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「電波は周波数が高くなってくると光のようにまっすぐすすみますが、低い周波数では反射する物体の裏側に回り込むこともあります。」

と記されてたのですが
物体の裏側に回りこむってどういう状況なのかピンとこないのですが、ビルとビルの間に入り込んじゃうみたいな感じですか?

また電波って目で見えたとしたら一本の線が波打ってるような感じなんでしょうか・・・・

A 回答 (5件)

そうです。


ビルとビルとの間にも入り込みます。


電波も光も同じ電磁波。
電磁波の回折です。

可視光を例に取ります。

これは、天気の良い日に、空が青く見え、太陽が黄色く見えるのと似た話になります。

高い周波数の青(や紫)は、上空の粒子をよけることができず、ぶち当たってしまいます。
ぶち当たった結果、あちこちの方向に散乱されるので、人間が空を見たとき、空のどこの部分を見ても青があるわけで、その結果、「空全体が青」に見えるわけです。
(レイリー散乱)

低い周波数の黄色~赤は、上空の粒子をひょいひょいと、よけて進みます。
言い換えれば、黄色さんや赤さんは「視力が悪い」ので、上空の粒子が見えない、つまり、彼らにとっては、粒子がないのと同じに見えちゃうのです。


厳密な解釈をするには、量子電磁力学を学ばないといけませんが、
ちょっとだけさわりを言いますと、
A地点とB地点があり、地点間には何の妨げもない状況を考えますと、Aから出発した光はBにまっすぐではないと届かないというのが古来からの常識でした。
実は、それは正しくないのです。
スタートがA、ゴールがBであれば、どのような経路を通ってもよいのです。
そして、すべての経路について光の位相を合算(積分)したものが、「ほぼ直進」という結果になります。

そして、
たとえAとBとの直進経路に障害物があっても、ほかの経路を通って行き着くことは可能であり、周波数が低い(波長が長い)光であれば、回り込みをしやすくなります。


下記はご参考。
「D-4波の回折」の2つの写真。
http://www3.ocn.ne.jp/~ssginga/sonota.htm
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電波は、3THz以下の電磁波です。


なので、プールの中の水みたいなイメージのほうがいいかもです。
電波暗室という電波が入らない部屋がありますが、
電波暗室の扉を1cmでも開ければ携帯電話は圏内になります。
(完全に閉めれば当然圏外です。)

周波数が高くなるとというのは、光のイメージじゃないでしょうか。
光は、水とちがって出した方向にしか飛びません。
物の後ろは影になって暗いです。
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>「電波は周波数が高くなってくると光のようにまっすぐすすみますが、低い周波数では反射する物体の裏側に回り込むこともあります。



 これは、表現があまり正確ではありませんね。以下のようになると思います
 電波は光や音と同じようにまっすぐ進みますが、これら波の性質があるものは全て回り込む性質(回折)があり、物体の裏側に回り込むことがあります。この回り込む程度は、周波数が低いほど強く、周波数が高いほど回り込みにくくなります。
 
>物体の裏側に回りこむってどういう状況なのかピンとこないのですが、ビルとビルの間に入り込んじゃうみたいな感じですか?

 ビルとビルのあいだに入り込む感じとはかなり違います。電波は反射もしますから、ビルとビルの間というとほとんど反射が支配的になります。
 電波も波ですから、水の波紋のようなイメージ(3次元ですが)で、そこについたてを立てたときに、そのついたての裏側にも波紋が広がるようなイメージです。

>また電波って目で見えたとしたら一本の線が波打ってるような感じなんでしょうか・・・・

 上記したようなイメージです。水の波紋のような水という媒質は有りませんが。
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#2様速いね。

^^
回折、干渉、スリット探して迷子になってました。^_^;

こんなの見つけてきた。
http://www-cc.ee.tokushima-u.ac.jp/cc/iritani-la …
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こんにちは 


>また電波って目で見えたとしたら一本の線が波打ってるような感じなんでしょうか・・・・そのとおりです。
 だから波が大きいと回りこむのです。
周波数が高いとは波が小さく細かく何回も、詰り波が沢山有る事を
言いますね。すると、まるで直線に近いわけです。
 ここに指向性を持たせると或る方向のみに進みぶつかり遮断されます
波が大きいとうねるような形で回り込むのです。
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