なぜ、悩みがあっても生き生きと生活できる人がいるのでしょうか？

Question

最近、考えていることです。

私はPD歴１０年以上、幼い時から頻尿や神経性の下痢などでも
悩んできました。

・・・今の私には自分では変えることの
できない悩み、大きくは２つ。実母の死と障害を持った子供が
いる、と言うことです。

この２つは、ちょうど１０年くらい前に起こったことです。
その頃から調子もより悪くなったような気がします。。。
もちろん、そうなる資質はあったとは思います。

人からは「明るいね。」なんて言われる私ですが、常にこの、
深い悩みが頭から離れることはありません・・・

もう、これからの人生、悩みもない、本当に心から、楽しい！と
思えることはないのかと思うと悲しくなります。
楽しい、と思える状態にいても「あっ・・・」とまた、悩みを
思い出し、楽しんでいることも意味がなく思えてきます。
・・でも逆に自分に暗示をかけて「なんにも悩みがない、ほら、
楽しくてたまらなかった、あの頃よ。今が！」って思うと体の
力が抜けて、全身が生き生きしてくるような錯覚に陥ることも
あります。そういう時は、PDの為に出来なくなった、電車に
乗ることや、運転をすることができるような気にもなります。

でも、所詮、そこまでで実際は重い人生を歩んでいる自分にすぐに
戻り、また、脱力感と緊張感で調子が悪くなります。

不思議に思うのは、なんで私以上の悩みをかかえてられる方は
たくさんいるのに、精神的な病気にはならずに早起きをして
生き生きとしてられる人がいるのか？と言うことです。

あまりにも辛いことがあったら、私みたいになるのが普通の
気がするんです。

変な文章ですみません。あっ、後、私は悩みから逃れたいのに
それを忘れることに強い罪悪感を感じてしまいます。。。

AGASTHIYA · Accepted Answer

まず、人生「楽しい」＝「正しい」ことと、錯覚されているのではないでしょうか？

四苦八苦という言葉がありますが、ご存知ですか？

この“四苦”は、なんの４つの苦しみだと思われますか？

(1)愛し合うものが別れてゆかなければならない苦しみ。
(2)嫌なこと嫌なものを続けなければならない苦しみ。
(3)追い求めても得られない苦しみ。
(4)生を受けている限り、以上のような苦から逃れることができない苦しみ。

または、

(1)肉体的な苦しみ。（病や痛みなど）
(2)変化する苦しみ。（心変わり、老いることなど）
(3)求めても得られない苦しみ。
(4)生を受けている限り、以上のような苦から逃れることができない苦しみ。

とも、いいます。

そして、(4)を元に考えると、人間の生～死までが、すべて苦しみなんだと理解することができます。
つまり、生、老、病、死の４つ、これも四苦ですね。

まずは、ここまでをしっかりと押さえましょう。

そうすると、すべて苦しみなんだから、何なっても無駄なように思えるでしょう。
しかし、ここからが肝心なのです。。。

貴方と同じような苦しみ、いや、それ以上に“苦しみ”を持っている人が、この世の中にはたくさんいますが、貴方以上に、明るく、楽しく、そして楽に、生きている人がいます。
まさしく、貴方が感じていることですね。
この違いは、どこから来ているのでしょうか？？

そのポイントは、
自分のことを中心に考えているか、他人のことを中心に考えているかの違いです。

つまり、自分の意識が２４時間３６５日、自利に向いている方が多いか？、利他に向いている方が多いか？
自利とは、字のごとく、自己の利益、つまり自分が利益を得たいという心の働きです。
利他とは、字のごとく、他人の利益、つまり他人に利益を与えたいという心の働きです。
・・どうですか？

もっとわかりやすく説明してみましょう。
自分の利益をもっと得たい！強く得たいと考えてみて下さい。
・・どうですか？利益を得られないことによる苦しみは大きくなると感じませんか？

では、自分の利益は忘れて（あるいは自分の利益を望むことはできる限り薄めて）、
他人が何らかの利益を得て幸福になった、あるいは、他人が苦痛から解放されて楽になったこと（他の利益）を、心から喜んでみるように考えてみて下さい。
シチュエーションは、いろいろ自分で考えてやってみて下さい。
・・どうですか？自分の心が少し穏やかになる気がしませんか？

そう、実はこれこそが自分の苦を滅していく、唯一の方法となります。
言い方を変えると苦しみの中にいて、苦しみを感じない心を形成する秘法なのです。
つまり“自利”を薄めて、“利他”の積み重ねこそが、本当の自分の利益（苦しみからの解放）に、つながるというカラクリがあるのです。
人間の心のトリックが、そこにあるわけです。

利他は自己の利益を忘れて他人のために尽くすわけですから、一見、自分が一番損するように見えますが、実は利他の実践こそが、究極の自利（正しい自分の利益）なんですね。

以上を踏まえ、ご自分の生活、言葉、行動、心の動きを観察し直してみて下さい。

そして、小さなことからでかまわないので、自分が追い求めようとする心は少し薄め、どうしたら周りの人の苦しみを和らげることができるだろうかということを、考え始めてみるといいでしょう。
自分のことでもたいへんな状況なのに、それにも増して、他人の苦しみ取り除くことを優先して考えてあげられる人になるのは大変なことですが、それによって、将来、貴方が得られる利益は、たいへん大きなものとなることは間違いないでしょう。
少し時間はかかるかもしれませんが、そのように考え、行動していく段階で、貴方の心の病は徐々に癒え、最終的には完全に消えてしまうでしょう。

自分以上の悩みをかかえてる人が、精神的な病気にはならずに生き生きとしてられる理由はきっと、
自分の置かれた環境を「自分の不幸」だと考えず、
「同じような苦しみを持つ人の気持ちを理解し、それを助けてあげられるような人間になるために与えられた素晴らしい環境なんだ」と考えているかの違いだと思いますよ。
この一生を、そういった自分の勉強のための一生だと考えて、しっかり生きてみて下さい。
そうすれば、貴方の未来は、きっと、今の貴方が想像し得ないほどの喜びのあるものになって現れると、私は思います。

長い文章になってしまいましたので、このあたりで終わりますが、何かお聞きになりたいことがありましたら、補足下さい。
お辛い状況にあるとは思いますが、応援していますので、がんばって下さいね。

O_K-O_K · Answer

ＡＮｏ.７の方の回答がとても分かり易く、自分自身の事にも置き換えて共感しています。

このコミュニティーの中には、あなたも含め色々なカテゴリーで悩みを抱えている人たちが沢山います。
お母様の死やお子様の障害など同じような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないかと思います。
それ以外でも、あなたのこれまでの人生経験をもとに、そんな方たちの道標となる回答ができるのでは無いでしょうか。そんな方たちに一つでも多く応えてあげては如何でしょうか？

私は４０代の男です。家族はいますけど、訳あって別居状態にあります。別居以前もそうでしたし、子供の頃からと言っても過言では無いくらい常に孤独感を感じながら生きてきました。
仕事の上でも、忙しく誰からか頼られている時はいいのですが、家に帰ってとか、仕事が落ち着いてくるとやはり孤独感に苛まれてしまってます。このコミュニティーで回答した結果、お礼の返事を頂けるととても嬉しくなります。趣味の世界でも、今までの人生経験的な事でも、取るに足りないような事でも何がしか自分が他の人の役に立ててる実感が湧いてきます。
確固たる根拠のある回答ばかりではありませんし、その人にとってどれ程的を得た回答かは分かりません。あくまで自己満足の世界です。
でも、顔や年齢や住んでる地域も分からないけれど、悩みや苦痛に耐えている人が、自分の一言で快方されているかも知れないと思えれば、自分も幸せな気持ちになれませんか。もっと他の人の役に立てれば。。。って思えてきませんか。
このコミュニティーに悩みを打ち明けられたわけですから、そんな身近なところからご自信の幸せを探されてはいかがでしょうか？

noname#25310 · Answer

私の友人Aさんは、生まれてすぐ親に捨てられ、養子に出された先で虐待を受けて育ち、大人になってからは生みの親が金をせびりにだけ連絡を取ってきます。
当然ですが誰にも頼るあてのないAさんは自活して働いてますが、内面は精神神経疾患の問屋です。
気丈に明るく生きてますけれど、いつでも自分は死んでいいと言います。
私自身はですが、幼い頃から精神疾患のオンパレードではありましたが、完治しています。
それでもいいようのない孤独感が押し寄せてくることがあります。
Aさんに言わせると、「あなたは親に愛されたという記憶があるだけでも、孤独ではない。私は生みの親に存在を否定されている。本当の孤独なの」
Aさんは障害児でも難病でもいいから子供が欲しいと言います。
実は私もそうです。
質問者さまがお子さんをお産みになったお母さんと言うことは、すごくうらやましく感じます。
・・・・・ただ、最近私は、人間の孤独感ってなんだろう？と考えるのです。
私は心の病も完治して、よき理解者である夫と幸せすぎる毎日を送ってます。
なのにこの、なにもしたくなくなるような、今死んでもいいと思うような寂しさ、憂鬱はなんなのか。
これは友達が100人いても、かけがえのない伴侶がいても、血を分けた子供がいても、きっと解決しない孤独感ではないか？
人間は元来孤独なのであって、Aさんの孤独も私の孤独も同じなのではないかと。
そんな風に思い始めたのです。
人間は孤独だからこそ、生きてる間に人と出会って、関わりを持って、楽しい時間を過ごそうとするのではないでしょうか。
そう思ってみるとすごく楽になりました。
一人ぼっちでも憂鬱がなくなったし、過去の辛い思い出も出会いだったのだと思います。
質問者さまも、お母様とお子さんは、あなたの生きてる時間を活用した出会いだったのだと思います。

dan7 · Answer

とても重たいあなたの人生を、他人の私が軽々に語る事はとても出来ないように思いますが、参考になればと書きます。

３回ご質問を読見返してみましたが、日常生活が悩みに支配されていて苦しい、という感想と、それでももっと苦しい状況を明るく生きている人がいて羨ましい、できればああなりたい、との願望があるのだと理解しました。

前者ですが、これはどうしようもありません。　境遇からは逃れられません。　しかし、逃げるのではなく、気分転換は必要なのではないでしょうか。　つまり、月に何回か、全く違う事をすることで、何時もの自分から離れてみる。　一週間に土曜や日曜があるように、リフレッシュは必要でしょう。　このような休息を持つことに、罪悪感を持つ必要はありません。

そして後者ですが、私は、人は誰も、他人が思いもよらない心の闇を持っている、と思っています。　どんなに華やかな女優でも、善良と言われる教師でも、他人には見せられない心の闇を持ち、少なからぬ人が、それに悩み苦しんでいると思っています。　あなたが、「明るい」と感じる方は、その心の闇ととても上手く付き合っている方なのだとおもいます。　もういやだ、もう辞めたい、とだけ思って毎日過すのと、もういやだ、もう辞めたい、けど、たまにはこんな良い事もある、と感じられるかは、とても大きな違いとなって、自分達の戻ってくるように思います。

当て推量で色々言って、すみませんでした。

Sounen · Answer

悩みのない人などいないと思います。
もちろん大きい小さいはあるでしょうが。
でも悩みが無いと無理に思うよりも、人間は悩みがある方が自然だと思う方が楽になりますよ。
誰だってその人なりに悩みはあるものですよ。

yrgfrkw · Answer

こんにちは。
　私も、個人的には、深い悩みがあります。
　どう考えても解決しない悩みです。一生一人で抱え込んで生きるんだと思います。
　悩み、ストレスという、マイナスの響きのある心の状態、症状、といったものは、大なり少なり誰でも持ち合わせています。ならば、なぜ、それと共生できる人とできない人がいるのか。
　悩みを飼い馴らすことができれば、いいのかもしれませんね。悩みの存在を気にせず、むしろそれの上に立つ。強がりでもいいから、ふりまわされない。…難しいですね。私も、体の調子がよいときは、結構容易に出来るんですが。ひとつ、つま付くと駄目です。
　映画「マトリックス」のなかに、確かスミスが、「人間はストレスがなければ、生きられない」とか言う場面があったと記憶してます。なので、悩みがあるのに生き生きされている人間達、というのは、悩みに悩み抜き、突き抜けて、悩みを飼い馴らし、ストレスを生きる意欲に変えて、前進している人間達かもしれません。
　まだまだ修行の足りない自分には、難しいですが。

mac_res · Answer

学生時代を思い出してみてください。
試験があり、100点満点で、クラスの平均点は65点、あなたは95点だったとします。

どんな気持ちになりますか？

私だったら、一生懸命勉強して成果が出たと喜びますが、あれだけやったのに、100点が取れなかったと落ち込む人もいます。
事象は、どちらも同じ「95点を取った」です。

あなたも、
＞でも逆に自分に暗示をかけて「なんにも悩みがない、ほら、楽しくてたまらなかった、あの頃よ。今が！」って思うと体の力が抜けて、全身が生き生きしてくるような錯覚に陥ることもあります。

と書かれていますが、「錯覚」ではないのです。

物事をどう感じるかは、起こった事象によるものではなく、起こった事象をどう受け止めるかによって決まるのです。

いきなり、無茶な自己暗示を掛けても、すぐむなしくなってしまいますが、日々起こる些細な出来事をより明るい方向で捕らえ、少しずつ、楽観的な性格に修正していくことは可能です。

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳 
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%8C%E6%99%B4%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E2%80%95%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%A8%E4%B8%8D%E5%AE%89%E3%81%AE%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%99%82%E6%B3%95%E8%87%AA%E7%BF%92%E5%B8%B3-%E5%A4%A7%E9%87%8E-%E8%A3%95/dp/442211283X/sr=1-1/qid=1171412827/ref=sr_1_1/503-4567727-5047111?ie=UTF8&s=books
「うつと不安」となっていますが、それ以外にも応用できます。
認知療法の基礎を学べる、書き込み式ワークブックです。

noname#1227535 · Answer

こんにちは。

生きていればそれぞれに悩みはあるでしょうね。
もちろん私にも。
逆に何も無い人にお目にかかってみたいものです（笑。

私の考え方は、下を向いてイヤイヤしながら過ごしても1日は1日、上を向いて楽しく過ごしても1日は1日、さてどうせ1日過ごすならどっちの方が良い？です。

こうしたところで悩みが消えるわけではありませんから、何か手を打つ必要はあるでしょうけど、前向きに捕らえないとそれも難しいと思いますし。

そして極めつけは、”なるようにしかならない…”ですね。
でわ！

なぜ、悩みがあっても生き生きと生活できる人がいるのでしょうか？

まず、人生「楽しい」＝「正しい」ことと、錯覚されているのではないでしょうか？

ＡＮｏ.７の方の回答がとても分かり易く、自分自身の事にも置き換えて共感しています。

私の友人Aさんは、生まれてすぐ親に捨てられ、養子に出された先で虐待を受けて育ち、大人になってからは生みの親が金をせびりにだけ連絡を取ってきます。

とても重たいあなたの人生を、他人の私が軽々に語る事はとても出来ないように思いますが、参考になればと書きます。

悩みのない人などいないと思います。

こんにちは。

学生時代を思い出してみてください。

こんにちは。

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