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三国志を読んでいると「三寸不爛」と言う単語が時折登場します。
用例としては「殿!不肖ながら、この私が三寸不爛の舌をもって利を説いてまいります」などです。
辞書で調べたのですが、ズバリの意味を見つけることができず、「巧みな弁舌」のような意味なのかな?と類推しております。

教えて頂きたいことは、
1.「三寸不爛」の意味。
2.「三寸不爛」のニュアンス。
   (良い意味なのか、悪い意味なのか?)
   (謙遜の意なのか?誉め言葉としても使えるのか?)
です。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

>「三寸不爛」の意味。



中国語に熟語としてあります。
「三寸不爛之舌」サンツゥンブーランジーシュー
意味は、よく回る舌、口達者。


>「三寸不爛」のニュアンス。
辞書の用例としは、
「彼の口達者をもってしても説得は難しい」
という感じ。これは高い評価ですね。
日本人としてはすぐに「舌先三寸」という言葉が
思い浮かびますが、「舌先でまるめこむ」という
ときにも、中国語ではこの熟語をつかいます。
用三寸不爛之舌哄騙人。(舌先で人をまるめこむ)
といいます。
ですから、悪い意味にも使います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
よくわかりました。良い意味も悪い意味もあるのですね。

お礼日時:2007/02/24 15:59

#1です。



>「貴方の三寸不爛の舌で説明して頂けませんか」などの表現が適切か?

適切ではありません。
それは三寸不爛という言葉のニュアンス以前に、その言葉自体が一般的でないからです。おそらく言われたほうは意味がわからないか、舌先三寸と言われたような気になると思います。
中国語では善悪両方の意味があるとのことですが、日本語としては講談に出てくる程度の練れてない言葉を、日常会話で使うのはおすすめしません。
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この回答へのお礼

そうですね、私も三国志を読まなかったったら知らなかっただろう単語ですし、仮に良い意味として使ってもその意思が伝わなかったらいけませんものね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/24 16:01

素人ですが。


三寸は舌の長さでよいと思います。「不爛」の方は、腐ることの無い(よく動く、よく働く、すばらしい働きをする)という意味だったと思います。
爛熟(らんじゅく)という言葉がありますよね。「爛」には熟れきって崩れ落ちる、とか発達しきって衰えかけているという意味があります。したがって、「不爛」は決して崩れる(衰える)事の無い、という意味になるでしょう。ですから、良い意味です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、良い意味にもとれますね。

お礼日時:2007/02/24 15:57

「古典落語・講談に使われる慣用表現を辞書にした」と書いてあるサイトには、



三寸不爛の舌(さんずんふらんのした:「ふびん」とルビを打ってある速記もあるが):【意味】巧みな弁舌のこと。雄弁であること。三寸というのは舌の長さを意味する。(講・伊賀の水月、安政三組盃、慶安太平記)

とありました。

http://wageiidiom.cocolog-nifty.com/takmat/cat32 …

一般的には「舌先三寸」の方がよく聞く言葉ですね。

この回答への補足

ふと思ったのですが、「殿!不肖ながら、この私が舌先三寸で利を説いてまいります」と言った場合は、かなりいい加減な感じを私は受けるのですが(笑)、どうでしょうか?「舌先三寸」と「三寸不爛」では微妙に意味が違うような気がしますが・・・

補足日時:2007/02/23 17:27
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。リンクを読ませて頂きました。
意味はやっぱり「巧みな弁舌」で良いようですね。

後はニュアンスが知りたいです。
「貴方の三寸不爛の舌で説明して頂けませんか」などの表現が適切か?です。
「舌先三寸」は、良い意味ではないように感じているのですが、「三寸不爛」も同じでしょか?

お礼日時:2007/02/23 17:25

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