抗があるか
という点にあるようです。特に後者に日本人は強い抵抗があると上司は考えているようです。

要は海外向けのコンテンツを作り、そこで日本の商品を海外の方に販売するという話なのですが
例えば、日本ではアマゾン・ドットコムで洋書が買えたり致しますよね。
その逆で、日本語で書かれた本を、海外の方が海外において買う、という事業をネット上で日本にいながら行うということなのです。(本はあくまで例にすぎません)

その際に避けては通れない関税や検閲、言語等の問題はおいてひとまずお聞きしたいのは、
「こういった企画~海外に日本の商品を輸出する~という行為に、
根本的に日本人が向いていないのではないか」という疑問についてお聞きしたいのです。

上司は日本は非常に保守的な性格であり、そのような輸入輸出を、まして個人商店は絶対にしたがらないと考えているようです。
私も確かに、個人商店はそのような輸入輸出には抵抗があるのではとは思うのですが、日本人が向いていないかどうかと言われると考えこんでしまいます。
とりあえず細かい企画の内容、商店へのアプローチ方法や楽天の厳しい状況云々の議論はここではさておいて。

この「日本人は輸入輸出に性格が向いていない」との意見を皆さんはどうお考えでしょうか。ご意見お聞かせ下さい。
また、現実にそのような海外輸出事業をネットで行って成功しているサイトがあるでしょうか。
ご存知でしたら参考までにお教え下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

日本は資源を持たず、戦後は貿易立国として経済を発展させた事は


誰でも知っていることで、今も輸出が伸びると経済が回復すると
言われていますが、個人ベースとなると厄介ですね。
たとえば、業務的なことをサポートする体制を企画内で整備しないで、
不良品クレームや製造物責任などのトラブルを参加者の責任において
解決させるのでは、ちょっと難しいかも。

最近のパソコンの売れ行きはサポート体制の優劣で決まるそうです。
貴社も企画でPL保険を付保したり、クレーム処理の代行サービスを
有償で行うなど、参加者が懸念する事項を解決する方法もあると思いますよ。
日本人は当初は用心深いですが、信頼すると盲目的になる傾向があります。
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この回答へのお礼

私も、現実に日本の企業は輸出入をしているではないかと反論したかったのですが、やはり問題はこの企画の心棒が個人商店ベースにあるという所です。
>たとえば、業務的なことをサポートする体制を企画内で整備しないで、
>不良品クレームや製造物責任などのトラブルを参加者の責任において
>解決させるのでは、ちょっと難しいかも。
それは確かに必ず提案に盛り込まなければならないですね…。
上司の知り合いの方がそのような海外向けコンテンツを作ろうとして商店も商品も集まらず、一度失敗しているという経緯もあり慎重になっているようなのですが、やり方の問題でしょうか。
>日本人は当初は用心深いですが、信頼すると盲目的になる傾向があります。
上司の主張の一つに、成功事例がないとそっぽを向く日本人、というフレーズがありました。しかし、ご解答のようにいかに不安材料を緩和しサポートできるかですよね。説得力のあるおことばです!希望が見えたように思います。
貴重なご意見どうも有難うございます。

お礼日時:2002/05/07 16:24

日本人は輸出入に向いていない、というのはあまりにも極論だと思います。



日本人がビジネスで最も大切にするのは「信用」です。目先の利害よりも、信に足る相手かどうかを判断基準の第一に据えます。それがあれば、海外だけではなくて、地球外の金星人や火星人とも商売をするでしょう。

たとえば、タコのような火星人と町の商店。この場合、まったく見も知らない正体不明の相手という意味で、あえて「火星人」としているのですが、通常、そんな火星人と町の商店が取引きすることは考えられません。火星人が商談を持ちかけてきても、商店のオヤッサンは相手にしないでしょう。オヤッサンにすれば、「そんな信用のない奴とは」となりますから。

ならば、「信」をつくればいいんですね。しかし、火星人とオヤッサンでは、言葉も違うし、文化・慣習も違う。双方が個人としてコミュニケートし、信を構築していけるとは考えにくい。

では、どうすればいいのか。下のご回答のなかにもヒントがたくさん隠れていますけれども、結論的にいえば、あなたの会社が双方の中間地点に立つ「信」になればよいのでは? そういう意味では、商社もそれにあたるかもしれませんし、そういう類のものは様々な業種業態にありますよね。古の朱印船貿易も、中間に「信」に足る誰かの存在があって成立していたのかもしれません。

新規事業、また新企画を立ち上げるときに大事なのは、「できる」ことを前提にして「できない」ことを考えるということです。まず「やろう」と決める。決めたあとに、悲観的に、重箱の隅をつつくようにして「できない」ことを考える。考えて考え尽くしたあとは、楽観的に行動していく。これが新規事業や新企画を立ち上げ、うまく成功させる要諦だと思いますよ。
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この回答へのお礼

確かに極論です。それでも、切り崩すだけの説得力のあるそんな事はない、という意見がぱっと出てこなかったのもまた事実でした。
>日本人がビジネスで最も大切にするのは「信用」です
仰られている事、その通りですね。日本人は信の見えない相手にはビジネスをしない。ならばいかに取り持つこちら側が「信」になれるかという風に切り口を持って行くのも手でしょうか。下に頂いたご回答とあわせまして私なりに考えました。
>「できる」ことを前提にして「できない」ことを考えるということです。まず「やろう」と決める。決めたあとに、悲観的に、重箱の隅をつつくようにして「できない」ことを考える。考えて考え尽くしたあとは、楽観的に行動していく。
私もどこかでこれはもうだめかも…とあきらめかけていたようです。もう一度この企画はいけるとの前提に立って(上司説得の)計画を練りなおしてみたいと思います。
しかしその「火星人と取引はしない」という所は、まさに上司の言いたい所だと思います。
ご回答本当に有難うございます。

お礼日時:2002/05/07 20:59

失礼ながらあなたの上司はこのような新しい企画を担当するには向いていない印象を受けます。



新規事業のアイデアが出たら抽象論ではなく、事業化するためのチェックリストを作り、部下に分担させて作業を進め、企画検討会議を何回か開いて結論を出すべきだと思います。日本人は向いているか・・沢山のチェック項目のひとつに過ぎないでしょう。昔と違って海外でも日本の新聞、書籍、食料品は比較的容易に入手できます。しかし、地域(国)、品目によっては入手できないか、非常に苦労して、あの手この手で入手している筈です。企画では、どの地域の誰を対象に何を売り込むのか、又主要国で、その品目はどのくらいの需要が見込めるのか(在住日本人人口)などの調査、検討が必要になってくるでしょう。

上司が日本人の性格論に拘るなら、具体案を提出して研究スタートOKの承認を得るのが先決でしょう。向くか向かないかを議論しても時間の無駄です。知人の失敗論
を具体的に聞き出し参考にするのもいいでしょう。失敗の中身(商品、価格、サポート体制、等)を知らなければ、失敗事例とはいえません。
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この回答へのお礼

厳しいご意見をいただき恐縮です。いちいち全くおっしゃる通りなのですが…上司個人が企画立案に向くかどうかを論ずる事は私にはできませんが、もともとこの案は上司が「輸入」として立案したものなのです。私はそれを「輸出」として通したいわけです。企画検討会議以前にこの上司個人の「日本人の性格論」が壁となってどうしても突き崩せない状態なのです。
「この疑問(性格論)が自分の中で解決されないと(調査のGOが)出せない」とはっきりと言われてしまいました。(上司は企画部の最終決定権者です。)
この企画は小さくとも少しでも日本の輸出促進の足がかりとなるものではないかと考えており(大袈裟すぎますが)、私としてはなんとしてもスタートを切って欲しいのですが。
色々とあの手この手で案やら独自調査の結果やらを提出してはみたものの、実はもう輸出入どちらにしろ半分闇に葬られそうな雰囲気であきらめきれず悔しいのです。
また私は規模は小さいですが別の企画立案をまかされており、そちらもおろそかにできない状態です。もしそのたった一つの「日本人の性格は向いていない」という思い込みさえ突破されて事業化までの道のりがスタートするのなら、なんとかならないだろうか…と思ったのですが。
>失敗の中身(商品、価格、サポート体制、等)を知らなければ、失敗事例とはいえません。
失敗から学ぶ事は大きいですね…目から鱗でした。
真摯なご解答をどうも有難うございます。

お礼日時:2002/05/07 19:20

「日本人は輸入輸出に性格が向いていない」そんなことないと思います~


海外の商品を日本人が(あまり)個人輸入しないのは
・言葉の壁
・なにか有った時の対応
に不安があるからでしょう。
これは保守的とかそういう問題ではないと思います。
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この回答へのお礼

心強いです。「そんな事はない!」私もそう思いたいのですが。
上司はこの、日本人は輸出入しない、できない!という強固な思いを突き崩す強力な根拠がなければ、企画がまとまらないといっているのです。特に「輸出は絶対したがらないだろう」といっております。
輸出すると、海外でクレームつけられたり、裁判沙汰になったりするのが怖いからだろう…という思考でしょうか。わからないこともないのですが。
日本では、あまり商品にクレームをつけず欠陥があっても泣き寝入りすることが多いですよね。かえって海外はクレームつけることが一般的のようです。(偏見でしょうか)ここらへんに上司の考えがあるのですかねぇ…それを「日本人の保守的な性格」で片付けられると…うーんとうなっておりました。
さっそくのご解答どうも有難うございます。

お礼日時:2002/05/07 15:43

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