プロが教えるわが家の防犯対策術!

塾講師をしています。
中学3年生で分詞の形容詞用法を教えることになるのですが、
導入や話の展開をどうすればいいのかアイデアがまったくおもいつきません。

漠然なイメージとしては、普通の形容詞を引き合いにだし(例.a big appleなど)、現在分詞と過去分詞の意味を教えて(現在分詞:~している、過去分詞:~されている)、簡単な語句を作らせてから(working boy, broken windowなど)例文に展開していこうと思ってはいます。
ただ、そこまでの話のつなげ方や持っていきかたなどがいまいちつかめていないので、アドバイスいただけたら幸いです。

また、動名詞と現在分詞の区別等も必要になってくると思うので、
そちらもどのように教えればいいか教えてください。

A 回答 (6件)

導入は日本でなじみのある言葉から始めてはいかがでしょう。


例えばexciting, shocking, charming などは形容詞として辞書に載っていますが、元は形容詞用法の現在分詞ですよね。
旬の話題を使って子供達の興味を引きながら、これらの語を使って導入したら話に食いついてくるのでは。

例えば、エキサイティングな試合の話を持ち出してexciting game とexcited people との使い分けとか、ミス・ユニバースの話を持ち出してcharming ladyから話を展開させるとか。
shocking も最近はそういうニュースが多いですからいろいろ話を広げられそうです。
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この回答へのお礼

なるほど。

しかし、excitingやshockingなど、もとはexcite、shockでどれも
意味的に受動の意味があるので、使い分けを教えるとなるとそこから教えなくてはなりません。
しかし、中学用英語ではそこまでのことは教えれないので。。。

お礼日時:2007/06/22 01:38

こんにちは!



(1)塾の場合、必ずしも調和するとは限らない3つの要請があると思います。1)学校での成績を上げること、2)学校では教わらないような高度な内容を教えること、3)英語の本当の実力を涵養すること――1)は、現実的な条件で、これがないと生徒は来なくなります。2)は、知的好奇心旺盛な生徒には大きな魅力になります。3)は、隠れた目的で、教師側が、良心的であれば、できることだと思います。

(2)学校での成績を上げるためには、学校の教材を入手し、分析して、試験にでそうな問題を塾側で作ることです。これが的中すれば、生徒は、塾を信頼し、言うことに耳を傾けるようになるでしょう。

(3)学校では教わらないような高度な内容を教えること――これは、高校の入試問題を分析することによって、教えるべきことが見えてくるでしょう。中学の教育内容は、暗記努力を避けるようになっていることで、語彙数も極めて限られたものになっています。この際、幾つかの重要動詞を組み入れたカリキュラムを作ってもいいのではないでしょうか?高校の入試問題を見れば、どのような動詞が最終的に試されるのか見えてくるはずです。

(4)英語の本当の実力を涵養すること――これについては、語彙数の不足から、どうしても例文が、とってつけたような、不自然なものになりがちなのを、将来きっと役に立つであろう例文に置き換えるところに生かすことができます。これが一番しんどい作業になると思います。

(5)名詞の「修飾」という概念を教え込むのが第一歩だと考えています。日本語から始めるべきです。例えば「女の子」、「男の子」という日本語の名詞を、どのような言葉で修飾できるか、自分でやらせてみるといいと思います。最初は純然たる形容詞のようなものが出てくるでしょうが、「笑ってる女の子」のようなものにまで近づけていって、英語にも同じ機能があることを説明し、the ○○ boy ; the ○○ girl を可能なかぎりの形容詞、現在分詞で修飾させてみます。知っている動詞の中では、play, run, study, walk, stand, eat, laugh, dance, smile, cry くらいかもしれませんね。これに幾つか新しい動詞を付け足してもいいでしょう。

(6)残念ながら、過去分詞は、同じ名詞を使えないでしょう。やはり物である必要があります。出されている、the broken window は自然な例ですね。close, speak, kill, lose, discoverといった動詞も使えそうです。被修飾語を、実際に使えそうなものにすればするほどいいでしょう。

(7)同一の動詞で、現在分詞と過去分詞の対照を示すことのできる動詞は、おそらく surprise と excite に限られるのではないかと思います。(それ以外だと、1語の分詞が不自然なものになりがちです。)この2つを駆使して、生きた例文で教えるのがいいと思います。例文は多ければ多いほどいいというのが僕の経験知です。20~30やると、生徒は慣れますし、喜んでくれます。

(8)料理と同じで、仕込みに3日掛けても3ヶ月掛けても、30分で食べられてしまいます。でも、おいしいと言ってもらえれば、それは教師冥利につきますね!

以上、少しでも御参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

(1)は確かにそのとおりで、(2)、(3)もそうですね。
現時点では学校にいっているだけでは高校の入試問題は普通には解けません。よほど理解力のあるこどもでないと無理ですから。

(4)は非常に難しいですね。語彙数の不足もありますが、やはり目の前のことを考えるとどうしても試験対策用や学校レベルに合わせがちになってしまうのは仕方ないことだと思います。

(5) 日本語から考えていくのはいいですね。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/22 01:42

「中学3年生で分詞の形容詞用法」がどの程度のことなのか、はっきりしないのですが、多分、形容詞として名詞に前置する部分までかと仮定して、書いて見ます。



進行形や受動態については一応すでに習っていると言うことですよね。

それなら、文章から句、句から文章という変換を意識して導入するのがいいと思います。狙いは、簡単な文からより長い文を作るという意識を作るためです。これは、基本的には、文章にある時制表現(現在であるとか過去であるとかの区別)を取り去ることで句にできると言う意味でもあります。

まずは、日本語で、練習。

1.彼は僕の従兄弟だ。

  その少年は背が高い。   その背が高い少年  

  その背が高い少年は僕の従兄弟だ。

2.彼は僕の友人だ。

  その少年は、走っている。 その走っている少年。
  
  その走っている少年は僕の友人だ。

3.彼等は香川県に住んでいる。

  その生徒たちは踊っている。  その踊っている生徒たち。

  その踊っている生徒たちは香川県に住んでいる。


次に英語で、練習。

1.He is my cousin.
The boy is tall. the tall boy
The tall boy is my cousin.

2.He is my friend.
The boy is running. the running boy
The running boy is my friend.

3.They live in Kagawa.
The students are dancing. the dancing students
The dancing students live in Kagawa.

受身についても同様。

ただし、最初は、The boy is tall. からthe tall boy と言う部分だけの練習がいいと思います。The boy is running.から the running boy と言う変換です。意味をよく確認してからやることが必要だと思います。

結局、進行形も現在分詞の形容詞用法と言われるものも、同じ形容詞でしかないと言う説明ができると思います。

これのいい点は、同様に、時制表現を取り去る(と言っても、be動詞のある文章にしてbe動詞を取り去ると言う意味ですが)ことによって、ほぼ全ての文章が句になるということです。
The boy plays tennis.
The boy is playing tennis. the boy playing tennis

The boy is liked by Alice. the boy liked by Alice

The boy is good at playing tennis.
the boy good at playing tennis

動名詞と現在分詞の違いは、形容詞かどうかで決めると簡単だと思います。swimming school, running shoes など、上の説明では「泳いでいる学校」、「走っている靴」になってしまいますから、

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
まだすべて文章は読みきれていないのですが、最初にありましたところにご回答させていただきます。

>「中学3年生で分詞の形容詞用法」がどの程度のことなのか、はっきりしないのですが、多分、形容詞として名詞に前置する部分までかと仮定して、書いて見ます

実は中3で後置修飾まで習います。

補足日時:2007/06/22 01:42
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まずは教科書を見てどんな動詞が使われているかあらかじめ調べておきます。

塾の授業が教科書に沿っているかどうかに関わらず進度と教科書の内容は把握されていると思いますが念のため。

導入はおっしゃるように普通の形容詞を引き合いに出すのがいいでしょう。

a tall boy
a large window

などの例文から形容詞の部分を復習もかねて今までに習ったいろいろな形容詞に言い換えさせます。

次に「走っている、働いている、壊されたとかしたいけど、どうしよう?」と問いかけ、まずは動詞(原形)を知っているかどうか答えさせます。

走る:run / 働く:work / 壊す:break

のような答えが返ってきたら、「している、とか、される、とかどう書くのかな」と問いかけ、進行形や受身の文を書かせます。

The boy is tall.
The boy is running.
The window is large.
The window is broken.

形容詞文と進行形や受身を対比させ、「よく似ているね。この ing とか過去分詞が tall とか large のように使えるんだ」と言って

a /the running boy 「走っている少年」
a /the broken window 「壊された窓」

と板書します。あとは類似の問題をたくさん

a /the (.......) 名詞「…している/された○○」

のパターンで、動詞を答えさせ、日本語訳に合うように現在分詞か過去分詞かを答えさせます。プリントを作成してもいいでしょう。

後置修飾は厄介な問題ですが、語順に関してはたとえば「ing とか過去分詞は主役(名詞)に近づきたいんだ。じゃどこに入れる?1?2?」のように

a (1) boy (2) + runnning over there

こじつけでも構いません。何か印象的な言い方をご自分で考えでください。何かに例えて「○○の法則」とでもつければ印象に残るでしょう。

前置修飾と後置修飾は今の段階では割り切ってください。分詞単独でも後置修飾する場合などを持ち出すと混乱の元です。

感情表現に関するもの(surprise など)はまだ扱えないと思います。日本語との感覚の違いがありすぎます。たぶん教科書でももっと後ではないですか。

専門的な観点からはとんでもないように思われるかもしれませんが、後に(受験や高校で)必要になるから良かれと思ってもあせって教えすぎるのは避けるべきです。また、生徒の普段の様子や表情からどのような言い方がいいか判断してください。場合によっては「修飾」「形容詞」「前置」「後置」「分詞」という言い方さえ「?」となる場合があります。
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N.3です。



>実は中3で後置修飾まで習います。

ご質問とは少し離れてしまうのですが、中3でやる後置修飾の実際の文をできたら教えていただけませんか。
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アメリカに38年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

教える事の出来る指導員養成と言う視点から私の意見を書かせてください。

指導員とはどんなレベルの生徒でも今できない事を出来るようにさせる実力を持っていると言う事を前提としています。 つまり自分が出来ても教える事の出来る知識と実力を持っているとは限らないわけです。 ですから、教えるにはその教え方を身に付けると言う事になるわけですね。

そして、出来るようにさせる、ということに関して、非常に大切な事は、学校でのクラスのようにどうしても「与えるだけ」の教え方では無理が出てくるわけです。 10人いても50人いても教え方はほとんど変わらない、ということになるのですね。

しかし、出来るようにさせる、と言うことは、性と一人一人が出来るようなならなくてはならないのです。 それには、一人一人の「弱点」、つまり、「なぜ出来ないのか」「出来ない理由」を見つけなくてはならないのです。 すなわち、なぜ出来ないのかを知らないでどうやって教える事ができると言えるのか、というのが指導員への常識なのですね。

たとえば、一人一人が本当に文法用語を理解しているのか、それともただ「知らない、とか、分からない」と認めたくないからとか恥ずかしくていえないとか、最悪の場合では、知っているつもりでいるのに実際は分かっていない、または、知識的には「定義をいえる」けど実際には分かっていない、などの「事実」を各生徒に関して把握していると思いますか?

もしかしたら本当に根本的なことが分かっていないまま授業を受け続けてきたのかもしれませんね。 

言い換えると、A boy is running. The window is broken.と言う文章の構造を本当に理解しているのか、それともただ訳せると言うだけなの七日。 この文章を主語だけを持ってきて一つの塊、文章としてではなく、を作る事が出来るのか。 走っている人を見て、~している少年、壊れてしまっている窓、と言う名詞句としての表現方法の理屈が分かるのか、などを彼ら一人一人が分かっているのかを知らなくては出来るようにはならない、と言う事なのですね。

出来ない理由、言い換えると、問題の原因は何なのか、を指導員は認識しないままで、こういう方法が良い、この方法がある、と言われても、使いにくいか効果的ではないことになってしまうのです。

と言うことは、こういう問題点がある子がいるんだけどどうやったら分かってもらえるだろうか、と言う質問にたどり着く事になるわけです。

分詞の形容詞的用法を教えるのであれば、今までどおりのやり方でやればいいのです。 分かってもらえるのであれば、問題点は浮上しないのです。 しかし、どうも分かってもらえない、というのであれば、上に書いたように問題点を「見つけなくては」ならないわけですね。

平泳ぎを教えようとしているんですけどどうしたら良いでしょうか、では、質問にはならない、と私は言うわけです。 平泳ぎをさせる普通の方法をまず使うのです。 今までやってきた普通のやり方と言うのはそれなりに一般的に使える指導法なのですね。 しかし、一人一人が必ず平泳ぎが泳げるようにするには、普通のやり方では出来ない部分を出来ない生徒に使わなくてはならないわけですね。 そして平泳ぎを泳げないのは何でなのか、を知る必要がある、あるいは、それを見つける指導力が必要となってくるわけで、その問題点によって教え方が変わってくるわけです。 

なぜ教育方法や指導方法にはそれだけの検索力を伴った指導力を必要とするのかお分かりになられたと思います。

大変ですけど、分からなかった生徒を「分かったような雰囲気にさせるのではなく」「心底から理解させ応用できるような実力を持たせる」ことが出来たときの喜びは格別な喜びであり、自分としての達成感と同時に生徒にも「やれば出来る」「俺だってできるようになる」などの心理的な満足感とこれからの上達に一生直接使える物を彼らが持ってくれるわけです。 1+1は3でもあるし4でもあるのですね。

がんばってください。 私の言っている事は実は誰にもできる事なのです。 ただこの教え方を言う人があまりにも少ないと言う事だけなのですね。

これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。    
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