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学生実験で、1M水酸化ナトリウムの調整という文章を読みました。
実際にはその操作はおこなっていないのですが、気になることがあります。文章は以下の通りです。

「水酸化ナトリウム165gを、二酸化炭素を含まない150mLに溶かし、大気と接しないようにして、数日放置する。炭酸ナトリウムは溶けずに沈殿する。その上澄液を54mLを、二酸化炭素を含まない水に加えて1Lとする」というものです。

上澄液は水酸化ナトリウムの飽和水溶液になっていると考えると、上澄みの水酸化ナトリウムが27.3Mとなり、最終的な水酸化ナトリウム1.5Mとなります。なにか計算を間違えているのでしょうか?

潮解性があることや、水酸化ナトリウム水溶液が空気中の二酸化炭素を吸収することはわかったのですが、ここまで濃度がずれるとは考えられません。

アドバイスお願いしますm(..)m

A 回答 (2件)

要するに、「水酸化ナトリウム165gを、二酸化炭素を含まない150mLに溶かし」ても、150mLにはならないということです。


実際にどれだけの体積になるかやってみなければ(あるいは調べなければ)わかりませんので、そういったデータがない限りは、その方法の妥当性はわかりません。
少なくとも、操作に関する記述から、その濃度が計算できるような方法ではありません。

おそらく、実際にそうすれば1M溶液が出来るということなんでしょうが、化学的な考え方としては釈然としませんね。いずれにせよ、精確に1.00Mの溶液が出来るはずがありませんので、滴定などによって濃度を決定する必要があるでしょう。深く考えるだけ無駄なような気もします。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

現在持っている情報だけでは、計算で濃度を決定できないことは理解しました。
その操作をすれば1Mになるのでしょうが、いまいちしっくりきません。
水酸化ナトリウム飽和水溶液のモル濃度などを調べて、計算で1Mに近い値が出るようにチャレンジしたいと思いますm(..)m、

お礼日時:2007/04/19 09:37

そもそも「上澄みの水酸化ナトリウムが27.3Mとなり・・」というのはどこから出てきたのですか?確かに20℃での水酸化ナトリウムの溶解度は109g/100mLですが、これは100mLの水に109g溶けますよという意味であって、109g=2.73molで2.73mol/100mL=27.3mol/Lという計算はできません。

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この回答へのお礼

なるほど。溶解度の意味を勘違いしていたようです。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/04/19 09:30

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