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個人起業で日本から輸出を計画しています。コンテナで海上貨物になります。輸出条件(インコタームズ)についての質問です。何を基準にしてどの輸出条件が輸出者にとって最適か考えればいいのでしょうか?外国の企業に見積もりをする場合商品の代金に合わせて輸送料も見積もるのかのかどうか混乱しています。商品の見積もりに海上運賃を含める場合はCFRかCIFになりますか?すると輸出者リスクは輸入港までになり、輸出者にとっては不利なのでしょうか?輸入者としてはFOBが自分で輸送をアレンジできるので有利なのでしょうか?しかしリスクの負担は輸入者にかかるのでは??混乱してます。エキスパートの皆様ぜひアドバイスお願いします。

A 回答 (2件)

紛らわしいのですが、CIFもFOBも貨物所有権(リスク)は船積み港の欄干を超えた時点で輸入者へ移転いたします。


両者が違うのは費用負担の仕切りが違うだけなのです。
例えば、海上運送中に事故があれば、FOBでもCIFでも保険求償や共同海損の作業は輸入者が行う事になりますよね。
あれは、権利が本船積み込み時に移転しているからなのです。
そういう意味では、輸出者のリスクは変わりませんね。
費用負担が多くなるだけです。

単純にFCA(FOB)価格と運賃、保険を分けて見積もって、輸入者に選択させれば良いのではないでしょうか。
上手くいけば、質問者さんが品物の売買以外でも利益を得る事が出来ます。
手配の分、手間はかかりますけどね。

余計な事ですが、コンテナ輸出の際にはFOBという単語は使わない方が無難です。
理由は、FOBは本船渡し条件、FCAは運送人渡し条件ですから、CYヤードで貨物を船会社に渡すコンテナの場合はFCAにしないとターミナルチャージの仕切りでゴネられる可能性を残すからです。
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この回答へのお礼

Buchikunさん回答ありがとうございました。とてもよく分かりました。
ちなみにターミナルチャージはFCAだと輸入者払いとなるわけですね?
FOBだと輸入者が払う払わないでゴネる可能性があるということでしょうね。もし見解が間違っていたらまた教えてもらえますでしょうか?

お礼日時:2007/05/22 23:34

No.1です。


ターミナルチャージ(THC)について補足致しますと、日本側の船社から請求されるTHCはFOBでもFCAでも恐らく質問者さん(輸出者)が負担する事になってしまいます。
理由は、日本側で請求されるTHCは空コンテナを取り扱う費用である、というこじつけがまかり通っているからなのですが...。(なので空のEmptyをいれて、ECHC-Enpty Container Handling Chargeという名称を採用している航路もあります)

従って、質問者さんの見解は間違っていないのですが、費用負担は出てしまうと思います。
私がFOBでなくFCAを使った方が良いといったのは、上記見解に沿って、海上運賃に含まれているハズの実入りコンテナの荷扱費用分(一般的に言うターミナルチャージですね)を値引けと輸入者に言われないように、という意図からです。
紛らわしい言い回しで申し訳ありませんでした。
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