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先日聞いて疑問に思いました。

てらう てらわず てらいもなく は理解できるのですが、
てらいない、という言葉は正しいのでしょうか?
文法として間違っていないのでしょうか?

辞書でひいても、てらう・てらいは出てきますが、
”てらいない”という単語としては載っていませんでした。

グーグルで検索したところ、2000件位ヒットしましたが、
最近の用法として定着しているのでしょうか。

A 回答 (2件)

本来の形は、「てらい(の)ない」 「てらい(が)ない」 「てらい(も)ない」…などでしょう。



が、助詞を省略した言い方が文法的に間違っているとは必ずしもいえないと思います。
助詞の省略形が辞書の親見出しや用例に載っているかどうかは、たんに辞書の規模や編集者の判断の違いもあるかと。

広辞苑
 × てらいない【衒い無い】
 ○ じょさいない【如才無い】
 ○ めんぼくない【面目ない】

大辞林
 × てらいない【衒い無い】
 ○ じょさいない【如才無い】
 ○ めんぼくない【面目無い】
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口語では「てらいがない」「てらいのない~」と言うのが正式でしょうが、


文語の「てらひなし」「てらひなき~」の「なし」「なき」を「ない」に替えたものですから、全くの誤りとは言えないでしょう。
cf.「揺るぎなき~」→「ゆるぎない~」、「変わりなき~」→「変わりない~」
「~間違いない」なども、本来なら口語では「間違いがない」などとなってしかるべきものです。
つまり、格助詞の「が」「の」が表に出ていないだけで、「間違いない」も「てらいない」も単語ではないわけです。
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