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つい最近(1970年代)地球の総人口は40億人で、今は何と65億人です。人間はその一生で様々な資源を消費して生きていきます。そして人間の生産活動が温暖化ガス(二酸化炭素)排出の大きな源となります。そうすると、極端な議論の帰結は人口を増やさない、もしくは増えても二酸化炭素排出を増やさない(あるいは減らす)だと考えるのだが、この見地からの議論をあまり聞いたことがありません。

一例は、幾ら燃費効率のよい車を開発しても、その車の台数が人口増に併せて増えれば、一台の車の排出は減っても、総台数の排出ガス(二酸化炭素など)は増え、結局温暖化は進行することになる。

温暖化阻止のため人口抑制を!の議論があっても良いような気がするのだが、政治や宗教?などが抑制するのだろうか? 温暖化阻止と人口増について議論している例や参考サイトを教えていただければ幸いです。

A 回答 (6件)

こういうサイトですか?


http://www.canadafreepress.com/2007/field022207. …

この回答への補足

ザーット読んでみましたが、なかなか興味深い内容でした。人口抑制ではなく、南から北(エネルギー消費の少ないから多い)への人口移動(移民)がより多くのエネルギーを消費するから議論しても良いのではとのないようです、ね。カナダやアメリカ(ヨーロッパでも)は多くの移民を受け入れています。移民は、アフリカ、東南アジア、中南米などの一人当たりのエネルギー消費が少ない地域で、移民後はエネルギー大量消費に組み込まれ、結果として温室効果ガスの排出が増えるという理由です。 移民しないよう、経済的、政治的な支援が必要なのではという主張です。

このような見方もあるのかと、私にとっては新発見でした。(グローバルな貧富の格差是正ですね)

ありがとうございます

補足日時:2007/06/23 22:59
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実際問題「産むな」と言う国に対して「産みました」と言ってきた人をどうするのか。


逮捕して子供を死刑にする。
私はそれでもいいと思いますが、実際問題絶対に出来ません。
また先進国ならまだしも途上国は取り締まりが不可能です。
中国でも一人っ子政策をしてますが、結局戸籍を取らずに産まれてる子供が1000万いると言われます。
どう考えても「産ませない」管理を世界中で行う事は不可能であり、執行する側が政治だろうが宗教だろうが、反発は避けられません。
人口増加による自然破壊は誰もがわかってる事ですが、それを規制するなんて出来ないんであって、出来ない事を話し合っても意味がありません。
また経済成長の抑制による自然破壊防止も現実的ではなく、実際日本も経済が低迷する中、なんとしても景気の回復を、経済成長をと言う声が殆どの国民から聞こえます。
一度味わった生活を手放す事は不可能であって、経済衰退を容認する事は国民感情が許しません。日本であれ他の国であれです。
なら経済成長の中にある技術革新を期待して、成長した上で自然破壊を防止する方法を模索する以外、人類社会の成長はあり得ないのです。
それに失敗すれば地球と一緒に心中するまでであり、研究者達は出来るように努力するだけです。
日本人が完全に自給自足で暮らせてたのは江戸時代までであり、江戸時代の人口は3000万。
今の人口で自然破壊を全くせず暮らそうと思えばそれ以前の暮らしに戻らざる得ません。逆に言っても例え4分の1の人口に減らしても江戸時代の生活が限界です。
そのような大幅な生活レベルの衰退をしなければならないぐらいなら、技術開発に期待をかける方が良いでしょう。

研究者や科学者と言うものは「将来こんな素晴らしくなります」と言う夢や希望を言わなければ絶対に支持されない。
「進化」を研究するために存在する人々が「退化」について話す事は絶対に不可能です。
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ご存知のことと思いますが、世界的には深刻な人口増加ですが、日本は深刻な出生率低下です。

じゃあどこで増えているのかというと、いわゆる発展途上国です。昔から「貧乏の子だくさん」といいますが、貧乏な国ではまともに教育も受けさせることが出来ませんから「一杯作っておけば誰か成功してくれるかもしれない」という期待もありますし、また医療レベルが低いので子供がじゃんじゃん死んでしまうので「いつ子供が死ぬかわからないから、とりあえず作っておけ」となってしまうのです。
先進国はどこでも出生率は低下しています。そこから解ることは「どうやら生活レベルが向上すれば出生率は下がる」ということです。すると、全世界的な人口抑制をしようとすれば人口爆発している国の生活レベルを向上させればいいということになります。しかし、生活レベルが向上し出生率がゆるやかに下がるまでには何十年もかかります。さらに、生活レベルが向上するということは生産活動が活発になる、つまりCO2排出量が増えるということになります。この重大な矛盾に誰も答えが出せないでいるのです。

私事ですが、私は「国境なき医師団」に募金しています。国境なき医師団は主に人口が爆発している発展途上国で活動しています。もしかしたら、彼らの活動とそれを支援する私の行動は長期的には地球をさらなる環境破壊に導いているかもしれません。ですが、敬愛するマザー・テレサが「私は、不親切で冷淡でありながら奇跡を行うよりは、むしろ親切と慈しみのうちに間違うほうを選びたいと思います」とおっしゃられているのでそれに従おうと思っております。
昔、飲食店で働いていた経験があるんですがね、毎日出る残飯の量を見ると環境破壊とはこういうことなんじゃないかって考えさせられますよ。
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この回答へのお礼

>この重大な矛盾に誰も答えが出せないでいるのです

非常に本質を突いている指摘だと思います。

空気、水、各種資源など地球にあるものは全て有限です。有限の物を活用しある程度のレベルの生活をすると考えると、地球が保持できる人口もどこかで限界(基準は人により異なると思いますが)があるような気がします。100億なのか200億なのか、それとも既に限界の人口に達しているのか?

残飯の量もそうですが、廃車置場の膨大なスクラップの数、アメリカのツーサンには同じように飛行機の墓場、そして地上デジタル放送が始まると数千台のアナログテレビの残骸? 

どうも我々は、膨大な無駄には無感覚で、小さな無駄には過敏なような気がします。行政の行っているリサイクルや資源を大切にの広報を聞くたびに、もっと大本のところでやることがあるのではと考えてしまいます。

お礼日時:2007/06/16 19:05

IPCC SRES B2というシナリオ(中位的とされ、よく参照される)だと


2005年には、世界の人口が93億人(2005年比1.45倍)、GDPが110兆米ドル[2000年価値、市場為替ベース](2005年比3.5倍)ですので、倍率の数値を単純比較してよいなら、経済成長の寄与の方が大きくなります。従って、一つ前の回答者さんと同じく、経済成長がより効いてくると言ってよいと思います。

以上の人口、GDPに関する出典:
http://sres.ciesin.columbia.edu/tgcia/hm.html


人口抑制に関しては、例えば、アフリカでの初等教育普及などが、持続的であり効果的であるとされているようです。(自信なし)
ただし、インドは宗教的理由で、出生率を低下させる政策を導入できなかったとも聞きます。(自信なし)

将来の人口は、基本的に、外的圧力でコントロールできない(すべきでない)ものとされてるため、温暖化問題と切り離して考えるのが通常の流れだと思います。(なので、これらの関係について注目したウェブを紹介できません。)

温暖化によって左右されると見なされている水資源の問題は、降水量の増減より、人口増加の影響の方が大きく、こういった意味で人口増加は注目されますが、だからと言って、人口を抑制した方がよいという結論にはなりません。


また、質問者さんの問題意識や質問の前提に関して、失礼ながら、多少事実誤認があるように思いますので、(質問にはありませんが)次の点を強調させてください。

経済成長がいかにも悪者のようにとらえる人もいますが、基本的には、経済成長により、人口増加率は抑制され、かつ医療福祉水準を高めることができ、総じて気候変動に対する脆弱性を弱めるとされてます。例えば、マラリアは安価な対策で防ぐことができますので、気温上昇に関係なく、ある一定以上の所得に達するとマラリアの被害はなくなります。
#従って、世界のあらゆる途上国が経済成長して、CO2排出量が多くなり、温暖化が進み、マラリアでの被害が甚大なものになる!といったストーリーは、一部の人が陥りやすい、良くある間違いです。

ただし、経済成長だけが重要で、CO2排出しなくてよい、といっているのではありません。お金をかけるなら、CO2排出抑制と、教育や医療などに対し、バランスよくお金をかける方がよい、というのが私の主張です。

Richard S. J. TOLは、温暖化した場合の影響分析に関して、第一人者だとされてます。「恐怖心を煽り立てるようなもの」は他にいくらでもありますが、より詳しく(より信頼性の高いとされる内容を)知りたいなら、TOLの文献を当ってみてはいかがでしょう。

http://www.feem-web.it/cp05/05bio_tol.html
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仰る事は当然「皆気付いていて」既に論議されています。


また人口増より深刻なのは「生活の向上」で、人口13億の中国が発展すれば、先進國での多少の節約は泡と消えます。
現在一人当たりのエネルギー消費を原油量に換算すると、米国・カナダが年間8t、両国を除き日本・韓国を含む先進工業国が4tに対して、中国・インドは1tに満たない状態です。
最新統計での中国の消費は 0.6tですので、当然人口約十分の一の日本を抜いていますが、数年前までは日本の消費量が多かったのですから、その急成長振りが判ると思います。
人口から考えれば先進国が半減させても、中国インドが先進国の半分を消費するようになれば、エネルギー消費は倍以上になる勘定です。
従って「人口抑制」以上に「成長抑制」も論議されなければいけないのですが、それを論じても結論に至らない事は明白なので、「合意出来る」レベルでの対策を目指しているのが現状で、それでもご存知の様に異論続出です。
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今年も異常気象で、これも地球温暖化が原因なんでしょうかね。


確かに、仰る通り人口増加問題と地球温暖化を結びつけた議論は余りきかれませんね。(特に、マスメディアでは)
さらに、最近はリサイクルは逆に温暖化を進めるなんて極端な議論まで出てきていますし。(あくまでも、中途半端なリサイクルはという但し書きがつくはずなのに、あたかもリサイクルが全て悪いような論調、、、。)

しかし、各研究機関や研究者ではこの関係を研究してる方もいらっしゃるようです。
単純な話だと、人口増によって経済活動が活発化し温室効果ガスの排出量増に繋がっているようです。
それに、バイオ燃料などの為に穀物が高値で取引され始めるとそれを見込んで森林伐採などが進んで、バイオ燃料の意味がないそうですし。
また、都市化に伴うヒートアイランド現象や後進国の経済成長でも温暖化が進むようです。

人口増に関しても、先進国よりは発展途上国の方が増えるようです。
発展途上国は社会情勢が不安定なところも多く、なかなか政治のみで解決出来るようなモノでもないようです。
特に、内戦などで混乱したところでの人口増は深刻だと聞いたことがあります。

また、中国の一人っ子政策で取り沙汰されているように、政治による人口抑制は人権問題などと絡んでなかなか上手くはいかないように思います。
それに、米国には宗教的信条から中絶反対などの運動も盛んです。
なので、人口抑制を叫ぶよりは温室効果ガス削減を叫んだ方が聞こえが善く余り人口増加問題と温暖化を結びつけて議論する人が居ないのでしょう。
日本は、少子化で人口爆発の実感がないのも一因かもしれません。

以下は、比較的人口と温暖化問題の関係について書かれてると思いますので、参考になれば幸いです。

http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2005_21093/slides …
http://www.sizen-kankyo.net/blog/2007/05/000134. …
http://www.asahi-net.or.jp/~ik7y-tnb/quiz5.html
http://www.aoyama.ac.jp/agunews_archiv/vol_6/ope …
http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~oyo/climate.html
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