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 実験でアセチルサリチル酸の定量を行いました。
塩酸を使った逆滴定だったんですが、空試験も一緒に行いました。

なぜ空試験をしないといけないんですか???

どなたか教えていただけませんか。

A 回答 (2件)

最初くわえた塩基の量から、逆滴定での塩酸の量を引けば、アセチルサリチル酸の量が求まるとかんがえているかもしれませんが、これでは、アセチルサリチル酸の量は正確には求まりません。


それは、最初くわえた塩基が空気中の二酸化炭素などに由来する酸性物質によって消費されるからです。これを改善するために、空試験をおこないます。
したがって、本試験では、加えた塩基の量から、逆滴定での塩酸の量をひけば、アセチルサリチル酸の量+空気中由来の酸性物質の量がもとまります。空試験では、加えた塩基の量から、逆滴定での塩酸の量を引けば、空気中由来の酸性物質の量が求まります。
したがって、アセチルサリチル酸の量は、(本試験-空試験)から求めることができます
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この回答へのお礼

空試験や逆滴定の原理があまり理解できていなかったので、勉強になりました。本当にありがとうございました。
またアドバイスをお願いします。

お礼日時:2007/06/29 15:50

>なぜ空試験をしないといけないんですか???



逆滴定だからです。

アスピリンですから、はじめに水酸化ナトリウムを入れたのでしょう。
それが消費されて、残った水酸化ナトリウムを塩酸で滴定しているので、
もともと入れた水酸化ナトウリムの量を確定しないと、消費された量が分からないからです。
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この回答へのお礼

よく理解してないまま実験をしましたので意味がわからなかったんですが、これでやっとわかりました。
本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。

お礼日時:2007/06/29 15:43

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