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黒柳徹子さんの『不思議の国のトットちゃん』の中の「子どものこと、思いつくまま」の章を読んでいたら、泣いてしまいました。
特に、次の文を読んだら涙が止まらなくなりました。
知らない方もいると思うので、そのまま載せます。

生命保険をかけられて母親に殺された男の子。
「お母さん、これまで育ててくれて、ありがとう。
 これからもよろしくおねがいします」
小学校の卒業の文集にお母さんにあててこう書いた男の子。
海の中で殺されながら、それでもきっと、その子の目には
お母さんは、わけがあってやっているんだと、
映ったに違いない。

黒柳徹子著、新潮社「不思議の国のトットちゃん」
p197~209「子どものこと、思いつくまま」より
※この部分は、p203~204に載ってます。

皆さんは、この文を読んでどう思われましたか?
率直なご意見お聞かせください。

A 回答 (2件)

「無垢な魂」という言葉を思います。



アフリカや旧東欧などの民族紛争や宗教紛争を抱えている地域で、親を殺され、その理由が分からない子供は
自分がお父さんやお母さんの言うことを聞かなかったから
父や母が殺されたと思うそうです。
「もっと僕(や私が)いい子だったら、お父さんやお母さん殺されなかった」と。

人を恨むことを知らない魂が、恨むことを学ぶことなく死を受け入れるとき(受け入れざるをえないとき)、(その事態を引き起こしたのは自分であると)自分を責めるという心理は洋の東西を問わないのでは。

こういった理不尽は、現在世界のいたる所で起こっています。イラクでアフリカで、そして民主的で平和な国だと教え込まれて疑わずに生活をしているこの国でも。
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この回答へのお礼

ご意見、ありがとうございます。
子供というか、小さい子はホンと、無垢というか純粋ですよね。
「もっと僕(や私が)いい子だったら、お父さんやお母さん殺されなかった」こんな言葉が出るなんて…(この言葉も、「不思議の~」に載ってました。)思わず、君は何も悪くないって、言ってあげたくなります。
この男の子も、お母さんが大好きで、信頼していて、
「お母さん、これまで育ててくれて、ありがとう。
 これからもよろしくおねがいします」
も、心からの言葉だったろうに…お金のために、
そのお母さんに殺されてしまったなんて…切なすぎます。

無垢な魂を、子どもを、裏切ったり傷付けたりしちゃダメですよね。

お礼日時:2007/01/20 23:33

「ぼやぼやしてんじゃねえっ!逃げろっ!!逃げるんだっ!」と叫んでやりたいです。



西原理恵子の漫画だったかな。おとなしくていつも他人のことを思いやって自分のお菓子も他人に分けてあげる女の子と、すばしっこくて自分のお菓子は絶対手放さない女の子。「私は自分の子に後者になってほしい。人間は生きていかねば。」と言ったことを書いていました。いかにも彼女らしい偽悪主義だけど、半分同感です。人間は生きていかねば。
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この回答へのお礼

生きるためなら、そういった選択も必要かもしれませんね。
上に書いた男の子も、そういう考えを持っていたら、
きっと母親に噛み付いてでも逃げていたと思います。
でも、その子は純粋すぎた。
子どもに、優しさも大切だけど、「自分のお菓子は絶対手放さない」という考えを、教えるべきなのかもしれないですね。
子どもが、自分自身を守ることができるように。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/20 23:46

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