推しミネラルウォーターはありますか?

厚生労働省のHPでこのことについて
自然界に存在する水銀が魚を通じて~・・・
と書いてあったのを読むと
自然界で起きる自然なことといった感じがします。
けれども魚の水銀を妊婦さんが気をつけなくてはいけないほど
蓄積されているのは環境汚染によるものなんではないのかと思ってしまいますがどうなのでしょうか?
教えて下さい。

A 回答 (3件)

水銀は有害金属と言われるものの中でも環境中に多い金属です。


もとは地下深くにあって火山噴火などにより地表にでてきたと思われますが、
金属水銀が液体であること、蒸発しやすい性質が、
ほかの金属類は地面に固定されたが水銀だけは環境中(大気中・水中)に漂ってしまったためであるだろうと思います。
環境汚染とのことですが、これも否定はできません。
世界レベルで汚染が進みだしたのは18世紀の産業革命からであると思われます。
しかし、それが環境にどのくらい影響を与えたのかはわかりません。
個人的には人為的な環境汚染はそんなに無いんじゃないかと思います。

水銀の中でも有機水銀と呼ばれるグループは毒性が特に強いといわれてますし、
生物濃縮で蓄積されるのも、ほとんどが有機水銀であるといわれてます。
それは有機水銀は脂に溶けやすい性質があるからです。
一般的に脂に溶けやすいということは、水系(消化管、血管)から脂脂系(細胞膜など)へ移行しやすく、体内に取り込みやすいのです。

次に胎児ですが、胎児はの成長はものすごいものがあります。
母親からどんどん栄養を貰っているのでそのときに母親が摂取した水銀も
どんどん胎児に流れてこんでいきます。
胎児は胎盤を通じて母親から栄養をもらい不要物を渡しているので、
胎児血に入ってしまった水銀もまた母親の血液へ返されるのですが、
胎児はいろいろな組織が未発達なため、水銀を細胞内に取り込んでしまったら、なかなか血液中に排泄できないので胎児に溜まります。
また不要物は全て母親へ返されるのではなく、一部は尿や便で排出します。
この時、羊水中に出されるのですが、これが胎児の口に流入することで、
折角外に出したものを再吸収してしまいます。
母親より胎児に悪影響がでるのはこのためだろうとおもわれます。

普通の人間が普通の環境で普通に魚を普通に食べる全く問題のないことでも、
胎児にとっては非常に神経質な問題になってしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/20 22:24

成人は体重が60キロとすると


胎児は2-3キロですので、
体重当たりの影響は20-30倍になります。
つまり「水銀の大量暴露」にあたるので影響が大きくなります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/20 22:24

『自然界に存在する水銀が魚を通じて摂取される』


妊婦への影響を気を付けなければならない。

一般論として、自然界には水銀のほか、鉛、カドミウム、ヒ素など、有害金属が存在しています。これらの有害金属は、食物連鎖によって、人間が食べるときには、高濃度の有害金属を摂取してしまう事になる。

例えば、水銀に注目すると、有名な公害では水俣湾の有機水銀による水俣病が有名です。また、カドミウムは、神通川の『イタイイタイ病』、ヒ素は『幼児用のミルクに混入』したことがあり、この様なことが昭和40年代くらいまでに多発していました。
このことから、環境庁ができ、環境庁が定期的に様々な海、河川、湖沼などの調査が始まりました。それと同時に、通産省では工場などからの排水の規制をするようになりました。
この様な国の取り組みがあり、現在、公害と呼ばれるような水質汚濁はほとんど無くなりました。

しかし、環境汚染によるものではなく、自然界には極微量ながら有害金属などが存在している事も事実です。結果、自然界の食物連鎖により、有害金属を多量に摂取する事はあるかも知れません。(例:温泉水にはよくヒ素が多く含まれていることが多いです。)
ここまでが、一般論です。

現在、日本や先進国では、法整備や検査機関が充実してますが、途上国の場合、余り行われていません。(例:中国など)その為、水質汚濁が発生しています。(大気汚染も)その様な国からの輸入品については、実際どの位汚染されているかは分かりません。特に水底に住む生物、太平洋などを回遊する魚類は、有害金属を摂取する可能性が高いと思います。

魚類などには多かれ少なかれ、必ず有害物質(金属以外も含めて)を蓄積していると思います。しかし、魚であればDHAなど有用な栄養素もあることも事実です。魚を食べる、食べないは、個人の問題だと思います。厚生労働省では、食物の摂取にあたり『こういう事もありますよ』と情報を流しているだけです。最近では、ダイオキシンの調査を行っているはずですが、調査結果について、大々的に発表はしてませんよね!?

k0u0さんの質問に上手く答えられたかは分かりませんが、今の現状は、この様な感じです。魚などの食材選びは、自己責任になってしまうのだろうと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/20 22:24

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