激凹みから立ち直る方法

科学の論文において、研究に係わった人が何人もいて著者が複数になるときは、
実際にその論文を書いた人の名前が、著者の筆頭になるのですか。
つまり、実際にワープロを叩いて文章を書いた人が著者の筆頭になるのですか。

A 回答 (3件)

>実際にその論文を書いた人の名前が、著者の筆頭になるのですか



「筆頭著者=論文の内容に最も貢献した人物」というのが大原則です。deuevolさんのコメントのような状況は普通はないですが、内容が大変画期的とか、いろいろな政治的な理由がある場合、そういうこともありえます。

そういう理由でなく、「筆頭著者=論文の内容に最も貢献した人物」でない場合もあります。関係者が100人を越えるような原子物理学関係の論文です。誰が最も貢献したかが明らかでにできない場合はアルファベット順に並べるということを聞いたことがあります。論文の最初のページがタイトルと著者名だけという論文を見たことがありますが、「こんなのありか」というのが正直な感想です。100人全員が議論や考察をしたとは思えないのですが、じゃあ誰を「謝辞」に回すかとなるとまた論争の元なので公平のためにそうしているのでしょうが、あまり良いこととは思えません(全員が著者になれるのならば、共著論文に自分の名がはいっているものが人数倍にふくらみますから)。

また、必ずしも「執筆者=筆頭著者」ではありません。私個人がそのケースでした。私の修士論文の内容で教授が論文を書き、Journal誌に掲載されましたが私を筆頭著者にしてくれました。そのとき私はなぜJournal論文を書かなかったかというと、すでに卒業して就職してしまっていたからです。また、論文は英語が普通なので、論文の内容に最も貢献した人物が英語が苦手の場合もあるでしょう。したがって速報性を要求される内容の場合、英語が得意な者が代理で書く場合もあるでしょう。しかし、その場合も、「筆頭著者=論文の内容に最も貢献した人物」とすべきなのは言うまでもありません。
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ANo.2の通りです。


極端な話、タイピストとかワープロオペレータをを雇って口述筆記で論文を書いたとしたら、キーボードを叩いた当人は、筆頭どころか著者リストに載りもしないでしょうね。
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科学論文における筆頭著者(First Author)は,その論文の成果に最も貢献した人であり,ゆえにその人自身が実際に書くのが当たり前でしょう。

しかし実際は研究者としての無責任さ,または圧力によって筆頭著者として記載されなくなる場合も遺憾ながらあるのも事実で,これは著者としての説明責任(authorship)を放棄していると言えます。研究者として失格ですね。
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