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A社とB社があります。
A社とB社は、ともにX社を親会社とする連結グループ会社です。
A社は、Xグループ会社の社内業務システム開発の国内拠点です。
B社はXグループ会社の社内業務システム開発の海外拠点です。(いわゆるオフショア拠点です)

今回、A社が、情報システムZの開発をB社に委託します。開発コストを削減するためです。この開発プロジェクトをプロジェクトZとします。

ところが、B社にプロジェクトマネジャーの能力をもつ人材がいないため、
B社が、A社に在籍するプロジェクトマネジャーの能力をもつ人材Oさんを
プロジェクトZのプロジェクトマネジャーにしたいと要請してきました。

プロジェクトマネジャーはプロジェクトZの現場責任者ですから当然、
B社のプロジェクトメンバーに指示をします。

また、Oさんとプロジェクトメンバーの一部はA社に常駐して作業します。

A社とB社の開発委託契約は請負契約になる予定ですが、
請負契約では、発注元が発注先に指揮命令してはいけないと聞いたことがあります。指揮命令すると派遣になるそうですが。

従って、OさんがA社のプロジェクトメンバーに指揮命令すると、偽装請負になると思います。

そこで、質問ですが、なんとか、Oさんをプロジェクトマネジャーとして仕事してもらうためには、どのような契約形態にすればよいかアドバイスください。

たとえば、請負契約とは別個に、OさんのA社への派遣契約という2本立ての契約形態にすればいいのでしょうか?

それとも出向のほうがいいのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「偽装請負」の問題に関しては、「指揮命令」がどうのこうのという抽象的な理解よりも、「労働者供給」の事業に該当するかどうかの方がよいと考えます。

「労働者供給」の事業とは、供給先の要求人員を右から左へ流し込む人材業をいい、イメージとしては街で仕事にあぶれた労務者を次々と拾ってトラックに詰め、供給先に運ぶものです。大切なことは、この供給元と詰まれた労務者そして供給先とはどこで雇用契約が成立しているかがあいまいだということです。こうした人材業は現在派遣許可で社会的に縛っているわけです。

したがって、この質問の場合ではそれほど神経質にならなくてもよいと思います。
思うに、Oさんのプロジェクトマネジャーとしての仕事分だけ出向させればよいかと思います。Oさんのそれ以外の仕事は従来のままですから、Oさんは実質的に両社にまたがる地位となります。あとはそれぞれの条件を設定すればいいでしょう。
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