
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
梁は木で作ります。
木材というのは2000年~3000年は強度的には問題ないので、どうという話ではありません。日本にも1000年以上前の大規模木造建築がありますよね。
西洋の組石造が長持ちする理由は、とにかく積み上げるだけで良いというのがあります。内部の補強や化学変化の必要が無いため、石の寿命→壁の寿命です。
また、古いものを大事にする思想も重要です。向こうでは古い建物の内装を直して住むのが粋なようですね?日本では1代で財を成したり、一国一城の主という言葉の通り、自分で建てる事がステータスな面があり、そうなると性能的には50年以上もっても解体が面倒なだけです。
最後に鉄筋コンクリートですが、これは組石造とは全く違います。とても新しい工法であり、研究も未熟ですが、経済性の高さが求められます。つまり40年前のギリギリ価格ギリギリ強度が、今の基準からいうと失格の部類に入るため、手直しして大事に使うよりも壊した方が安全なのです。材料としての痛みはそれほどでもありません。
と、いうように、日本建築が短命で安普請なのは、技術や材料や気候というよりも、文化としてそれが定着しているというのが大きな原因だと考えます。

No.4
- 回答日時:
No1です。
欧州の建造物が長くにつ決定的な理由は、地震が少ないからです。
日本の地震に慣れた人にとっては欧州は「地震が無い」と言ってよいくらいです。
英国の新聞に阪神淡路大震災の時に本当に載ったコラム記事での文です。私はその当時英国に住んでいましたが、あまりに地震を知らないことに笑えました。実際に、英国人が日本に来た時、ほんの小さな地震にもならない揺れでも非常にビビッていたことも印象的です。
「先日日本で起きたような大地震は、地殻の安定性から英国では起きるとは考えられない。もし仮にそのような地震が起きたとしても英国の建物は日本の建物よりも重いので被害はずっと少ないはずである。」
欧州の建物の多くはただレンガや石を積んだだけですので、震度3程度でも崩れ落ちるのではないかと真剣に思います。
No.3
- 回答日時:
また失礼します。
>ドイツの城…ですが、あれはかなり古くから手入れがなされています。
ヨーロッパでは、歴史的な物を残すための努力が早くから行われ、現在でも民家の解体・改装などの時、昔の技術や暮らしの痕跡などが発見されると、改修計画を変更してまで、昔の再現の努力が払われ、それに携わる技術者も行政によって育成されています。
まあ、中には、長期保存の為に、本来、塔のてっぺんにドームはなかったのに風雨をしのぐためにつけちゃったなんて例もありますけど、その位徹底して歴史遺産保存の努力が払われていますので、綺麗に残ってるのです。
今でも幾多の城が修理の最中のはずです。
こんな面白い物が出てきました。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=1300 …
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
巨大な石の梁は存在したようです。
http://www.homemate.co.jp/useful/erp_yousiki/gre …
梁構造以外ではアーチでしょうね。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~islamarc/WebPage1/ …
なお、基本的には木造の骨組みで表面だけ石やレンガというのもかなり多いようです。
手入れさえすれば結構持つものではないでしょうか。
日本の木造建築でも数百年というのは結構ありますし。
それからコンクリートの件ですが、極端に言えば手抜き工事です。
日本の鉄筋コンクリート建築初期の物は現在まで持っています。
近頃何かというと再開発で取り壊される事が多く、現存数は減ってますが。
確か阪神大震災で被害が少なかったのは戦前の物が多かったらしいです。
作る時の材料、行程などは今とは全然比べ物にならない手間をかけていました。
ポンプで流し込めるような柔らかさにせずに流し込み、沢山の人数で突き固めていました。
また、海の砂や石材などを大量に使用するようになったのは高度成長期に大量のコンクリート建築を大急ぎで作ってからです。

No.1
- 回答日時:
梁は木でできています。
城などは外壁は石ですが、梁は木でできていますので戦いで「焼け落ちる」ことになります。木の梁の上に木で床がつくってあります。火事になれば外壁だけが残ることになります。
石とコンクリートは全く強度が異なります。石はヒビがはいることはまずありません。積んだものが崩れることはあります。
長年の疑問へのご回答ありがとうございます
やはり木でしたか
でも、そうすると500年とか長持ちしてる
ドイツの城なんかは、何故、そんなに
長持ちするのでしょうか?
やはり雨が少なく、地震もないからなのでしょうか?
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