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ここに質問するのも恥ずかしいほど政治には無知な者ですが、教えてください。
最近北朝鮮は日本は会議に参加する資格は無いとか、また日本では、拉致問題に固執すると孤立するとか言われていますが、ニュースを聞いたりしていると、「日本は6カ国協議にどうしても参加しなければいけないの?」と思ってしまいます。
北朝鮮はああいう訳の解らない国ですから、腹が立ってもどうしようもありませんが、今一番怒りを向けたいのはアメリカです。
金融制裁にしてもテロ支援国家にしても、アメリカは日本に一緒に梯子に登らせておいて、下で外すような行為をしていると思います。
6カ国協議に参加していてもしていなくても、そこで拉致問題が解決するようには思えませんし、北が、核を放棄するとも思えません。
参加していれば、最終的には何も解決されなくても援助をしなくてはならないと思います。
6カ国協議から脱会して、北を無視して日本は独自に各国と経済なり政治的につながっていくというのはダメなのでしょうか?
信用できないアメリカと言えども一応日米安全保障条約が有るから、北が核やミサイルを発射したら援助しなければならないと思います。
感情的なような気もしますが、日本が6者協議から抜けると、どれほどのデメリットがあるのでしょうか?どんなコメンテーターも抜けたらいいとは言わない所を見ると、抜けるのはやはりかなりまずいのでしょうか?
回答に対しては、とても気の利いた御礼が出来ないかもしれませんがご理解ください、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

日本はアメリカに梯子を外されたと感じるのは、質問者様だけではないでしょう。

かと言って、脱会したところで、単独で核問題・拉致問題を解決するだけの力はないでしょう。他の回答者様が指摘しているように、日本が六カ国協議から脱会して核武装でもされては困るという事情は他の5カ国も同じでしょう。
昨日の新聞(夕刊フジ)に今回のアメリカの金融資産凍結解除には中国を困らせる中朝分断作戦があったと報じています。
「北の闇資金の受け入れ先とされていた中国4大国有銀行の一つである中国銀行は、発行済み株式の6割以上を政府機関が保有している。当銀行は昨年6月に世界的金融市場である香港に株式を上場しました。今年の1月にはマネーロンダリング法を施行し、温家宝の肝いりで資金洗浄が疑われる取引へ罰則強化を進めるなど、国際基準に沿った経営体制の準備を進めている。そんな中で北の闇資金を受け入れることは世界の金融市場から孤立しかねない。」と、アメリカは今回のシナリオを描いたとされています。そして、このことを事前に日本政府も賛同していたとされ、最終的には、長期的視野で北朝鮮を追い詰める事を目的にしていると言われています。
この見方は、日米が共同して中朝の分断を図ったということになります。中国の外務省の武大偉次官は「予想しなかった技術的かつ手続き上の原因」と述べ、完敗を認めざる得ませんでした。
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この回答へのお礼

ANo.1~6の皆様ありがとうございました。どの回答もみなとても参考になり、「目からうろこ」の感じです。
この場で一緒にお礼させていただきますが、お許しください。
‘中国銀行を視野に入れたアメリカの今回のシナリオ‘と言うご説明には、私のような無知には、「ハアー」としか言いようがありません。
政治的なものの見方は、皆さんのようなしっかりした方々のご意見を聞くのが一番です。
これでくだらない怒りを抑えて、もう少し冷静にニュースを見ることが出来そうです。
皆様どうも有り難うございました。

お礼日時:2007/03/24 15:02

6ヶ国協議は アメリカが前回に2ヶ国協議で騙された失敗に懲りて


『全ての国が連合して 北朝鮮に圧力を加えよう』と提案して成立したものです。

アメリカが主導の為 核問題が議題の中心ですが、
中国やロシアには別段 北朝鮮が核を持とうが困りません。
彼らは(北朝鮮への)援助を少なく出来れば良いだけの話であり
日欧米よりの報復措置を回避したいだけですね。

日本にメリットが無ければ 脱退しても問題なく
実害はありませんねw
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6ヵ国協議はもともと朝鮮半島の非核化を話し合うために設立されたものですので、日本にとって最大のメリットは北朝鮮を核武装させないことにあります。

単独で北朝鮮と話し合って北朝鮮の核開発を止める力は日本にはありませんので、6ヵ国協議に参加することが必要なわけです。
拉致問題に関しては、おそらく日本政府も6ヵ国協議内で解決できるとは思っていないでしょう。国連安保理で北朝鮮の日本人収容施設や収容所への強制立ち入り調査が議決でもされないかぎり、100%納得できる解答は得られないと思います。しかし、拉致事件を6ヵ国協議に持ち出すことで、核問題に関して北朝鮮への援助要求があったときにそれを断る理由にできますし、実際しています。
日本が6ヵ国協議から脱退するということは、北朝鮮が核武装しても構わないというメッセージであると受け取られます。それはアメリカとの協調行動から脱却することでもあり、突き詰めれば、日本が北朝鮮に単独で対抗できるよう核武装する可能性にもつながります。政府や国民にそのつもりがなくても、そう捉える国も少なからず存在するでしょう。要するに6ヵ国協議は朝鮮半島の非核化だけでなく、日本の核武装阻止も兼ねているということです。核実験実施前、北朝鮮が国営放送で「6ヵ国協議に日本は要らない」という声明を発表したことがありましたが、ロシアや中国もこの発言には同調しませんでした。また、日本が拉致問題の解決を核実験後も優先する姿勢を示し、他の5ヵ国から浮いているような印象がありますが、アメリカや中国はこれに理解を示して表立った批判を行っておらず、これらは日本の脱退を防ぐための態度と思われます。
コメンテーターが抜けろと言わないのは、抜けた場合に核・拉致問題を日本の力だけで解決する方法が見つからない、突き詰めるとたどり着くミサイル防衛や日本の核武装に関する議論を避けたい、といった理由が考えられます。また、安倍外交たたきのいい材料にもなっているので、脱退するよりはこのままいてくれた方がコメントしやすいというのも多少はあるかもしれません。
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「6ヵ国協議」でアメリカ(のブッシュ政権)が、無様な対応を取っているのは、米議会で民主党が勝ってしまったことに理由があります。


米の官僚は、すでに、民主党の政権下で生き残ることを優先して考えています。
(米)民主党は、元々「北」に融和的でした。
今やっていることは、かってクリントン政権が失敗したやりかたを、性懲りもなく繰り返しているとしか思えません。

さて、本題に戻って、日本が「協議」から抜けることは、他の5ヵ国全てが反対するでしょう。
「北」の日本無視も、日本の脱退を他の4ヵ国が引き留めると見込んでのことでしょう。
勿論、日本に脱退させない理由は、金を出させるためです。

かって、民主党(クリントン)政権下で日本は貿易摩擦を口実にして、激しいパッシングを受け、理不尽な負担を押しつけられました。
(街頭で、日本車が叩き壊されるシーンは衝撃的な印象でした。)

日本の脱退は、アメリカ、中国の報復的なパッシングに晒され、貿易で食っている日本は経済的にも、軍事的にも極めて危険な状態に陥る可能性があります。

日本政府もとてもそのような政策は取れないでしょう。
太平洋戦争敗戦後、「国防」をアメリカに頼ってきたことのツケが回ってきた、と思います。
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日本が6ヵ国協議を抜けることの直接的なデメリットは、現在の日本にとって最も重要な課題と言われている拉致について、解決の糸口を一つ失うということでしょう。

 更に、何か問題が起きた時に、特定の国の利害だけで物事を解決する問い言う、アメリカの対イラク政策の失敗などの反省から、国際的な枠組みの中で解決を図ろうとする流れに逆行しますから、国際的に孤立するでしょう。しかし、わざわざ孤立する見返りが何もなさそうだ、と言う事も脱退のデメリットだと思います。

6ヵ国協議は、国連で確認された合意に基づいて行われているわけですから、これを脱退すると言う事は、国連を中心に利害を調整するとう考え方を否定する事になります。 これは、戦後の日本の外交政策からも、その元となる日本人の多数意見からも外れてしまうということになるので、日本の世論には、脱退は視野に無いのだと思います。

拉致がなぜいけないか、それは基本的人権を踏みにじって、拉致された本人とその親族等の生活を蹂躙しているからです。 6ヵ国協議では、この拉致についてもきちんと話をするよう、拉致に関する部会も設置されました。 このように衆人環視の中で交渉した方が、北朝鮮のような国を相手に交渉する場合、効果があると思うのは極めて普通の考えではないでしょうか。

気に食わないといって椅子を蹴飛ばして退出していたのでは、外交に限らずおよそ交渉事は上手くいきません。 むしろ相手の思う壺かもしれません。 その意味でも、今は相当な我慢を強いられても、6ヵ国協議を尊重すべきなのだと思います。
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こんにちは。


日本は北朝鮮による拉致など、明確な被災国ですので、この協議の権威付けの為に使われているってのは確かだと思います。
まあ、それにしても無様な結果になりましたが、そもそもアメリカが主導で押し付けようとしてるだけの事ですから、きっと失敗するだろうなって思ってはいましたが。

本来なら日本は独自の立場を生かして全く別の外交を行うべきであったろうというのは同感です。

コメンテーターなんかは、早い話がお国に文句を言ってはいけない人たちですから。
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