
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
英語に限らず印欧系言語では1番、2番はそのまま序数(*oneth, *twoth)を使わず「最初、次」にあたる言葉で補完しているケースが多くあります。
古英語で「1番」は forma と言いました。これは fore「前へ」と語源が同じで -ma は古い最上級の語尾です。後に fyrst に代わられこれが現代英語の形に直接つながります。これも fore の最上級でウムラウトにより o → y と変音しています。
「2番」にあたる語は古英語では oththe(th は本来別の単独の文字を使用していましたが表記できないので th で代用)でこれは後の other につながります。every other が「一つおき」という意味を持つのはこの名残(121212…と並ぶと考えたとき、全ての2を取り出すと一つおきに並ぶため)です。後に13世紀ごろフランス語を経由してラテン語起源の second が入ってきましたがこれも「続く、次」という意味です。other は固定表現を除いて「別の」という意味に特化され second と機能分担されました。
third は古くは thridda で r の音位転換によるものです。他の例としては bryd → bird など。
疑問点の「なぜ1番、2番だけが特別なのか」についてははっきりしたことは分かりません。1番、2番は最初、次で代用は効くが、3番以降は代用できる語がない(次の次などといっているときりがない)、1・2は他の数詞とは異なり特別な存在である(性・格による変化があるなど。もっとも言語によってはもっと上まで語形変化するものもある)など考えられますが、決定的なことは「分からない」としか言えません。
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