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 日本語を勉強中の中国人です。「着服」という単語についてお伺いします。

 この単語を見ると、「服を着る」というイメージを思い浮かべたのですが、辞書で調べたら、「他人の物をこっそりと自分の物にしてしまうこと」という意味があると気づきました。ちょっと興味を持っていますが、なぜこのような意味が派生されるのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。次はオンライン辞典で調べてきたものです。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%E5 …

 また、質問文に不自然な日本語がありましたら、ご指摘いただければ嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

A 回答 (13件中1~10件)

awayuki_ch さん こんばんは。



「着服」という言葉、面白い所に目が行きましたね。
この単語の第一義は、読んで字の如し「着物などを着ること」らしいのですが、実際にこの意味で使われることはほとんど無いのではないでしょうか。

この「着服」が使われたとき、99%の人は「人のものを黙って自分のもにすること」という意味だと解釈すると思います。

ところが不思議なことに、何故このような意味になったのか、その由来に関する記事を目にすることが出来ないのです。

だとすれば、最も単純に考えて、「着服」の本来の意味である「着るものを身につけること」の「着るもの」を「他人の金品」に置き換えて、「人の金品を勝手に自分のもにしてしまう行為」は、「人のものを黙って身に着けてしまうこと」と同じであるという発想から「着服」にこのような意味を持たせたのではないかと考えられます。(自信は全くありませんが)

この「人のものを黙って自分のものにすること」に似たようなものですが、「不正を行って自分だけ利益を上げる」ということを表現する言葉に、「懐を暖める」「懐を肥やす」などという言葉もあります。

この懐(ふところ)というのも「着るもの」に関係する言葉です。

さらには、人の金品を盗ってしまう行為を表すジェスチャーは、左手で懐の部分を開く真似をし、そこに右手を入れる仕草をします。この仕草で人の金品を掠め取ったことを表現するのです。

このように「盗む行為」を表現するとき、「着るもの」「懐」は何となく絶好のコンビになっているような感じです。

次に質問文ですが、
《ちょっと興味を持っていますが》
《なぜこのような意味が派生されるのでしょうか》
の二つに違和感があります。

1.ちょっと興味を持っていますが
⇒確かに現在興味を持っているのですから、このような書き方で間違いではありません。
しかし、awayuki_chさんがよくおっしゃる「自然な日本語」という観点で捉えると、「自然」ではないのです。
⇒「何故このような意味が派生したのか」ということに、少なからず興味を抱いたので質問に発展したという考え方をすると自然な日本語になるのです。(もちろん、今でも興味を抱き続けているのですが、質問をするという行為に移る時には、「興味を抱いた」と一旦その行為を過去のものと捉えるのです)

2.なぜこのような意味が派生されるのでしょうか
⇒「派生」は、「あるものから」「別のもの」が生み出されるということです。このように考えると「派生される」となりそうですが、「派生」の中に既に「生み出される」という字句が入っているわけですから、ここでは「派生される」ではなく、「派生する」となるのです。

この回答への補足

 ご親切に回答してくださった皆様にもう一度厚くお礼申し上げます。皆様のご回答は大変参考になりました。申し訳ありませんが、今回に限ってポイントの発行をお控えさせていただきたいと思います。申し訳ありません。これからも日本語の勉強、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

補足日時:2007/04/21 00:23
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この回答へのお礼

 いつもお世話になります。ご親切に回答していただき誠にありがとうございます。「着服」という言葉は字の如しの第一義を普通とらないんですね。詳しいご説明ありがとうございました。また、質問文の添削にも感謝いたします。添削理由はよくわかりました。日本語の勉強をがんばりたいので、これからもよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/21 00:11

調べてきました。


3度にわたる書き込みをご容赦ください。

日本国語大辞典は、残念ながら由来はありませんでした。
しかしながら、用例には面白い差がありました。
「身につける」「服を着る」という意味での用例には、かなり古い文献や、漢文がありましたが、「こっそり盗む」という意味の用例は江戸時代(徳川幕府の時代で、230年ほど前の文献です)以降のものしかありませんでした。
いつ、どのように変化したのかは結局わからずじまいですが、やはりあまり古い使い方ではないようですね。(英語の和訳と考えたのはちょっと違ったみたいです。すいません。しかし着服は違っても、新しい熟語は英語の和訳なので、突き詰めて考えていくと謎が増えることも多いかもしれませんね)
また、ある国語辞典を調べてみたところ、「こっそり盗む」の意味の部分には、【「着」も「服」も身につけるという意味】との注釈がありました。
このあたりから新しい意味が派生した可能性があると考えられます。

なんにせよ、日本でしか使われない言葉であり、中国の方が漢字から類推できる言葉ではないことは間違いないようです。

「着」は「著」の略字体で、「著服」と書いて「ちゃくぶく」と読んでいたそうです。
江戸では「ちゃくぼく」となまっていたようですね。ある古語辞典では「ちゃくぼく」とあり「ちゃくぶく」の転用ともありました。
「ちゃくぼく」の意味はおしなべて「こっそり盗むこと」でしたけれど、「ちゃくぶく」には「服を着る」と「こっそり盗む」の両方の意味がありました。
この間を埋める文献が見つからなかったのが残念でなりません。
そこで「著服」で検索を書けてみたら、中国語なのか漢文の文章が出てきました。エキサイトの中国語辞書では出てきませんでした。
どんな意味なのか、ちょっと興味があります。
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この回答へのお礼

 わざわざ図書館へ行っていただき心より感謝いたします。「着」は「著」の略字体なのですね。「著服」という語は手元のどの辞書でも見つけられませんでした。
 『古漢語常用字字典』で調べてみたら、「著」という字には「着る、かぶる」という意味があるとわかりました。私もはじめて知りました。『木蘭詩』の「脱我戦時袍,著我旧時裳」(わたしの(着ていた)軍服を脱ぎ、昔着ていた(女性用の)衣裳を身に着けた)という用例が辞書に載っています。この漢詩の中の「著」は「着る、かぶる」という意味です。
 しかし、『現代漢語詞典』の「著」という項目には「着る、かぶる」という意味が見つかりませんでした。「服」には名詞の「服」、動詞の「服を着る」の意味が両方ありました。これは『古漢語常用字字典』と『現代漢語詞典』のどちらにも載っていました。「こっそり盗むこと」という意味はやはり日本のある時代で派生した意味のような気がします。面白いです。心より厚くお礼申し上げます。

お礼日時:2007/04/20 23:51

ANo.8です。



寝る前に、お礼と補足があったというお知らせメールに気が付き、今まで補足の内容について考えていました。

中国にいらっしゃるのですね。日本国語大辞典の存在を知っている日本人のほうが少ないのですが、私は国文科でしたのでよく図書館で利用していました。
存外面白いので、見られないのは残念です。
中国から購入できるのかどうかはわかりませんでしたが、ネット配信の予定があるようですので、よろしかったらこちらのサイトをご覧ください。
http://www.nikkoku.net/nk_online/index.html

「着服」については、明日、日本国語大辞典を見てきます。
都合3回書き込むことになりますが、よろしいでしょうか?
迷惑なら締め切ってくださっても結構です。
(締め切っていなかったら、たぶん書き込むと思います)

本題ですが、手持ちの小さい国語辞典をあちこち調べ、やっとおっしゃる意味がわかりました。

まず1です。
これは文法的には、おそらくあっているのです。
完全な間違いとする根拠を探せませんでした。
しかしながら、これはANo.9さんと同意見です。
過去形のあとに現在進行形が来たので、会話ならばいざしらず、書き言葉としては違和感があるのだと思われます。
ここからは微妙なのですけれど、「・・・・・・気付きました。ちょっと興味を持っています。なぜこのような意味が派生したのでしょうか」となると、まったく違和感がありません。
日本語の難しいところだと、小説家を夢見る者としては、とても悩むところです。そんなわけでお手上げです。これ以上説明できず、申し訳ありません。

2について、おっしゃっている意味がわかりませんでした。
それで単語をバラバラにして辞書で調べたら、やっと「受身」とおっしゃる理由がわかりました。(このあたりが言葉の壁ですね。普段何気なく使っている私と、勉強して日本語を駆使されているawayuki_ch様との壁です。私は中国語はわかりませんが、逆の立場ならきっと同じようになると思いますよ)
「派生」という名詞に、「される」をつけたのですよね。
「される」はサ変動詞「する」の未然形に助動詞「れる」の付いた形で、意味は
1、「する」の尊敬語。なさる。
2、「する」の受け身。
とありました。
辞書を見るまで気が付くことができませんでした。
「派生」は「派生する」という他動詞で、活用はサ変になるんです。
そのために、「派生される」とはなりません。
私は文脈から使役の意味(「やらされる」の「される」と同じだと思ってしまいました)で使っているのだろうと思っていましたので、そこに祖語がありました。混乱させてしまい、大変失礼いたしました。

ついでにもう一つ、これははっきりとした間違いです。
「受身」(「受身」「うけみ」)は、動詞にはなりません。
「する」が付かないんです。
これは基準と言われても、私も大学で勉強しても基準が全くわからなかったので、慣習に基づいているかもしれないと考えています。(そして文法からは逃げて、和歌ばっかりやっていましたよ)
基本的には、動作をあらわす熟語は動詞になるのですが、受身も動作と考えられるので、私には説明することができません。
そちらの辞書がどうなっているのかがわからないのですが、
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C7%C9 …
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%BC%F5 …
これらと、質問に挙げていらっしゃる「着服」のところをご覧ください。
「派生」「着服」には「(名)スル」とあり、「受身」にはないことがわかると思います。
オンライン辞書ではそこを確認なさるとよいでしょう。
日本の国語辞典では、「派生」「着服」は「名・他サ変」とありますので、これでわかります。名詞、他動詞、サ変活用という意味です。
自動詞の場合は、「名・自サ変」となっています。国語辞典をぱらぱらと開いていて「持久」が「名・自サ変」となっていました。「持久する」なんて聞いたことがないので、ちょっと驚きました。日本人でも知らないことがたくさんありますね。
ご覧になる機会がありましたら、確認してみてくださいね。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。『日本国語大辞典』も有名な辞典ですね。ご紹介ありがとうございました。『新明解国語辞典』は大学の先生が薦めてくださった辞典です。ずっと使っています。こちらのサイトで、無人島で生活することになれば、持っていきたい本というと、『新明解国語辞典』だと回答された方もいました。ちょっと面白いなと思いました。
 「される」は受身だと思って、「させる」は使役だと思いました。miya-mclさんがおっしゃる使役の「される」はたぶん古典のなにかと関係があるんですね。私は古典文法がぜんぜんだめなものです。勉強すると、すぐ頭が痛くなります。今回この「される」の問題をこれくらいにしたいと思います。また気が向きましたら、調べてみたいと思います。miya-mclさんは国文科卒なんでしょうか。非常に親近感を持っています。私は文法より、いろいろな表現に興味を持っています。これからもよろしくお願いいたします。優れた表現をたくさんご紹介ください。丁寧なご返事を本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/20 22:24

#6です。



・貯蓄:どちらも「(お金などを)たくわえる」という意味です。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%F9 …

・更新:どちらも「新しい」という意味です。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B5 …

・優秀:
「優れる」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CD%A5 …
「秀でる(ひいでる)」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CD%A5 …
は同じような意味になります。

◇ご質問文の添削
1、<この単語を【見ると】>
:この場合の「見ると」は、
下記(三)の「(3)次に起こる動作・作用のきっかけを表す」の意味でお使いになったように思います。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%C8 …
ただ、「見ると」は「見るたびにいつも」という意味ですから、「思い浮かべる」と続ける必要があります。
ここでは、『見て』とするのが良いでしょう。

2、<辞書で【調べたら】、「他人の物をこっそりと自分の物にしてしまうこと」【という意味があると気づきました】>
a.「○○たら△△」の場合、
△△は○○の【直接的、且つ肯定的結果】である必要があると思います。
「調べる」の結果は、「見つかる/わかる/ある」などでしょう。
・調べたら見つかった
・調べたらわかった
・調べたらあった
など。

「気づきました」というのは直接的結果とは言えませんから不自然になるのだと思います。
「調べて→(別の意味を)発見して→(発見した結果)気づいた」というように間接的な結果と言えるでしょう。

(ex)
「裏庭を掘ったら小判がざくざく出てきた。」
これは自然です。しかし、
「裏庭を掘ったらお金持ちになった。」は不自然です。

『調べてみて』
『調べてみたら』などとする必要があるでしょう。
「調べた結果」でも良いのですが、少し物々しい印象を与えてしまいます。
「~してみる」はご存知だと思いますが、
「試しに~する/軽い気持ちで~する」といった軽やかな印象を与えることができます。


b.「という意味があると気づきました」
は完全な間違いとは言えませんが、aでも述べたように、このシチュエーションではもう一歩の表現です。
全くありえない状況とは言えませんが、「辞書を調べて気づく」という状況が理解されにくいからだと思います。
また、【が】でも悪くはありませんが、複数の意味があるわけですから『も』の方が適切でしょう。
『という意味もあることがわかりました』
『という意味もあるとわかりました』
などとするほうが自然な印象を与えると思います。

3、<ちょっと興味を持っていますが、なぜこのような意味が派生されるのでしょうか。>
:悪くはありませんが、現在も興味を持っていることを強調したければ、
『なぜこのような意味が派生【した】のでしょうか。ちょっと興味を持っています。』と、質問の要点を先に持ってくるほうが自然でしょう。

(派生した意味に)気づいたということに重点を置きたければ、気づいた時点の時制を明確にして、
「ちょっと興味を持ったのですが、なぜこのような意味が派生したのでしょうか」
などとするのが良いでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーー
 日本語を勉強中の中国人です。「着服」という単語についてお伺いします。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%E5 …
 この単語を【見て】「服を着る」というイメージを【まず】思い浮かべたのですが、辞書で【調べてみたら】「他人の物をこっそりと自分の物にしてしまうこと」【という意味もあることがわかりました。】
 【】なぜこのような意味が【派生したのでしょうか。ちょっと興味があります】。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。【】
 
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。「貯蓄/更新/優秀」の意味はわかりました。「着」と「服」も同じような構造だとお考えになっているんですね。質問文の添削に感謝いたします。「と」の誤用に気づきました。「たら」は何回も間違っていますね。今回もやはり不合格です。でも、またチャレンジしてみます。「ちょっと興味を持っていますが、なぜこのような意味が派生されるのでしょうか」の書き方はよくわかりました。大変助かりました。本当にありがとうございました。これから心機一転して勉学に励みたいので、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/04/20 20:37

#3 の補足に回答します。



興味を持っています。の前段で「気づきました」と過去形を使っていますので、これに続く「興味を持っています」に違和感があり、「持ちました」と過去形に繋げるのが普通だと思います。
また、人を敬う言葉には、尊敬語や丁寧語、謙譲語があります。ご存知は、自分を下げて使うことで相手を敬う謙譲語ですので、いらっしゃると言う丁寧語ではなく「おられましたら」と謙譲語を使うべきだと考えました。

この回答への補足

なかなか納得できませんので、新しい質問を立てさせていただきます。ぜひ怒らないでくださいね^^。

補足日時:2007/04/20 19:56
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。「興味を持っています」を「興味を持ちました」にする理由はわかりました。2はまだ難しいです。「居る」の尊敬語は「いらっしゃる」だと思いますが。また調べてみます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/20 19:49

興味深い質問だったので、図書館へ行こうと思ったら、閉館に間に合わない時間でした。


少々お伺いしますが、今は日本にいらっしゃるのでしょうか?
日本にいらっしゃるのでしたら、一度「日本国語大辞典」を引いてみるといいかもしれません。
由来が必ず載っているとは申せませんが、かなり詳しく載っている単語もあります。
中国においででしたら、お役に立てず申し訳ありません。

さて、上記のgooの辞書で調べてみたところ、英和辞典にて「着服」は英語で「pocket」となっておりました。
もう一つ、「金を取る」という意味合いの言葉が載っておりましたが、「pocket」のほうが先にありましたので、英語でもこちらが一般的なのかもしれません。

ここで一つ、日本人でもほとんどしらない事実があるのですが、日本語の二字熟語は、明治だったか大正だったかは忘れましたが、英語を和訳したものが多いのです。(そう大学で習ったのですが、出典まではわかりかねます。申し訳ありません。教授が口頭で話しただけかもしれません)
それも、無理矢理ですよ。ここがポイントです。
故に、着服がそこから来ている可能性があるかもしれませんね。
手持ちの漢和辞典によれば、「着」にも「服」にも、盗むという意味はありませんから。
長い説明の上に、確定情報でなく申し訳のないことです。

現在、日本では「着服」は「服を着る」という意味では使われていませんね。辞書を引くと、手持ちの漢和辞典にも、1番の意味は「服を着ること」とありました。
これは、慣用句と思ったほうがいいかもしれませんよ。
突き詰めていくと、日本語にもそういう言葉がいくつか出てくると思います。(日本人なので、全然思い浮かばないのですが)


質問文においておかしいところですけれども、

>ちょっと興味を持っていますが、なぜこのような意味が派生されるのでしょうか。

「ちょっと興味を持ちましたが、なぜこのような意味が派生したのでしょうか」としたほうがよいと思います。
私はニュアンスだけで書いているので、また辞書などで調べてみてください。
「派生」が使役されていることに違和感があるのだと思います。

最後に蛇足ですが、
>嬉しく思います。
は正しい日本語です。会話においてはほとんど使われませんが、きちんとした文書では必要な言い回しです。
形容詞+「です」は、実際よく使われますが、文法的には間違いですので、勉強中ならば覚えておくとよいかと存じます。

この回答への補足

大変申し訳ありません。お礼と補足の位置は逆になりました。次はお礼です。

大変残念です。いま中国にいます。「着服」を見て、辞書を引かなくても「服を着る」という第一印象を持ってしまいます。文意が通らないので、辞書で調べたのです。やはり昔の日本と何か関係があるんですね。質問文の添削にも感謝いたします。本当にありがとうございました。大変参考になりました。

補足日時:2007/04/19 22:15
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この回答へのお礼

>>ちょっと興味を持っていますが、なぜこのような意味が派生されるのでしょうか。

>「ちょっと興味を持ちましたが、なぜこのような意味が派生したのでしょうか」としたほうがよいと思います。私はニュアンスだけで書いているので、また辞書などで調べてみてください。「派生」が使役されていることに違和感があるのだと思います。

1.なぜ原文の「ちょっと興味を持っていますが」はだめなのでしょうか。質問をする現時点でも「興味を持っていますが」なので、「興味を持ちましたが」にしませんでした。

2.『「派生」が使役されている』は『「派生」が受身されている』の入力ミスなのでしょうか。

お礼日時:2007/04/19 22:14

いつごろ使い始めたものか知りません。

たぶん、大正時代あたり、新聞
が使い始めたものと思います。

意味は
「他人の物をこっそりと自分の物にしてしまうこと」
では不十分です。

他人が専有するものを取る罪は、「窃盗」「強盗」「詐欺」などです。
これに対して、自分が占有している他人のものを取る罪は「横領」といいます。

着服は「横領」です。俗には「ネコババ」といいます。
典型的なものは
(1) 団体の役職として保管しているものを取る
(2) 運搬・仲介依頼を受けた者が受け取り主に渡さず自分のものにする
(3) 遺失物を届けないで自分のものにする
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。目に焼き付けた活字です。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/19 21:43

「着る」は『身につける/身に負う』


http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%E5 …

「服する」にも下記(二)の『(2)衣服を身につける』という意味があります。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C9%FE …

「着服」は、
『あたかも(自分の)衣服を身に纏うように、他人のものを(目立たないように)自分のものにしてしまう』
という解釈ができるように思います。
「身につける→身に引き付ける→(不自然ではないように留意して)自分のものにする」
という感じでしょうか。
不自然さがない、という点で「こっそり」という意味も出るのだろうと思います。

「貯蓄/更新/優秀」などのように同じ意味の語を重ねる手法でしょう。
 

この回答への補足

>「貯蓄/更新/優秀」などのように同じ意味の語を重ねる手法でしょう。

申し訳ありません。頭が悪いです。これはどういう意味なのか、教えてください。お願いいたします。

補足日時:2007/04/19 21:23
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この回答へのお礼

 いつもお世話になります。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。薬のほかに、衣服の視点からの説明もできるんですね。最近、ミステリーにちょっと興味を持っています。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/19 21:35

「服」には「飲む」という意味もあります。

「服用」「服薬」といった言葉があります。
着服は、「着けて飲む」→「手許に置いて自分のものにする」といった意味ではないかと考えられます。

ご質問文については「嬉しく思います」があまり見ない用法でしょうか。「嬉しいです」に留める方が自然に感じられます。さほど大きな違和感は感じませんが。
厳密には口語と文語が混用されていますが、インターネットの書き込みではその方が一般的ですので、中国の方と書かれていなければ外国の方の投稿と気付きません。1~2年前にもご質問を拝見したことがあると思いますが、ずいぶん上達されていると思います。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。『「着けて飲む」→「手許に置いて自分のものにする」』という意味なのですね。大変参考になりました。質問文の添削にも感謝いたします。日本語はまだまだ下手です。これからもよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/19 21:09

着服という単語は、まず服を着る意味ではないので、「派生するのか」という問いは不自然です。



で、着服ですけれども、わたしの勝手な受け取り方なのですが、日本はちょっと前まで着物を着て生活していました。
前を合わせて帯を締めたら腹から上にはいろいろなものを入れて持ち歩けました。ふところに財布を入れていたのはもちろん、懐紙などちょっとしたものを帯にはさんだりできました。
ふところに入れてしまえば他人の胸元に手を入れる人はいないので、
他人のものをこっそり自分のものにすることもできます。

だからかなぁ?と思ったりします。「服用」という言葉があり、薬を飲んだり衣服などを身につける意味があります。そういう意味での服かな?
あくまで参考意見です。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になります。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「派生」という言い方はやはり不自然なんですね。「懐紙」は初耳です。どういうものなのか、ネットでちょっと調べてみました。和食の時に使うもののようですね。とてもきれいです。きちんとおさえないと。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/19 20:57

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