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 今日子供と紙(上質紙)を植物油に塗らしたり水に塗らしたりして遊んでいました。油はしみこんで裏が透けたのですが、水はしみこみにくかったのです。
 そこで子供に聞かれたのですか、紙(上質紙)が油に濡れると裏が透けて見えるのはなぜですか?
 紙に油はしみこみやすい性質があるのは分かったのですが、これは疎水性によるものでいいのですか?でも和紙は水も濡れやすいと思うのですが、上質紙だから水はしみにくいのですか?
 またなぜ透過性が上がるのですか?
サイトなど探してみたのですが見つけられませんでした。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

裏が透けて見えるのはなぜですか、ということですが、


紙は細い繊維が絡み合っています。繊維は光を通しますが、細いために入った光が乱反射(さまざまな方向に反射/屈折する)します。このため、白組みえます。すりガラスや雪が白く見えるのとおなじですね。
油が染みると繊維の間を埋めてしまうので乱反射が減って光が透け安くないます。

油がしみこみやすいのは疎水性でよいと思うのですが、これは自信がないです。
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この回答へのお礼

 雪が白く見えるのと同じなんですね。分かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/16 02:08

透過性についてはNo.1の方が既に回答されているので・・・



紙には、にじみ止めやなめらかさを出すことなどを目的に、
サイジング剤が使われています。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%A4%A5%B8 …

このサイジング剤(とその目的)が、上質紙と和紙とで異なるため、
水のしみこみやすさの差となって現れているものと思います。
(確か、和紙は水性糊料、上質紙ではいわゆるプラスチック系の
 もの(ポリエチレンとか)ではなかったか、と・・・)

性質を説明する言葉は、「親水性・疎水性」で問題ありません。
(なお、主原料はどちらの紙もセルロースで、親水性です)
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この回答へのお礼

上質紙と和紙はそう違うんですね。詳しくありがとうございます。

お礼日時:2007/01/16 02:09

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