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「日ごろへて、宮に帰りたまうけり。」という古文の「日ごろへて」の「へ」の品詞は、なぜ動詞なのですか?
あと「日ごろへて、宮に帰りたまうけり。」の口語訳もお願いします。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

「日ごろへて」が「日ごろ経て」だからです。


訳は「何日かたって、宮中におかえりになった」です。
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伊勢物語ですね。

御質問の「日ごろへて」の部分は、
「日ごろ(名詞の副詞的用法)へ(動詞)て(接続助詞)」
と品詞分解できます。
「数日経過して」の意味です。
この「へ」は、自動詞ハ行下二段活用動詞「ふ(経)」の連用形です。「ふ」は、「へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ」と活用します。
意味は「時間や月日が経つ」「経過する」「時が過ぎる」。
「へて」を漢字で書けば「経て」になります。。

口語でも、「月日が経(へ)る。」というような言い方をします。
口語では、ハ行下一段活用動詞「経る」で、連用形は文語と同じ「へ」です。

訳は、
「(惟喬親王は)数日経過して、(京の)御殿にお帰りになった。」
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へる=「経る」(時間がたつ)


これは現在でも使われてますよ…。
ためしに「へる」で辞書を引くことをお勧めします。

宮に帰りたまうけり=宮にお帰りになった

という意味では?
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